表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Linの日誌  作者: 私
27/36

小学生のわたしと虐められたT子2025/05/10pm22:41

今日は私の小学校といじめの話します。


こんばんは。


今朝は私用のために仕事前に記録をすることができませんでした。

ので、今晩書いております。

本日は土曜日。

最近は働く時間が増えて、人生の残りについても考える時間ができました。


加えて、街中でみかけるカップル、楽しそうな夫婦、子どもたちを見る機会がありまして。

楽しそうだな、なんて、当たり前の感情を感じました。


そこでふと、私の歴史、人生を振り返ってみました。

ろくなことがありませんでした。


幼稚園?のころにはすでに虐めがありまして(私は無自覚)

小中学生も虐められ。

特に小学生のころがひどく、先生から体罰は当たり前、成績もクラスで数えて一番下から数えたほうが早いという。

私の当時の小学校が特殊で、クラスの成績は掃除ロッカーに印刷張り出され、同級生はこぞってそこをみては順位を争ってました。

で、もちろん成績がいいとカースト上位に入れますが、成績バカは自然とはぶられ、陰で虐められます。

カースト上位の成績優秀者は総じて何故かお金持ちで、学校へ出資、加えて塾にも通い悠々と学生性格を送ってました。

まあ、その彼らもストレスがたまるみたいで、虐めを楽しんでました。


当時Eちゃん(女子)が、5年生の頃に転校してきた、足に障害を持った女の子T子(加えて軽度の知的障害)を虐めてました。

Eちゃんのプロフェールとしては140cmでたれ目細目のお嬢様気質なお嬢様でした。本当にお金持ちで、姉が二人、生意気な妹ポジションでした。放課後はいつもお母さんがぴかぴかの黒いハイエースを運転して、姉妹を送り迎えしていました。今書いててこんなアニメのキャラみたいな子ってほんとにいたんだなって他人事のように思ってます。

で、最初T子はEちゃんと仲良くしてたみたいなんです。よくある入りたての子を小突くみたいな、その程度だったんですが、次第にEちゃんが思いっきりT子を殴ったりけったり、そんなことが続きました。Eちゃんはバカではないので、隠れてやってたんです。教師陣や親に見つからないように。

T子は遊びだと思ってたみたいでいいようにサンドバックにされてました。


ある日の放課後、天上天下唯我独尊なEちゃんはついにやってしまいました。

あまり怒られたことが無いうえに虐めが見つからなかったので油断していたんでしょうね。

T子は足の都合上、近くのマンションに住んでいました。T子も何気に富裕層ちょっと下ぐらいの生活水準でした。


私はたまたま放課後の校庭にある、朝に校長先生が立って演説する青色の立ち台によじ登り、日向ぼっこをしてまどろんでいました。すると、女子の集団が校門目指して歩いているじゃないですか。


EちゃんとT子、Eちゃんの取り巻き5人と下校途中の出来事。

Eちゃんが普段通りT子を小突きました。(殴ったんだったかな)


T子は思いっきりよろけてアスファルトへ倒れます。

普段は取り巻きがEちゃんとT子を取り囲んで、円陣組むようにバリケートをしていたんですが、不幸にも崩れてしまったんです。

加えて、近くに15階建てのマンションが建っていたことも災いしました。


学校の校庭で倒れたT子、学校に隣接して建設されたマンション5階?から女性のヒステリックな叫び声。

一瞬の出来事でした。

「なにしてんの!!!!」みたいな言葉だったと思います。


女の子の集団は茫然。「なに?」みたいな雰囲気でした。

Eちゃんだけ”あ、まずいな”って表情でした。まさに悪役がへました瞬間そのものでした。

2分もしないうちに大人の女性が肩を怒らせ校門から登場、取り巻きや下校途中の生徒らをおしのけ、一部始終をみていたのかEちゃんにかけより頬にビンタ。


Eちゃんはよける暇もなくひっぱたかれ、地面へ倒れます。すぐ赤くなった頬を手で押さえます。あれは左頬だったかな。


その大人の女性はT子を助け起こし取り巻きの女子らとEちゃんを罵倒。そして職員室へT子を引っ張っていきました。

T子はEちゃんを見つめながら連行されてました。


後日、クラスで生徒らが集められ、朝の校長先生挨拶で匿名で生徒の虐めについて語ってました。

何分狭い学校なので噂はすぐ広まりました。

Eちゃんは涙目だし、5階からは相変わらずあの女性がみつめているのが分かりました。怖かったです。


後日談というか、なぜT子のお母さんがあの放課後Eちゃんの虐め現場を目撃できたかという話。

簡単な話で、T子の体にあざがあったそうです。

普段から足に障害がある都合上、歩き方が不自然なロボットのような、内股でぎっくしゃっく歩く彼女は転んだり、ぶつけたりは日常茶飯事だったのですが。

明らかに転んだいちではつかないような場所にあざがあったり、傷があったそうです。

夜には泣き声がするし、物はなくなるしで虐めを受けている雰囲気を感じ取ったそうです。


そもそも5年生のよくわからない時期に転校してきたのも、前の学校で虐められていたそうな。

で、学校でしばらくなじんでいるようで安心していた矢先、体に傷跡が増えて物もなくなったということで、住んでいるマンションから愛娘を見張っていたそうです。


まあ結局なんですけど。

お金持ちで出資もしているということで、言葉で先生から注意され、握手で仲直り。

そんな感じで終わりました。


みたいなエピソードは氷山の一角で。

僕の中で小学生が一番、人生の中で濃い思い出でした。悪夢といってもいいでしょう。


毎日”こんな学校辞めてやる” ”学校へ行きたくない”と思ったことはないと思います。

虐められていたからじゃないんです。

勉強量が多すぎて、授業へついていくのに必死で。

辛くて辛くて虐めどころじゃなかったっていうのと、そもそも友達がいなかったので、”まあこんなもんなのかなー”と当たり前だったのです。日常でした。


隣の席は女子なのですが、私は机から離されるし。

体育の授業で二り一組を作れと言われたら100%余ります。

先生は気にも留めません。


なので、当たり前だとおもってました。いまではアニメで描かれる虐めそのものを当時の私は享受しておりました。でも生きてるのでなんだかんだ虐めなんて所詮その程度です。


それではまた次回、良い人生を。

面白かったなら小学校ネタまだまだあるので、書いていこうと思います。

ネタが尽きたときもこのネタに頼ります。


本当に生き地獄でしたね、小学校。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