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【マイルド】異世界 きまぐれぶらり旅~奴隷ハーレムを添えて~  作者: さとうねこ


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2-29 テイク・ヘイト

気候はすっかり秋めいていて、少し肌寒い。

朝から魔道具店『イマニ・ムーニュ』を訪ねる。

店は既に開いていて、背中から立派な羽根を生やした店員が暇そうに佇んでいた。


「おはようさん」

「おはよう。物は出来ているか?」

「あの魔道具ね、出来ていたはず。呼ぶかい?」

「頼む」


店の奥から短髪の店員、ジローが顔を出す。


「朝早いねぇ、まったく~。こっちは寝起きだよ」


ジローはいつもの作業着姿ではなく、蛍光色をした薄着だ。寝間着だろうか。


「こら、ちゃんと着替えていかんかい」


奥からジローを呼びに行った店員の声がする。


「まぁまぁ、いいじゃない。で、魔銃だっけ? 今ツィーが探してくるから、少し待ってねぇ……んむ」

「眠そうだな」

「だから寝起きだって。2時間も寝てないよ……」

「ま、メンテが終わっているなら良いけどよ。説明してくれるか?」


眼をこしこしとやりながら大あくびを1つ。


「ふみゃ~……ううん、えーと。回路確認して、魔力の通りが良くなるようにはしておいたけどさ。すぐに効果は薄れるよ。期待しすぎないでね。案外、全体の発想は単純そうなんだけど……魔晶石周りの謎が多いんだよ~……」

「そうか」

「キミには分からないかもしれないけどさ……完全に壊れたらこの国じゃ直せないかもしれないよ。丁寧に扱うことさ」

「そうだな。で、料金は銀貨10枚で良かったか?」

「う~ん? うん、でもホントに確認しただけだから、半分で良いよぅ……」

「ダメだ!!」


奥から慌てて男性店員が出て来る。


「勝手に値切りするなと言ったろうが! それに半分は値切りすぎだ。精々銀貨7枚くらいまでだ」

「はいはい、じゃあそれでいい?」

「ああ……銀貨7枚だな。渡すぞ、ほら」


まだふにゃふにゃしているジローの手に握り込ませるようにして銀貨を渡す。これで残金は金貨1枚と少し、ってところか……。


「まいど~」


男性店員から魔銃を受け取って、ジローの眠たそうな声を背中に浴びつつ、魔道具店を後にする。



街壁、城門近くの広場で待つ。

少し時間がありそうなので、朝から屋台での買い食い。小麦粉?を薄く延ばして焼いた……クレープのような生地に、甘辛く煮た鳥肉が挟まっている。

わりと良くあるスタイルのメニューだが、なかなかのお味。

同じようなメニューでも、場所により、あるいは屋台により当たり外れがあるのが面白い。

食欲魔人たるサーシャさんは、同じ屋台で果物を挟んだ物をチョイス。いいけど、それってデザートじゃないのん?

良く分からないが美味しいらしいのでまぁ、いい。口をもぐもぐと動かしながらまったり。


「オウ、すまねぇな遅れた」


広場の奥、城門と反対側から手を振ってのっしのっしと歩いてくる影が1つ。


まだ少し距離があるが、良く通る声と巨体で一目瞭然。

今回の案内役を依頼した『不倒のラムザ』だ。


「朝飯は済ませたか?」

「ああ、いやまだだが、いい。昨晩の酒がまだ残っててな」

「二日酔いかよ……」

「そこまでじゃねェ。歩いてるうちに抜けるわ」

「そうっすか」


足取りはしっかりしているようだし、大丈夫……かな?


