8.転生と魔獣討伐
定期投稿となります。
わたしはアルツェ、今魔境の深くにいる。そう、何故か深く、深層にいるのだ。
「アルツェさーーん どこ行きますか? 効率的に狩りたいのですが」
のフィルネが問う。
「うん。行くなら深層ただ今行っても危険、だから行くべきは中層あたりかな?、許可ってどこまでの範囲なの?フィルネ」
「は、はい。許可は危ない奥地や最深部には行かなければどこでもいいって言っておられました。」
「じゃあ中層でしばらく狩ってからにしようね?」
「「「はい」」」
ここからアルツェたちの狩りが始まる。
アルツェはたくさんの指導をして行った。特に槍術士のナリアを気にしているようだった。
「ナリア、戦闘センスはいい槍の使い方も、ただ視野が狭いから後ろからの攻撃とかには弱い、視野を広くみる。あとは周りのパーティとかが注意をするのもあり。」
「わ、わかりました」
と、ナリアにどんどん教えこんでいく。フィルネやラドリーにも教えていく様だ。
気付いた頃には皆上達していた。そろそろ深層付近に行こうと思っている。
「グオオオオオオオオ」
なんと、咆哮が聞こえた。
そうこれは中層エリアボスの咆哮であった。これを避けて深層へ行けるように行動する。
が、なんとまぁ お決まりの展開、遭遇してしまう。
魔獣を鑑定してみたところ名前はフスクス・ザ・アレフトゴーレム・トリアンテというゴーレムであった。
「みんな下がって!!こいつ強いから私がやる」
「大丈夫ですの?」
「大丈夫だから下がって!!」
と、アルツェが動く。
「一閃!!剣技:ダブルブートスラッシャー!!!!」
全ての攻撃をこの一撃にかける。
「とどけぇーーーーーー」
直撃!なんとボスに直撃していた。
「「「えーーーーー」」」
「ん、早くこのまま深層いくよ」
「「「はい!!」」」
深層ではあんまり苦労はしていないが、多数の魔獣を討伐していた。
ビルトアンデグラッド
ライラックエストニア
エンペラーウルフ
などゴーレムからアンデッドから獣まで多数の魔獣が居た。
ここで狩りをしていた私たちはみんな5ずつレベルがあがっていた。
びっくりするほどの成長で魔境から帰ってきた私たちを出迎えてくれたデューク先生も驚いていた。
「お前たち、どーしたその格好てかなんでみんなレベルが上がっているんだ!?」
「うい!深層行ったからです」
「行ったからですじゃねぇーーーあれほど行くなと」
「えでも許可の時は奥地と最深部って言ってましたよね先生、、、」
「あっそう言ってたか?まぁ次からは気をつけてくれよ。まぁ生きて帰れるなら深層で狩りをしてもいい。特例で認めるほどだ。後で学園長に打診しておくよ。」
「「「「ありがとうございますデューク先生!!」」」」
なんと今日は怒られる寸前であった。がデューク先生の粋な計らいにより深層で狩りを続けられそうだ。
みんなの改造計画は順調に進んでいる。そろそろみんなが強くなったことを実感する頃合だろう。そんなことを考えながら、どんな魔獣と戦うといいのかを頭の中で考えるのであった。
明日は別作品の投稿となります。多分メイン投稿がそちらの方に集中するかもしれませんが、土曜日の定期更新は欠かさないように頑張ろうと思います。