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味方

作者: 星川 海愛希


私の味方はこの世に何人いるのだろうか。


私が信じている人は二人いる。

二人と言っても、一人は空想の人物だから現実世界には一人だけ。

その人物は、私の味方になってくれている。


その人以外に味方になってくれてる人が一人いる。

でもね、その人は自分が可愛いだけなんだ。

私が与える多くの情報から、私を自分と同種と見做すと、自分の悲劇を撒き散らし、味方になると言ってくる。

そして周りの同情をも求め、それで仲間を作った気でいる。

その人は私の味方になったわけじゃない。自分が同情されたいが為に味方になったフリをしている。


それに気づいた私はね、その人のことを信じないと決めた。


だからね、私が心から信頼できて、味方になってくれる人物は一人しかいない。


あなたはこんな私を哀しい人って思うのかな?

私はね、信頼してる人が味方であってくれるだけでとても幸せなんだ。

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