「それより、とりあえずお前らの得物を見せてくれや。その辺、全然聞いてなかったからなぁ」


依頼したとき、酔ってましたもんね。

今日ちゃんと来てくれるのかもちょっとだけ疑っていた。疑って悪かった。


「ああ、俺の武器はコレ。一応魔導剣だ」

「ほう」


俺が示した大剣を無造作に掴むと、目を細めて細部を確認しだした。


「たしかにタダの剣じゃねぇようだな……だが魔導剣だと? 剣士じゃねぇのか、オメェ」

「……『魔法使い』系のジョブだ。だがコイツを使って近接もやる」

「ほぉう? 変わり種だな」


ラムザは何度か納得したように小さく頷くと、顎でサーシャを示した。


「そっちのお嬢さんは?」

「サーシャ、いいぞ」

「はい。私はこちらの弓を使います。『弓使い』です」

「弓か……」

「問題でも?」

「いや、ねぇが。俺はちょっと苦手だ。だから弓の使い方は教えらんねェが、立ち回りくらいは叩き込めるだろう」

「そうか、では頼む」

「それにしても、魔導剣に、女の従者か……ワケアリか?」

「ワケアリだったら話すと思うか? ま、気にしないことだ」

「そうかぃ、そりゃいいけどよ」


ラムザは本当にどうでも良さそうにそう呟くと、本当にどうでも良かったのか、すぐに興味を移したようだった。


「今回のルートと、目標はどうなってる? 普通は事前にある程度打ち合わせするんだけどよ……」

「ああ、もう一回探せば良かったな、悪かった。ルートは山の南西の野営地に向かって、そこから浅いところをウロチョロする感じだ。これといって目標はない。色んな魔物を相手にしながら、いろいろ学びたいね」

「ほぉ、そうかい。一攫千金、って感じじゃぁねぇんだな。まぁそれくらいの方が良いだろう、調子に乗った若い奴はすぐくたばるからな。日程は……一週間だったか?」

「今日は移動で1日。野営地について、3日から5日くらいで探索。残り1日で戻ってくるって感じだ」

「ああ、そうだったな。一応一週間は予定を空けてある、ノンビリ行こうぜぇ」

「あんまりのんびりされても困るがな……」


そんなことを喋りつつ、前金として銀貨10枚を渡す。

日程がやや前後するし、残りは帰ってきたときに清算だ。どうせ依頼中は俺たちが消耗品を負担するので、後払いでもラムザは困らない。あくまでお互いの信用のために分割払いにしているだけだ。

ラムザを探していたころに街中で聞いた話からすると、それなりに信用できそうな男ではあるのだが。


「それで、ラムザ……の方は、得物は何だ?」

「俺か? 俺はこれよ」


ラムザはニヤリと口を歪めると、くるりと後ろ手で背中から巨体のラムザの半身を隠すほどの大きな円盤を取り外して構えた。その中央には、太くて尖ったスパイクが取り付けられている。


「もっと深いところに登るんなら、もう一個持ってくるところだがな! 下層ならその必要はねェ。右手はショートソードだ」


巨大な円盤、スパイクシールドの後ろに隠し持つようにしていた小剣を出して見せる。


「この剣も盾に固定できるようになってる。便利だろう?」

「……なかなか面白いな」


中央のスパイクといい、ギミックが色々あって面白い。これが本格的な盾なのか。


「ジョブは……まぁ言っちまって良いか。『守護者』だ。知ってっか?」

「いや、良く知らない。てっきり『盾士』かと思ったが、その上級職か?」


ガハハ、と機嫌良さそうに笑い声を上げ、ラムザは首を振った。


「いやいや、知らんようだな。『守護者』は『盾士』のような武器固定ジョブじゃねぇ。引付役とか、護り手だとか……西のほうだとタンクとか言ったか。そういう役割の奴にぴったりのジョブよ」

「ほぉ。防御特化ジョブといったところか」

「そうだな。盾がなくても戦えるし、付近の仲間を護るようなスキルもある。ただ、攻撃のスキルなんかがほとんどねぇのが泣き所だ」

「なるほど」

「ま、あんま得意になって説明して、天罰受けてもつまんねぇからな。これくらいにしとくか」

「あ、おう」


ラムザはそう言って丸盾を背負い直した。


(天罰……?)


