vs騎士団長
申し訳ありません。忙しくて更新が遅くなりました。
さて、無事に使用人の人たちを育て上げてまあまあ戦えるレベルになった。
今日は昨日フェルズから明日謁見があるとだけ聞いていたので王宮に来ている。
「シエル伯爵、そなたにダンジョン探索の任務を与える。」
「ダンジョン探索...ですか。分かりました。謹んでお受けしma...
「お待ち下さい!!!!」
なんだ?
「なんだね?第1騎士団長よ。」
あ〜、騎士団長となるとなんとなく何を言われるかわかる気がする
「ダンジョン探索は我が第1騎士団の仕事ではありませんか!それをこんなクソガk...若造に任せるのですか!?」
おい、クソガキって聞こえてんぞ
「シエル伯爵は十分すぎるほど探索するための戦力を持っているからな。問題ないだろう。納得いかんか?」
「はい。納得いきません。」
あ〜この人めんどくさいわ
「分かりました。それならそちらとこちらの5vs5で買った方がダンジョン探索の任務を受けるというのはどうでしょうか?」
「そうだな。それがいいな。」
「受けてやるぜこのクソガk...若造め!」
聞こえてますよ〜笑笑
「分かりました。明日の正午からで、場所はどう致しましょうか?」
「騎士団の闘技場を使え。」
「分かりました。楽しみですね。」
「逃げるなよ」
逃げるかよ。
ーーー夜ーーー
「そんなわけで騎士団と戦うことになった。から一緒に出る人を4人探してるんだけど来たい人?」
「はい!」
「はい!」
「出たいです」
「私も出たいです。」
ん、バジャーとシリカと双子のナフとナホか。4人とも騎士団相手なら十分過ぎるほど強くなっているから大丈夫だろう。
「おっけー。じゃあこの4人ね。4人は明日に備えてゆっくりしてな。あ、そうそう。5vs5だけど始まった瞬間に無詠唱の魔法で騎士団長以外の4人を一人づつ吹き飛ばして。4人倒せたら下がって俺と騎士団長の1vs1になるようにお願い。」
「はい!」
「はい!」
「分かりました。」
「了解です!」
よし、これで大丈夫だろう。
ーーー翌日、正午ーーー
騎士団の闘技場の壇上。
騎士団側5人とこちらの5人が立っている。
「来たか!クソガキめ!!!貴様のことなんぞぶっ潰してやる!!!」
もう言っちゃってんじゃん
「それはそれは。怖いですね。それにしてもかなり人が集まっているようですが?」
なんかかなり人が多いな。もちろん国王もいる。
「聞いて驚け!お前がここで無様に敗北するのを王都にひろめるために大量に貴族を呼んだんだ!もちろん国王の許可も得てな!はっはっは!!!!」
え、国王さん?
まあいい。とにかく頑張ろう。
『これより第1騎士団vsシエル家のクインテットバトルが始まります。両者位置に着いてください。』
形式は学院のランキング戦とおなじ。それが5vs5になったやつだ。
『戦闘開始!』
ズドドドドドォン!!!!!!
4人が無詠唱の魔法をぶっぱなして騎士団員4人が戦闘不能になる。
「よし、4人とも下がれ!」
「はい」
「はい」
「はっ!」
「はいっ!」
4人が場外に出て失格になる。
「なっ...!?お前...何を!?」
「それはまあ、1vs1で戦うため...かな?」
「ふははははは!!!!ほう!そんなに強い者達を集めたのか!!!そこの使用人の人達!終わったら騎士団で雇ってやる!来い!」
「は?」
「行けるわけないし行くわけないじゃないですか?」
「俺を追い出したのは誰だよ」
「行きませんよ〜!」
「なんだと!?国王様!!!」
「騎士団長、少し頭を冷やせ。」
「何故ですか!?彼らの力はかなりのものです!!!彼らを騎士団に招き入れる事は国益にもなるはず...「彼らはヴェルヘイムの使用人ではない。奴隷だ。」
「そうか、戦闘奴隷か!なるほど。それならその商店に国から圧をかけて...」
「あのさ、私達は戦闘奴隷じゃないよ!」
シリカが怒鳴る。
「ああ、俺たちは障害奴隷としてご主人様に引き取られたんだ!!!」
バジャーが続く。
「はぁ?お前たちになんの身体的なダメージは見られないが?」
「それはヴェルヘイム様に治してもらったからだよ!」
「あんたみたいな人と違ってヴェルヘイム様は優しいんだよ!」
「クソ!奴隷の分際で!!!」
「は?俺の家の者を悪く言わないでいただきたい...ね!!!!」
身体強化!
