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VRMMO 【Original Skill Online】  作者: LostAngel
28/83

第二十八話

2023/09/10 一部を修正、加筆しました。

【第二十八話】


 サイド:グレープ


 トーマ、ハッパと別れた俺は、鉱山に向かって街道を歩き始めた。


 そして道中、足を動かしながら、師匠から言われたことを思い出す。


『グレープは向こう見ずだ。【自己再生】があるからと、敵を観察せずにただ突っ込む。


 それでは、いつまで経っても成長しない』


 確かに、その通りだと思った。


 あのときの俺は魔物との戦いに勝てず、死に戻りを繰り返して、ヘラヘラしながら遊んでた。


 基本ソロだし、誰に迷惑をかけるわけでもない。攻撃力のあるスキルではないから、強靭な魔物に勝てないのは当然だ。


 それでも、十分楽しかった。


 だけど…。


『そんなプレイスタイルで満足してるのか?俺には考えられないが、どう遊ぼうが人の勝手だしな。とやかく言うつもりはない。いや、今さっき批判したな。悪かった』


 いや、師匠の言う通りだ。


 強かったら、もっと楽しいはず。もっとOSOが面白くなるはず。


『なに?弟子にしてくれ、だと?そんなめんどくさいこと御免だ。断る』


 第一回、『悪魔』のイベントが終わって数日後くらい。


 師匠とはフィールドで偶然出会った。


 俺が魔物に負けまくって何度も死に戻りしているところに、師匠が通りかかったのだ。


 運命だと思った。


 俺が強くなれるかどうかの分岐点が、今ここにあるような気がした。


『なに、それなら勝手についていく、だと?…分かった、分かった。師匠呼ばわりはやめてほしいが、少し立ち回りを教えよう。グレープは俺の戦い方を真似してみろ』


 師匠は心底めんどくさそうだったが、ぶっきらぼうにそう言った。


 その後、俺に戦い方を見せるようにして、師匠は魔物と戦い始めた。


 それはもう、めちゃくちゃに強かった。


 体の動かし方、剣の振り方、視線の動かし方。


 そのどれもが、俺とは全く違った。


 俺も師匠みたいになりたい。


 そう思い、見様見真似で師匠の戦い方を実践した。


『…少しはマシになったな。もっと練習したら、今度は自分で考えながら動け。一つ一つの行動に、意味を持たせろ』


 師匠の言うことは的確で、俺が考えてもいないことだった。


 しかし、俺はたった十分ほど教わっただけで、今まで手も足も出なかった魔物を倒せた。


『別にフレンドにならないとかじゃない。師匠呼ばわりをやめろと言っているだけだ。都合が合えば、これからも一緒にプレイしよう』


 ただ、師匠として指南するのはこの場限りだと言われた。


 もう教えてもらえない?


 最後になるなら、せめて名前を聞きたかった。


『名前?ああ忘れてた。同じフルーツの名を持つ者として言っておかないとな』


 俺は今日まで、その名を忘れたことはない。


 というか、忘れてもフレンドリストを確認すればいいんだけど。


『俺はオレンジ。みかんが大好きな、ただのゲーマーだ』


 

 ※※※


 

 つい数週間前のことを考えていると、俺はいつの間にか鉱山に着いた。


 目の前には緩やかな斜面が広がっている。


 これから山登りだ。といっても頂上ではなく、鉱山の中腹にある廃坑の入口を目指す。

 

 ここから街道を外れるから、魔物との戦闘が多くなっていく。


 気を引き締めなきゃな!


 師匠に、じゃなくてオレンジに教えてもらったことを活かして、『サクラ個体』が相手だろうが勝つ。


 そう思って一歩踏み出した瞬間…。


「おいお前、グレープとかいうやつだな」


 不意に、耳元から声がする。


 いつの間にすぐ後ろに!PKプレイヤーか!?


 俺は足を止め、剣を引き抜こうとする。


「…ぐっ!」


 しかし、右手をかけた剣の柄を後ろから押さえられる。


 剣士は密着されるほど接近されると弱い。武器の剣を封じられるとなおさらだ。


 それを知っているとは…、こいつ、できる!


 かなりのやり手だ!


「安心しろ、殺すつもりはない」


「お前は誰だ!?」


「俺は、『魔王』と呼ばれている者だ」


 『魔王』って、最悪のPKプレイヤーの、あの『魔王』か!?


