2025/04/20am08:36
R15の警告を受けそうではある。でも夢の話なんだよね。
悪夢を見た話。※蟲とグロ注意?
今朝なので採れたて新鮮です。
おはようございます。
今朝夢を見たのでそれを書いていこうかと思います。
薄暗い部屋に中央だけ人一人分の大きさのスポットライトが当たっていて、床は真っ白。
そのスポットライトに当たっているのが1人の黒髪の少女。
平均的な肉付きで、衣類は纏っていない。
白く艶やかな肢体は、まるで穢れを知らないようだった。
恐らく10代半ばではないだろうか。
光を受けて煌めく長い髪は、放射状に床に横たえられている。
その少女は眠るように安らかな寝顔で、しかし死んではいないようで胸部を上下させている。
場面が切り替わる。
先ほどまでは光が刺さず、見えなかった壁に光源がさす。
すると壁一面がピンク色の、生々しい肉で埋め尽くされていた。
管のような肉もあったし、筋肉繊維が束になった何かもあった。
まるで皮膚一枚がめくれて、中身が露出したようなものが、そこら一面の壁を覆い尽くしていた。
私はその場にはいなかったが、壁が脈打つ様を、その光景を眺めていた。
しばらくすると腕時計サイズの黒っぽい、グレーの蟲が音もなく床を這って走ってきた。
形状は蜘蛛や蟻が近いと思う。
目標地点には少女がいると、なんとなく察した。
最初は1匹、2匹と少なかったが、気づけば白い床を一面その蟲たちでいっぱいになる。
大軍は瞬く間に少女に辿りつき、群がった。
少女の白い肢体は抵抗もなくあっけなく飲み込まれた。
私の視点は少女の真上に切り替わる。
少女は全身を蟲で覆われ、けれども生かされている様子だった。
どうやら蟲たちには意図があると見受けられる。
蟲は少女の肢体を調べているようで、少しするとへその辺りに群がっていた蟲たちが退く。
その後、蟲数匹が少女の鳩尾から女性器まで、白い肌にピンクの縦筋を作った。
少女はやはりまだ眠っているようで、胸が上下している。
ピンクの縦筋はやがて赤い数珠つながりの球を線上にいくつも作り、”裂かれた”のだと訴えていた。
それが蟲たちに伝わるとその裂け目へ、蟲たちが一斉に我先に中へ入り込む。
薄皮一枚の下に夥しい数の蟲が入り込み、絹の柔肌は蹂躙される。
布一枚の下に蠢く。まるで大蛇を彷彿させられた。
少しすると、入った裂け目からピンクの肉が引き摺り出される。
無造作ではなく丁寧に、慎重に無数の蟲たちにより運ばれる。
分担するグループが違うのか、組織化された動きで様々な虫が臓物を手際よく外へ運び出す。
まるで解体作業だった。
そして、新鮮な臓物はあの壁へと運ばれる。
壁に少女の臓物が組み込まれる。
見える範囲で上から小腸大腸辺り、次に脳と心臓、子宮。
並び替え、配列を独自に変えているようで厚みのある奥がどうなっているかは窺い知れない。
例えば筋肉繊維の管が子宮のどこかに繋がっており、それらはひどく収縮を繰り返しているし、脳と心臓は一体化しているように見える。勘違いかもしれないがそのように見られた。
けれども、問題なく蟲の意図通り繋げられたのか、少女の臓物が他の壁と同様に脈打っていた。
蟲たちは壁から退く。
そして少女だった残りに集う。
少女だったものは、臓物を失って少し萎み、血色が悪かった。
白い肌は青白く、艶かしさよりも不気味さが優っていた。
蟲たちは除かれた部分を補うように詰めていく。
やがて蟲がいなくなり、白い床には少女が1人残されていた。
先ほどの光景は幻だったのだろうかとおもうほど、何もなかった。
というのも、少女の肢体は艶やかだったし、肌色は真っ白な絹を思わせる。
唇はあざかやかなピンク色だし、肢体は中身が詰まっているように張り詰めていた。
おかしな箇所はといえば、時折幼なげな肢体の皮一枚を挟んで、蠢く程度。
蟲たちの身じろぎだろうが、ほんの一瞬、肌が競り上がる。
まあ服を着れば、問題なく擬態できそうだ。
少女?は目を開き、身体を起こす。
裸体を確かめるように首を動かし、腰を捻る。
髪がその雪のような肌を伝い、纏い、隠す。
四肢も四方に左右上下にゆったりと動かしてみる。
その都度、髪が少女の体に付き添う。
妖精が踊っているようだった。
少女がふと、手を持ち上げる。
肌から透けて見えるのは血管だ。
手のひらを眼前にかざし、光源を遮るような動きをする。
けれども、光源がいくら少女を照らしたところで、本当の中身は伺えない。
なぜなら、彼女の中身の全ては、甲殻を持った昆虫で埋め尽くされているから。
少女は自身の身体を隅々まで確認したあと、あどけない表情で口角をあげ、声無くわらった。
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10分タイマー4回鳴ったので今日はここまで。
また次回。良い人生を。