表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

商人の護衛なんてもろ旅じゃないですか!

ついに言語理解がチートという姿を見せれた!

ようやくテンプレ卒業のお話。

昨日のようなスライム討伐のクエストをこなして三日たった。

「アオイ君、Cランクに上がりたい?」

「旅がしたいので、ランクが上がることによって厄介がなければ。」

「アオイ君がなんでそんなに旅にこだわるかわからないけど、厄介はないよ。」

そりゃあ自由な一人旅なんてずっと求めていたものだからですよ。

…あれ、でも何で前世でも始めたんだっけ?…

「…ア…イ君!…アオイ君!」

「あ、すいません、考え事をしてて。」

「もう…しょうがないんだから、…で、ランクアップしたい?」

「はい!したいです!」

「じゃあこの以来の中から一つ出来たらランクアップとします!」

「わかりました!」

どうやらCランク以上のランクアップには冒険者ギルドが定めた依頼をしなければならないらしい。

「じゃあ、Cランクのワーウルフの討伐か、商人の護衛、虹の蝶の鱗粉採取。どれかを選んで!」

ワーウルフは勝てるかわからないし、虹の蝶は見てみたいけど難しそうだな。

よし、ここは一択だな。

「じゃあ商人の護衛にします!」

商人の護衛なんてもろ旅だしな。

「やっぱりそれにしたか…これやる人少ないんだけどなぁ。」

だんだんティフルさんには旅が一番な事ばれてきたか。

「じゃあこのクエスト受注してくるね!」

「はい!ありがとうございます!」


一日後


「今日護衛をします。アオイです。」

「今日護衛されるマートだ。よろしくな。」

マートはいかにも商人って感じの人だな。

「今日は隣町まで護衛してもらう。」

「わかりました!…こんな見た目ですけどマートさんはけなしたりしないんですね。」

「まぁティフルも堅実な仕事するのよあの子って言ってたしな。」

なんか恥ずかしい。

「一個だけ森越えるからあっちで一泊してから帰ると思う。」

「わかりました!」

まぁでも馬車だしな。特にモンスターにも会うことはないか。

…そう思っていた時期が俺にもありました…


森にて


ガサガサ

「モンスターか?」

「おそらく…マートさんは一回奥に。」

「わかった。」

ガサガサ…

ガシャーン!!!!!!!!!!!

「えー…ナニコレ?」

マートさん音と姿で気絶しちゃってるし…

何かバケモンみたいに強そうな狼いるんすけど。

とりあえずできるようになったことやってみるか。

「『ステータス(情報)!』あいつのステータスを見せてくれ!」

まず一つ目。言語理解によってステータスと意思疎通ができるようになった。

俺が勝手にお願いしてるだけだけどな。


名前 なし LV883

性別 女

年齢 565歳

種族 神狼フェンリル

装着物 なし


アビリティ

攻撃:2032

魔力:1836

俊敏:3226

耐久:1934

体力:2337

知力:4352

幸運:2765


持ち物:なし


スキル

《神風断》

《状態変化》

《必断爪》

《魔力変換》


魔法

《ウィンドカッター》

《スカイウォーク》


称号《神の名を持つ者》:全ステータスが3倍となる

  《世界最強》:相手に勝ち続ける限り全ステータス15倍


はいー格上、詰んだー

何称号の世界最強って、効果ふざけすぎだろ。

「できることをやるしかない…か。」

「『ステータス(情報)!』俺のステータスを塗り替えろ!」

「承認しました。何を塗り替えますか?」

「全アビリティを+10000!女神からの寵愛を受けし者の効果を25倍に!」

「承認しました… 塗り替え完了。」

へ?

何かできちゃったよ?

ステータスと話せるようになったからできるかな?と思ってふざけただけだったのに。

ワンちゃん勝てる?

「おい!おぬし!ちょっと儂を倒そうとするのはやめてくれ!」

へ?誰?

「儂じゃ!フェンリルじゃ!」

「え?!フェンリル?!」

「あーそうじゃ。フェンリルじゃ。」

マジでしゃべってるじゃん。言語理解便利すぎでは?

「なんか面白そうな雰囲気のものがいるな、と思い全速力で駆けてきたのに、

 いきなり、儂の何倍も強くなるもんじゃからな、驚いたぞい。」

「あの?この後ってなんかありますか?」

「ん?あーそうじゃ、儂はおぬしについていくことにしたぞい!」

「ちょっと待ってください!何でですか!」

さすがにこの姿だと無理だぞ!?

「儂がおぬしに一目ぼれしたからよ!」

「へ?」

「おぬしのその美貌!その強さ!何といっても性別が男!」

えー?????

「いやいやいや!だとしてもその姿じゃ無理ですよ!」

「あー人になればいいのか?」

あ、思いだした。なんか状態変化みたいの持ってた気が。


ボンッ!


…そこに現れたのは、一糸まとわぬ姿の銀髪の美少女であった。

「ちょっ!服!服!」

「あーこうすればいいのか?」

「体が服に?」

「状態変化というスキルでの、姿を変えることができるんじゃ。」

まぁ知ってるんですけど。

「これでついていけるな!」

あー一人旅終了のお話。

【称号:世界最強を手に入れました。】

あー人卒業のお話。

「とりあえず、マートさん起こすか…」

もうこの時点で、この世界に敵がいないことに気付くのはまだ遠い話。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