 流石の俺でも、βテストでの彼の悪行は知っている。


「信用できないな!『魔王』の名を騙った偽物かもしれないだろ!」


 トーマは言っていた。PKプレイヤーの言うことを真に受けてはいけないと。


 NPCの盗賊やプレイヤーによるPKは何度か経験がある。


 多くが無言で襲いかかってきたり、馬鹿正直に名乗りを上げて襲いかかってきたりしたが、『魔王』に成りすますやつがいないとも限らない。


「お前が俺をどう思おうが、どうでもいい。問題は、お前がここに一人で居るということは、トーマは来ていないということだ。当てが外れた。俺の時間をどうしてくれる?」


 なんて警戒していると、支離滅裂なことを言って責めてきた。


 なんで俺が小言を言われなきゃいけないんだ?


「意味わっ…!かんっ…ねえよっ……!」


 意味が分からないが、時間稼ぎにはなる。


 俺は反論しながら腕に力を込めて剣を抜こうとするが、『魔王』の押さえる力が強すぎて、拘束から逃れられない。


「別に分かるように話していないから、問題ない」


「……俺とまともに話す気ないだろ」


 この理解不能な話を好き勝手に展開する感じ、トーマに似ている。


 俺の勘が間違っていなければ、知り合いだろうな。


「トーマがどうとか言ってたが、何か用だったのか?俺が代わりに伝えといてもいいぞ!」


 こうなったら、もうやけだ。


 キルされてもいいから、少しでも話を長引かせて情報を引き出そう。


「用というほどのことはない。魔物を放つついでに殺そうと思っただけだ」


「おまえええっ!」


 再度抜け出そうと試みるも、やはりダメだ。


 魔物を放つって、一体こいつは何をするつもりなんだ?


「主要なダンジョンとゴブリン領との境界は、我々【魔王軍】が占領する。お前たちプレイヤーが自由に狩りをすることは許さん」


「何言ってやがる!」


 本当に理解不能だ!


 そんなことしたら『サクラジェム』が集められなくなるだろ!


 それに…。


「楽しくねえだろっ!そんなん!」


 俺はそう言い放ち、勢いよくしゃがみ込む。


 魔王の腕から逃れた俺は前に転がり、振り返りながら剣を抜いて背後を斬り払う。


「ちっ!」


 かわされた。


 先ほどまですぐ後ろにいたはずなのに、『魔王』は数十メートルほど離れた街道の上に立っている。


「先ほど、俺はお前を殺さないと言った」


 そして呟き始めた『魔王』はいつの間にか、本を手にしていた。


 革製か、黒い背表紙の本。


 『魔王』のスキルはあれをどうこうする感じか?


 くそっ!こんなことになるなら、トーマから要注意人物について聞いておけばよかった!


「だが、こいつらはどうかな?『ハイプレーンウルフ・ソニック』、『ハイプレーンウルフ・ソニック』、『ハイプレーンウルフ・ソニック』…」


 本を開き、魔物の名を何度も口ずさむ『魔王』。


 聞いたことのない名前だ。


 言葉を詠唱して発動するタイプなら攻撃しにいきたいが、スキルの正体が分からない。


 うかつに攻めるのは自殺行為か…?


「『ハイプレーンウルフ・ソニック』、『ハイプレーンウルフ・ソニック』…」


 本が光る光る。また光る。


 光が止む度、『魔王』の前に狼の魔物が増えていく。


 魔物を召喚している?


 もしかして、これが『魔王』のスキルか!


「…『ハイプレーンウルフ・ソニック』。都合十体。これくらいでいいだろう」


 『魔王』の傍らに十頭の狼が召喚された。


 灰色の毛並みを持つ、細身の狼だ。それが十体。


 単独であっても、明らかに今まで戦ってきたどの魔物よりも強い!


「狼たちよ。この山の中腹にある廃坑に行き、中にいるプレイヤーを皆殺しにしろ」


 何ともないような口ぶりで、『魔王』が狼の魔物たちに指令を出す。


「ウォンッ!!」


 命令された狼たちは短く吠えると、こちらに向かって走ってくる。


 速い!


 俺を通り過ぎて、後ろにある廃坑に向かうつもりか!


「ここで戦って死ぬか、逃げきれずに死ぬかはお前次第だ」


 『魔王』はそう言うと、くるりと振り返って街道を歩き始める。


 どこに行くつもりだ!?


「待てえええっ!」


 俺は叫ぶが、一瞬で狼の波に飲まれた。



 サイド:ハッパ


「はえー、いっぱいいるねえ!」


「でしょ、いつもこうなのよ」


 数百メートル先にひしめくゴブリンの群れを見ながら、ウチは歓声を上げる。


 今ウチは、一緒の馬車で仲良くなったリーパーと一緒に、目の前に広がる圧巻の景色を眺めている。


 聞くところによると、彼女はあるクランに所属してるんだけど、そこのクランマスターに無理やり言われてゴブリン領に来たらしい。


 クラン勤めも楽じゃないってことだね。


 やっぱり、ソロの方が気楽でいいよ。


「ま、そのストレスも戦って晴らしちゃおうよ」


「そうね」


 勝手によじ登った馬車の屋根の上で、ワイワイ話すこと数分。


 やっと目的地に着いた。


「足元に気をつけるのよ」


「は~い」 


 リーパーはお母さんみたいなことを言う。


 ずっこけるなんてヘマ、するわけないじゃん。


 …大丈夫だよね?


