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プロローグ
「うーむ、なんか違うなぁ」
「クーラーが壊れたからって私の家に来てずっとスマホいじって、やっと喋ったかと思ったらそんな言葉?
追い出されたいの?」
「あぁ、まじごめん。ちょっと小説書いてて。」
「あんたまだラノベ作家になるの諦めて無かったの?」
「当たり前だろ?成功すればお金になるんだし。」
「まだ一回も投稿したことないのに?」
「それは…」
「私達JKなんだよ?もっとそれっぽいことしようよ!」
「ゴリゴリの腐女子のおまえが何言ってんだよ。」
「ゲーム廃人兼ラノベ廃人のあんたにだけは言われたくないね。」
「そんなことよりなんかラノベのアイデアくれよ。全然思いつかないんだよね。」
「どこまで書いたの?」
「冒頭だけとりあえず書いたんだけど…」
「ちょっと見せてみてよ。」