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新しい福音のすすめ

 福音とは神がイエスを死者の中から蘇らせたというものであったが私は復活を起点としない福音について述べたいと思う。

 その前にSphere, Azure, Orb, Globeの語を導入したい。

 Sphereとは天球を意味していて或いは天蓋のような効果を持っている。天使を始めとする霊が通過する領域という印象であるが霊はAzureにおいて固定される。AzureとはSphereの中に現れる紺碧の空を意味していて霊を留めおいている蒼穹或いは霊の溜まりを印象付けている。あらゆる場面における雰囲気を象徴している。Orbとは太陽や月を始めとする星或いは煌めく価値のようなものでありGlobeから現れるのだが更には魂から出る或いは魂の込められたものである。それは仕事ごとに与えられる珠玉のようなものを象徴していて、あらゆるSchemeに働きがける力を持っている。 Globeは地球を意味していて或いは地殻のような効果を持っている。人間を始めとする生物がその上に住んでいて部分的には魂を乗せた地殻のような印象である。なぜ魂からOrbが現れるのかと言えばGlobeそれ自体が生命のような印象を持っていて魂あるものと認識可能であるからと言える。

 言わばプラネタリウムをイメージして欲しい天球であるSphereの中に地球をイメージして欲しいGlobeがありSphereの下にAzureが、Globeの上にOrbがあるといった具合である。又はSphereの下にOrbがGlobeの上にAzureがあるといってもいい。特別な例で考えるとすれば教会についてこの四つの語を適用することができる。

教会におけるGlobeとは特に生きている信者の集いを意味している。教会におけるSphereとは天使を含め生きている信者と死んでいった信者の総体の存在する領域を意味している。教会におけるOrbとは信仰にまつわる神に対する仕事に対応づけられていて預言であったり異言或いは讃美歌を歌うことなどと関連がある。教会におけるAzureとはあらゆる場面例えば洗礼を受ける瞬間や讃美歌を歌う瞬間などに現れる空気感や雰囲気を意図していてそこに人間や天使の霊が固定される。

 更に重要なこととしてSphereとGlobeはいわば天地の関係があるのだが二つの球は部分的に見れば平面である天蓋と地殻でありその間にSchemeがあると言える。SchemeとはCanonical Ghostをその内部に充満させた時空の意味を持っていてSchemeによってその内部にある霊や魂の目的や行為の意味が変わってくる。しかし教会のSchemeを説明する前にSchemaを導入しなければならない。ここにいうSchemaとはAzureとOrbの組み合わさった結果生じるものであって、例えば教会における讃美歌のSchemaとは集会によるAzureと讃美歌を歌うというOrbが現れた結果生じる一つの絵のような意味を持っている。ここではAzureとOrbがそれぞれ場面を意味している。SchemaはCanonical Ghostを生じてSchemeに拡張される。すなわち讃美歌のSchemeとは生きた幽霊によって知性や感情や意志を有したものでCanonical Ghostが生じた瞬間にこれによる信者間の共感と価値ある場面として富を地上或いは天上に生じさせる。この場合は神に対する仕事をしたといっても過言ではないため地上には見えない富を天上に生じる。

 このようにして教会のSchemeとは様々な側面を持ったCanonical Ghostの総体と捉えることができてそれぞれの主題ごとに異なる価値や富を有していると言える。基本的にはSchemeにはそれに対応する空間が地上或いは天上にあるようなものと言え教会のSchemeに注がれる神の霊の多種多様な側面がCanonical Ghostに対応している。

ここで新たな福音としてのCross Orb AdventとChristianity Schemeについて説明したい。イエスが死に至る瞬間に彼の魂からOrbが現れて世界を覆う光の源となった。これをCross Orb Adventと言う。ヤハウェのDark Azureが世界を覆っていた時のことであるからその衝撃はある意味で凄まじいものとなった。Dark Azureは父なる神の怒りの込められたAzureであり神の子が屠られるという理不尽な仕打ちを受け入れたためにそれは仕事として存在し、唯一の永遠の命を可能にする所業としての価値を持っていた。

 Cross Orb Adventの時にはOrbとAzureの組み合わせによってRedemption Schemaが一つの場面の絵として描かれた結果神の霊それ自体というCanonical Ghostを生じ永遠かつ無限の命に関するSchemeとなり、それがChristianity Schemeすなわちキリスト教として世界を渡るようになった。すなわち復活を待たずして復活というのは避けられない真実としてその時を待っていた。キリスト教はイエスの十字架の上の業がCross Orb Adventとして結実した時に成立したと言っても過言ではないと言える。

 元々の考え方では復活を告げる天使とそれを聞いたマリア達の福音によって成り立っているとも言えるのであるが、復活は確固たる事実として預言されていた。そのために彼らは事実確認をするという意味で必要であったが彼らの存在がなければ復活は証言し得ないわけではないのである。

 イエスのOrbは唯一の永遠の命を与えるものであって、これが神の右に座す彼の左手の上に乗っているイメージである。ちなみに右手にはScepterというような王杖である。

Cross Orbはキリスト教というSchemeにおいてOrbに似たOrboidを発生させうる。というのもイエスの追従者は彼に倣うことによって永遠の命に到達する。その時の状況は最も厳しい時においてはDark Azureに似ているであろう。それは理不尽な場面における神意の漂いのようなもので永遠の命の出現を待ち受けているようである。殉教という瞬間にこそイエスへの真の追従が実現するのであって、その時にはCross Orb Adventの時のように永遠の命が下される。

 Cross Orb Adventに関連する英語の歌がここにあって、それはOrb Word God, God Get Odd, Old Knew Own, All Aim Awe, And Hold Gold, Ghost Wrest Heaven, Heard Cherub Laughというものである。その直接の意味はとりあえず置いたとしてCross Orbとは神を語る主体であり、 神を奇妙に変質させるようなものであるが古い存在は自分のものを知っていて、全ての目的は畏怖であり、霊は天国を勝ち取りケルブが笑うのを聞くというようなものである。この歌の啓示があったのが2022年の7月から8月にかけてであった。

 Cross Orb Adventの重要な点はキリスト教においてイエスの死の理由を贖いのためというものからひたすら栄光のために変えるのである。イエスが屠られたために引き換えに我々は生きるというのでは論理が飛躍しているが、Cross Orb Adventによって光が生じ永遠かつ無限の命となる神の霊がCanonical Ghostとして降ったことによって、それを支配するイエスが決定した者に神の霊が分配されるといえば筋が通っているように思える。またCross Orb Adventの時にChristianity Schemeがあってキリスト教の創始者を完全にイエスによるとの主張が成り立つ。

 福音とはある意味でCross Orb出現の音でありそれを直接耳にしたものはなかった。Cross OrbのOrboidとは所謂福音のようなものであって、福音を聞いた人々の状況に相当している。それはある種二種類の炎であってイエスに纏わる永遠の命の灯火かあるいは死に至る地獄の炎であり、どちらも神への捧げ物としての価値を有している。

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