 しっかり足元を見ながら、ウチは屋根から降りた。


 これでウチとリーパーを含む、人ゴブ戦争に参加するプレイヤーたちがゴブリン領との境界近くに到着した。


「ふい~、やっと地に足が着いたね」


 ウチは大きく伸びをして、紅蓮に輝く杖を握り締める。 


「気を引き締めて、これからが本番よ」


 隣のリーパーは大きな鎌を持っている。


 戦闘では振り回して戦うんだって。かっこいいね。


「【天候魔法】!一分後にいきまーす!!」


 早速、ウェザーさんという、【天候魔法】を使う魔法使いの女の人のかけ声が後ろから聞こえる。


 今日は【天候魔法】の発動が開戦の合図らしいよ。


 いつもと違って、魔法を先に撃つんだって。


 理由は、ゴブリンたちの中に強力な『サクラ個体』が混じっているかもしれないから。


「彼女の魔法、すごいわよ」


「そうなんだ!楽しみ~」


 【爆発魔法】も楽しいけど、他の人のスキルを見るのも好きだ。


 ウチは見逃さないように、前方に視線を向ける。


 まだゴブリンは遠くにいるし、おしゃべりする時間は充分にあるね。


「ところで、リーパーのクランハウスはどこにあるの?」


「秘密よ」


「え~、ケチ!」


 遊びに行きたいのに!


 ウチとリーパーは雑談しながら、【天候魔法】が発動するのを待つ。


 ふと空を見上げると、空を覆う雲が徐々に厚くなっていく。


 そして、きっちり一分後。


「いきます!『メガトン・ヘイル』!!」 


「ヘイル?何それ、英語?」


「今に分かるわよ」


 ウチはリーパーの方を向いて聞いたけど、意地悪で返された。


「ねえ教えてよ、リ~パ~」


「シャキッとしなさい。もう少しで戦いが始まるのよ」

 

 ウチらがうだうだやっている間に、曇り空から何かが降ってくる。


 それは、氷みたいな灰色の塊だった。


「あれってもしかして、ひょう!?」


 大きい。ものすごい大きい。


 SF映画で見たことある、バカでかい隕石ぐらい大きい。


 『メガトン・ヘイル』はつまり、メガトンなひょうってことか。


「こりゃすごいね!ゴブリンなんて一網打尽で倒せちゃうじゃん」


 メガトンなひょうは戦線の奥、境界線のゴブリン領側に向かって落下を続けている。


 ゴブリンたちも捕捉したみたいで、ギャアギャアと騒ぎ出したみたい。高いキーキーとした声がうっすらと聞こえてくる。


 そりゃ慌てるわけだ。


 でっかいひょうが自分たちに向かって落ちてくるんだから。


「ずいぶんと派手な開会式ね」


 リーパーが皮肉を言う。


「『サクラ個体』はアレを耐えるかもしれない!充分に警戒してあたってくれ!」


「「「おうッッッ!!」」」


 さらに【英雄の戦禍】のマスター、マスターさんが大声で指示を出し、クランメンバーたちが一斉に頷く。


「クランマスターのマスターさんって、面白いね」


「緊張感ゼロね、ハッパ…」


 失礼な。これでも心臓バクバクですよ~、だ。


 なんてリーパーと話しているうちに、ひょうがもうあんなに近くに!


 本当に大きい。


 あんなのが落ちたら、ゴブリンたちはひとたまりもないだろうね。


 こっちには来ないよね?


「衝撃に備えろっ!」


 クランマスターのマスターさんが警告する。


 クランマスターの、マスターさん。 


「ふふっ、ふふふ」


「ほら、姿勢を低くして」


 一人でおかしくなって含み笑いを漏らしていると、リーパーが頭を押してくる。


「痛いって、自分でできるよ!」


 グイグイと押してくるので、ウチは観念してその場にしゃがみこむ。


 本当にお母さんみたいだね、リーパーは!


「なによニヤニヤして。また変なこと考えて…」


 ドガアアアンッ!


 瞬間、大きな音と光が爆ぜる。


 それとほぼ同時に、ゴブリンの方を見ていたリーパーが絶句する。


「なに!?落ちた!?落ちた!?」


 リーパーの体で隠れてて、ウチは前が見えない。


 せっかくなら、ひょうが落ちる瞬間を見たかったのに!


