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Linの日誌  作者: 私
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けさのはなし

水面を見上げるような、朧げの意識の中思う。

がんばるんだろう?


意識の途絶える直前までの決心は何処へ行ったのか。

嗚呼、寒い眠っていたい。

確かな温もりのある床を這い出て、また傷付くのか。


もう嫌だ、と毎朝口を垂れる自分が憎かった。

これ故に今朝は少しの努力をした。


1時間の早起きだ、自己ベストを更新したではないか。

朝風呂へ向かった、これも自己ベストを更新した。

電話の返答も、着替えも出勤の準備も。


その足で神社へ向かった。

道中小学生の隊列に会った、不快でなかった。

曇り空だったが、不思議と嫌悪感はなかった。


鳥居を潜る前に一礼した。


足取りに迷いはなかったし、何を言おうか既に考えていた。

お賽銭を狛犬に。1円だけれど。

そして、お賽銭箱に銅貨を入れる。


感謝と、これから努力する項目を述べる。

数分だろうか、合掌を解いて踵を返す。


鳥居を出て一礼、会社へ向かうべく歩き出す。

小粒な水滴が降る。傘を刺すほどではなかった。


さて、今日を頑張ろう。

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