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シルバーオーヴと異世界最果ての楽園  作者: 露天浮録
【第1章】 厄災を呼ぶ妖精少女 篇
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モノローグ 遠い夢の中で




目の前に、綺麗な景色が広がっている。


花畑。どこまでも永遠に続いているようだ。

風が、優しく吹き、無数の花たちはゆらゆらと揺れる。


その中を歩いていた。

風が語りかけてくるように再び吹きつける。


その声を聞いてみる。


何を望んでいるのだろうか。

私に。



さらに歩く。さらに進む。


ふと立ち止まった。


数ある花の中で一輪を摘み取ろうと手を伸ばす。



指先が花に触れようとしたその時、


全ての花が血を吹いた。

瞬間、世界は真っ赤に染まる。


花畑は血の海に変わってしまった。



手についた血を見つめる。その中に沈む一輪の花。


指先は微かに捉えていたのだ。



足が固まって動かない。


何かが背後から忍び寄ってくる。




こわい。

足が動かない。


逃げることもできない。


振り返ることもできない。


こわい。こわいこわい。

こわい。



何か はすぐ後ろに立っていた。


そして耳元で囁く。
















「- おまえは人間じゃない。」



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