デートPart2
プールが終わり彩音が
「水音ー疲れた」
「じゃあおんぶしてあげようか」
まあ...冗談だけど
「じゃあお言葉に甘えて」
ちょ...冗談だったのに
「彩音、意外と軽い」
「ちょっとそれ、どいう意味」
「なんでもないよー」
まだ今は、人通りが少ないけど駅の近くになったら降ろそ
「じゃあ、次は江ノ島の恋人の丘に行こっか水音」
「うん。って17時までだよ早くしないと」
「しゃあない。タクシー」
タクシーって彩音...
「私あんまりお金ない...」
「大丈夫私が出してあげる」
「え...でも」
「じゃあこんど、水音の手作り弁当作ってきて」
「そんなんでいいの?」
「いいもなにも私にとってそれが一番嬉しいから」
彩音...そういえば彩音の好きな食べ物ってなんだろう
「彩音、好きな食べ物ってある?」
「魚全般かなあ...肉はあんまり好きじゃないから」
「そっか。じゃあ魚を使った弁当作ってくる」
「楽しみに待ってるねえ」
話しているうちに江ノ島へ着いた
「はあ、ギリギリ間に合った」
「今度は時間に余裕持ってこないとね」
「でも、綺麗だねえ」
「本当に綺麗...水音が」
「え?」
「あーいやついつい、あはは」
水音見てたらつい口走ってしまった
「あー水音、これ南京錠」
「南京錠?」
「そう。永遠の愛って意味で有名らしいよ」
「へーそうなんだ。私たちもやっていこうか」
永遠の愛か...私たちの関係がいつまでも続きますようにと願った彩音だった
「じゃあ...時間ないけど、最後に水族館行く?」
「今からかあ...うんせっかく来たし。パパッと見よ」
人もすくなってきて私たちは、手を繋ぎながら水族館を見て回った
「彩音、私最後にペンギンみたいなあ」
「ペンギンの前にプリクラ撮らない?」
「思い出を残すのに、いいね撮ろう」
ペンギンを見に行く途中にプリクラを撮れるので立ち寄った
「水音こっち来て」
と手招きする彩音
「よっと」
「え、彩音なにしてるの」
「なにって、お姫様抱っこ」
「恥ずかしいから降ろして」
「だーめ。小説のネタを考えるんでしょ」
「うー...それはそうだけど」
万が一学校の人にでも見られたらあ...
「じゃあ今度は、キスしながら」
「もう...結局彩音はキスしたいだけなんだから」
と言いつつ私もしたいんだけどね...
「はあ、楽しかった」
「どうする帰る?」
「いいや。まだまだお楽しみはこれから」
彩音に連れられて来たのはレンタル着物屋だった
「夜は由比ガ浜に行って、着物デートしたいなあって思って」
「着物かあ...私初めて着るかも」
「でしょ。貴重な体験だから着ようよ」
着てみるのも悪くないか
そして着替え終わり...
「水音、似あってるよ」
「ありがとう。彩音も似合ってるよ」
「じゃあ行こっか」
デートはまだ少し続きそうです