表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/134

追跡

ようやく空港に着いた。すぐに、警察に捜索状況を確認し、まだ良美様が見つかっていない事を知る。

思わず舌打ちしてしまう。

私は、空港内に設置してある監視カメラの閲覧許可を取りすぐさま確認していく。

最初は国内線、国際線の搭乗口近辺の監視カメラに限定して確認していくが、良美様の姿は映っていない。何度も繰り返し見て確認していく。時間だけが過ぎていく。

「ここ以外に搭乗口はないのですか?」

まあ、ないのはわかっているのだが、苛立ちまぎれに聞いてみる。

「はい、搭乗口は国際線、国内線ともに今お渡しした分のみです。」

「そうですか」

空港関係者が怯えたような眼差しを私に向けながらこたえる。

「そこにいても邪魔です。必要があれば呼びますので、下がってください」


いきなりやってきて空港内の監視カメラを見せろとやってきた男がいた。無理に決まってると思っていたら許可がでて、関係者以外立ち入り禁止の部屋の中で確認していく。どうやら、警察、警備員が総出で探している人物を探しているらしい。

だけど、空港の1日の利用人数わかってるのか?

うちの空港は特に大きいのだ。その中でたったひとりを見つけるのは砂漠の中で砂金を見つけるに等しいのではないかーーー

って話しを社員食堂で同僚としていた。

同僚も勿論、この捜索に手を貸している。

お互い忙しいのに理由も知らされず仕事を増やされいらっとしていた。そこに若手の女性社員がやってきた。

「先輩、お疲れ様でぇす。」

キャピって感じの話し方は若さ故か?

「聞いてくださいよ、先輩!」

「なんだよ?」

「さっき、プライベートフライトがあったんですけど、そのオーナーが、チョーーーイケメンってか王子様って感じでぇ」

『…』

同僚と顔を見合わせた。

「なあ、そのオーナー、女の子連れてなかった?」

同僚が恐る恐る聞いた。

「あれ、先輩も見たんですか?なんか、ふわっとした感じの、可愛らしい女の子を連れてましたよ。なんか、腕組んでてラブラブな感じでしたぁ」

同僚と自分、どちらがあの無表情な男の元へいくか暫く言い争うのだった。


プライベートフライトなんで一番先に確認させろよ!思わす大声で怒鳴ってしまった。

すぐさま確認すると、予想通り、良美様が映っていた。そして、見知らぬ男が4人。うち一人があろう事か、良美様に触れている!

すぐさま、4人の顔を打ち出し身元を洗う。

あっという間に、4人の名前と彼らの行き先がわかる。彼らが旅立ってから実に4時間後、私も彼らを追いかけ日本を飛び出したのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