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首の女  作者: ツヨシ
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山に行った。

彼女と二人で。

俺も彼女も山が好きだ。

それが理由で付き合っていると言っても過言ではない。

小さな川の河原で、二人で写真を撮った。

見てみて驚いた。

俺と彼女の間に、若い女の首があるのだ。

首だけで浮いている。

はっきりと写っていた。

びっくりするほどかなりの美人で、その眼力が半端でない。

「なにこれ、気味が悪いわ」

「なんかの不具合だよ。気にすることはないさ」

俺も無茶苦茶気味が悪かったが、何事もない風にふるまった。

「そんな写真は削除しといたほうがいいよ」

「わかったわ」

その後はそんな写真などなかったかのよう、山を満喫した。


数日後、気づいた。

ネットである写真が話題になっている。

それはあの山で撮った写真だった。

けっこうバズっている。

さすがに俺と彼女にはモザイクがかかっていたが、首だけで浮いている女にはモザイクがかかっていなかった。

――あいつ、削除するといったのに、ネットにあげていたのか。

さまざまなコメントがされていた。

大半は「はっきり写りすぎている」「フェイクだ」と否定する声が多かったが、中には「本物も心霊写真だ」と主張する声もあった。

それ以上に多かったのは、首だけの女がとにかく美人だと言う声だ。

「その辺の女優より断然きれいだ」「ぜひ嫁に欲しい」などのコメントが数多くあった。

バズった一番の原因は、なんと言ってもこの女の美貌だろう。

みんな美人には関心が高いのだ。

――それにしてもこんなに注目されるなんて。

俺は彼女に電話した。

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