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エッセイ

BB弾は我らの宝玉

作者: 七宝

 こないだあーし散歩してたらさぁ、急に後ろから誰かに撃たれたわけ。でぇ、「は? マジ卍、チョベリバ」って思って後ろ見たらさぁ、なんかガキがいたのね。よく見たら右手にマシンガンみたいなの持ってんの。


「どうだ! ダンボールも貫通するんだぞ!」


 こんなこと言ってるわけ。どーりでクソ痛いわけよ。

 だからあーし言ってやったの。


「危ないから人に撃っちゃだめだよ?」


 そしたらそのガキ、


「うるせー死ね!」


 ってカンジで叫んでもう1発あーしのお腹に撃って走ってったの。チョーウケるんですけど。









 怪我ゎなかったけど、正直ちょっとショックだったょ。





 はぁ、、







 もぅまぢむり。。。






 涙出てきた。。





 懐かしいなぁ。。。。



 あーしにもあんな頃があったなぁ。。。




 あ、いや、人に当てて遊んでたんじゃなくて、BB弾が出るエアガンで遊んでたってことね。


 その昔、私はBB弾が大好きだった。


 諸君の中でBB弾といえば何色だろうか。私は黄色だった。ゆで卵の黄身のミニチュアのような、あの少しだけオレンジがかった黄色いBB弾がメインだったのだ。


 公園や神社に遊びに行くと、ついでに落ちているBB弾を探したものだ。ほとんどが先述した黄色のものばかりなのだが、まれに緑や白のものが見つかることがある。この頃の我々はそれがなによりも嬉しかった。


 新しければ新しいほど弾に光沢があり、緑のものは宝石のように見えた。古くなって砂に埋まっているものはグリーンピースのミニチュアのようだった。シュウマイのミニチュアがあれば乗せてみたいところだ。ミニチュア大好きだな私。


 ちなみに、私も冒頭の小僧が持っていたようなエアガンを持っていた。祭りの200円の輪投げで好成績を収めて手に入れたのだ。


 しかしその頃の私はまだ対象年齢に達しておらず、遊ぶことが許されていなかった。なので、いつも親に隠れて遊んでいた。


 初めて撃ったのは9歳の頃だった。

 拾ってきたBB弾をエアガンに入れ、適当なところに向けて撃った。


 その結果、網戸に穴が空いた。

 え、そんなに強いの⋯⋯?


 試しに銃口を指で塞いで撃ってみた。


 指が死んでしまった。

 ヒリヒリして、ビリビリして、じんじんして、感覚がなくなる1歩手前のような状態になってしまった。


 子どもというのはアホなもので、危険と分かっていてもやってしまうことがあるのだ。

 小学1年生の頃、私は何を思ったのかホチキスの上の部分を左手の人差し指と親指で摘み、「ふん!」と力を入れて指を閉じた。


 すると当然ホチキスの針が親指に刺さる。コの字の横棒の部分が完全に親指に埋まり、指の表面に出ているのは綴じた時によく見る「一」の文字だけだった。


「ギャァァアアアアアアーーーース!!!」


 もうめちゃくちゃに叫んだ記憶がある。

 抜こうとして「一」を摘もうにも完全に刺さってるからギュッてやんないと摘めないし、力入れる度にまた「ギャァァアアアアアEAAAARTH!!!」って叫んでた。


 なんの話してんだ私は。


 そうだ、BB弾の話しなきゃ。

 学校ごとにいろいろな文化があると思うが、うちではBB弾が通貨になっていた。と言っても一部のアホな男子の間でだけだったが。


 友達の家に遊びに行って、赤玉1個渡してアイスゲット、なんていうのもよくあった。懐かしい。赤が1番で、緑が2番だった気がする。白は珍しいっちゃ珍しいけど、黄色とそんなに価値は変わらなかった気がする。


 グダグダな雑談になってしまったので、最後にひとつ有益な情報を。


 なんとこのBB弾、百均で買える上に黄色以外も同じ値段で売っている。あの頃の私に教えてやりたい情報だ。タイムマシンを開発するしかない。


 というわけで次回はタイムマシンのエッセイです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 良いエッセイですね。忘れかけた記憶を今必死に呼び起こしています。確かにそういう時期がありました。エアガンは持ってなかったけど、BB弾は魅惑の存在だった。道端で拾えば嬉しくて持って帰った。珍…
[一言]  エッセイジャンルなのに小説かと思ったら。またエッセイに。笑  BB弾、落ちてましたね。  エアガンで遊んだことはないのですが、そんなに威力があるものなのですね。  ホチキス。痛そう………
[良い点] 痛いよ!! ホチキスの話が痛すぎてBB弾がどうでもよくなってしまった。(笑) でも男子にはありがち。
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