 あれ?


 でもこの音って、どこかで聞いたことがあるような?


 ドガアアアンッ!


 さらに、なぜかもう一度同じ音と光が放たれる。


 続けてもう一回。またもう一回。何回も何回も。


 まさか、あんな大きなひょうがいくつも落ちてきたの!?


「ちょっと、放してってば」


「あ、ごめんなさい。それよりハッパ、あれを見て」


 リーパーはようやくウチを押さえる手をどけて、空の一点を指す。


 え、空?


 地面じゃないの?ひょうが衝突したんじゃないの?


「もう、今更衝突した跡を見てもつま…、え!?」


 リーパーに言われ、空を見上げたウチは絶句する。

 

 ドガアアアンッ!


 再び、音と光が爆ぜる。


 未だ落下を続けるひょうの表面で。


 あ。ひょうのひょう面だって、面白いね。


「って、私の【爆発魔法】じゃん!」


「ええ、そうよ」


 リーパーは私のスキルのことを知っていたみたい。有名人はつらいよ。


 って、そんなことは今はよくて…。


 なぜか分からないけど、ウチの【爆発魔法】がひょうに向かって幾度となく放たれているようだ。


「でも、どうしてウチのスキルが…」


 マスターさんの説明にはこんな段取りはなかった。


 だとすると…。


「そんなことありえるの!?」


 だとすると、ゴブリンが魔法を使っているの!?


「まずいわ、ハッパ。想定外の事態だし…」


「…」


 リーパーの切羽詰まった声に、ウチは頷きだけで返す。


 徐々にではあるけど、爆発はひょうを削ってる。


 あと数回爆発が起こったら、とんでもないことが起きちゃう!


「総員、撤退しろ!」


 ちょうど、マスターのマスターさんが言うのと同時くらい。


 もう一度、ウチが【爆発魔法】を使うときに発する音と光が広がる。


 そして、大きなひょうの塊が、いくつもの欠片になって割れた。


 色んな方向に飛び散って、まるで花火を見てるみたい。


「なに見とれてんのよ、ハッパ!今すぐ逃げるわよっ」


 そう言って、リーパーがウチの手を引いて後ろに引っ張る。


 すると、砕け散った破片の一つがヒュウウウウと空気を震わせ、ウチらの近くに落ちてきた。


「きゃっ!」


 激しい揺れが襲い、ウチはすっ転ぶ。


 はずみで、前にいたリーパーを巻き込んじゃった。


「ごめーん、リーパー!」


「もう、仕方ないわね。…え?」


「どうしたの?」


「あれ…」


「あれ?」


 手を貸してもらって立ち上がったウチは振り返り、リーパーが指す背後を確認する。


 あらきれい。


 全身ピンク色に染まったゴブリンが、こちらに向かって走ってきていた。


「あれが…、サクラゴブリンだっけ?」


「サクラゴブリンじゃなくて『ゴブリン・サクラ』よ。って、そんなことはいいから、早く逃げましょう!」


「いや、間に合わないよ」


「え?」


「逃げらんない。ひょうの破片がウチら側にも落ちてきてるし、なにより『ゴブリン・サクラ』の走るスピードが速すぎる」


「急に冷静になられると困るけれど、確かにものすごい脚力ね。もうすぐここまで来る」


「リーパー」


「なによ?」


「ウチらは戦線の一番前にいたよね?」


「そうね。ハッパの魔法が危険だから、前に出ざるを得なかったんだけど」


「じゃあ、ウチらがしんがりってやつを努めなきゃいけないわけだよね?」


「ええ、そういうことになるわね」


「じゃあ、戦おうよ」


「なにがじゃあ、なのよ。ハッパは今日初めて会った、よく知りもしないプレイヤーたちのために死ねるっていうの?」


「死ぬかどうかは分からないけど、死ねるよ!ウチ死に慣れてるから!」


「…流石は『爆破の魔女』ね」


「いや~、それほどでも~」


「褒めてないわよ」


「じゃあ、リーパーだけでも逃げていいよ?」


「いいえ、戦わないとは言ってないわ」


「…ありがとう」


「礼には及ばないわ。やるからには勝つ。それだけよ」


「うん!」


 落ちてくるひょうと『ゴブリン・サクラ』が迫るこの状況、おちおちしていられない。


 ウチとリーパーは、矢継ぎ早に作戦会議をする。


 そして今、決意が固まった!


 二人で絶対に勝って、『サクラジェム』を手にするよ!


 迫りくる『ゴブリン・サクラ』に向かって、ウチらはそれぞれの武器を構えた。

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