身体強化して一気に接近して斬る!
ビュッ
ガキィン!!!
「クッ...ガキの割にはやるな...身体強化!!!」
中身はガキじゃないんですけどね〜。
ヒュッ
ガキィン!!!!
カン カン キィン!カァン!!!
これが1分ほど続いた。
そろそろ縮地を使うか。
ちなみにこの縮地の魔法は上級空間魔法だ。
縮地
シュッ
「!?!?」
ガキィン!!!!
「ぐぬぅ...!!!!」
「ふふっ...」
縮地!
縮地!
縮地!
縮地!
ーーーsideシリカ達ーーー
「どうなるでしょうかね?」
「ご主人様が勝つに決まってるでしょう。たまにセバ様やユリ様とヴェル様が模擬戦をしているのを見るけどまず動きが目で追えないんですよね。今は余裕で目で追えるからだいぶ手加減してると思いますよ。」
「まじかよ。ご主人様恐ろしいな...」
「お、ご主人様が縮地を使い始めました。」
「縮地いいよね。早く無詠唱で使えるようになりたいな。」
「なんかカッコイイしめっちゃ使い勝手良さそうだもんね!」
ーーーsideヴェルーーー
縮地を使い始めて1分が経過した。
「クソ...!!!身体強化!身体強化!身体強化!!!」
おいおい、そんなに何重にもかけて大丈夫かよ!?
4重にも身体強化したら普通の人なら5秒と体が持たない。
それをもたせてるだけでもさすが騎士団長と言ったところか?
それにしても今すぐにでも終わらせたいはずだからすぐにくるはずだ。
「ウォォォォォォォォ!!!!!!」
もはや半分気力だけでもっている感じだな。
よし、あれをやろう。
リミットLvダウン。Lv9
リミットレベルとは、この前ヴェルのステータスを鑑定した時にでてきた身体能力を制限するもので、Lv0〜Lv10(LvMax)の11段階で身体能力を調節できる機能だ。
普段はLvMaxになっている。
何故最初から使わなかったかって?
何せ元の身体能力がやばいもので。
11等分したうちの1段階レベルを下げるだけで相手と戦いにならないレベルになってしまうからだ。
ダッ...
走ってくる騎士団長に向かってこちらから走っていき、
キィン!!!!
騎士団長の剣を弾いて
ピッ!
騎士団長の首に剣を突き付ける。
「チェックメイトだ!」
「はは...降参だ...」
ーーーside騎士団長ーーー
こんなはずではなかった。
最初にこいつと向き合った時、身体能力的な力は全く感じなかった。
魔法が得意だったとしてもある程度なら身体能力で塞ぎ込める筈だったのだ。
それが戦い始めてみるとしっかりと自分と打ち合えるとは。剣をやっていたのだろう。
それだけなら良かった。
途中から急に姿が消えるという事が起こるようになった。
私はかなり疲れて、やけになって身体強化を何十にも重ねて彼に突撃して行った。
その時、これまでほとんど感じなかった圧を彼の方から感じた。凄まじいものだった。俺ではコイツには到底勝てない。おそらく何らかの方法で力を押さえつけていたのだろう。
気付いたら俺の手から剣はなくなり、首筋に彼の剣が当てられていた。
これは無理だ...
「はは...降参だ...疑ったりして申し訳なかった。これなら私達よりも貴方の方が適任だ。」
「ありがとうございます」
ふむ...でもなんでこんなまだ子供なのにここまで強いのだろうか?魔族ではなさそうなんだよな。
「よし。それでは、正式にダンジョン探索の任務をシエル伯爵に与える。」
「承りました。」
「うむ、最初の依頼は学院の2学期が終了してからの長期休暇に出そう。それまでは準備期間とする。」