やや気になる言葉があったが、常識であるような口ぶりだったので、後でサーシャに教えてもらうことにする。


「にしても、俺たちとジョブがかなり違うように思うが。大丈夫か?」

「教練のことなら問題ねェよ。一通りの武器は使えるし、俺が教えんのはどういう役割の者でも使うような基本的な立ち回りだからな。それを教えるってことだったよな?」

「ああ、そうだな。宜しく頼む」


一度、エリオットのパーティに少しだけ習ったきりの、足の運び方や気配の消し方、その他もろもろ。

基本を学ぶのが目的なので、特に異論はない。頑張るとしようか。



************************************



「テイク・ヘイト!」


ラムザがそう叫ぶと、輝く白い波のようなエフェクトが広がっていく。

バラバラに攻め寄せてきたビッグマウス(ネズミ型の魔物)が鼻を鳴らしてラムザを見る。

すかさず隙だらけの横腹に斬撃を入れ、痙攣しているのを蹴飛ばす。


「なんだこりゃ」

「驚いたか? これが俺のスキルだ」

「テイク・ヘイト……ヘイトを稼ぐみたいなことか?」

「見ての通り、周囲の魔物……というか、俺が敵と認識してるモンの意識を向けさせることができるみたいだな。原理はよく分からねぇが」

「スキルに原理を求めてもな……」

「まあ、そういうこったな」


テイク・ヘイトか。古代語にしても文法がなんか変なのだが、まぁスキル名に正しさを求めてもね。

それより、スキルのほうはまるっきりゲームの、それもオンラインゲームでありそうな効果だ。

ヘイトを取り、攻撃を集めて味方を護る。まさに守護職、タンクといったところ。


「どんな敵にも効くのか?」

「いや、これも原理というか基準が曖昧なんだが。効く場合とそうじゃねぇ場合がある。数が多かったり、強い相手だと効かなかったりな。特にアレだな、デカい魔物は効かねぇ」

「なるほど。人相手でも効くのか?」

「俺は対人戦はあんまりしたことはねぇが、どうやら効くらしい。ただその場合、注意を惹けるのは本当に一瞬だけ。タネを知ってりゃ対処できるってぇ感じだ」

「ほぉう……かなり有用じゃないか」

「だろ」


今は俺が防御魔法でタンクまがいのことをしているが、正規のタンク職が1人いれば戦闘がかなり楽になりそうだな。

しかしそういう職は、ガチムチなおっさんがなるイメージが……。

常に一緒にいるのは抵抗がある上に、奴隷として調達するとなると、たぶん値段も相当するだろうなぁ……その金で美人な奴隷が何人か買えてしまうくらいに。惜しい。


「あとはまぁ地味なスキルばっかりだ。見てればおいおい分かるだろうがな」


軽く惨殺したビッグマウスをひとまとめにしながら、ラムザが息を吐く。


「解体はできるか?」

「一応は……こっちの、サーシャの方が得意だがな」

「ほう、優秀じゃねぇか」


ラムザがマウスだったものを3匹ほど肩に乗せ、のしのしとサーシャの前に持っていき、下ろす。


「解体なんかは手分けしてやるぞ。教えてもいいが、こういうのは早い方が良いからな」

「ああ」


サーシャに持っていかれなかった残りのマウスの山から3匹……いや2匹ほど取って、解体に加わる。

セオリーがあるのかとラムザの方をちらと見るが、豪快に腹から捌いているので普通でいいらしい。

腹に解体用ナイフを入れ、皮を避けて内臓を取り出そうとしていると、胃の横あたりに固いものがあった。魔石だ。小さい魔物ではあるが、きちんと持っていたようだ。形は歪で小さく、濁った白色をしている。お世辞にも高そうには見えない。


「で、お前らの能力もあっちに着くまでには少しは見せてもらうぞ? 秘密にしたい部分もあるだろうが、命を預けるんだ。出来れば何ができるのか、一通りは把握しておきてぇ」

「分かった」

「はい」


サーシャも返事をして、次は俺、最後にサーシャという順でスキルを見せるということになった。



街道から少し外れて、街道沿いに進むようにして魔物を探したが、次の魔物と出会うまでたっぷり2~3時間は掛かった。

出会ったのは角の長い鹿型の魔物だ。


「枝角か。やれそうか?」

「やってみよう」


枝角、と呼ばれた魔物は、正式名称がたしか枝大角鹿。枝のように分かれた大きな角、しかも左右2対の角が絡み合っている鹿だ。

たしかに鹿に見えるが、雌にも普通に角があるらしいので地球の鹿とは別の種類の生物なんだろう。たぶん。


「ファイアボール」

「キュイッ」


こちらが火球を生み出し投げつけると、華麗なステップでそれを軽く避け、軽快な動作でこちらへ走る。


「やはり突撃する攻撃なんだなぁ」


立派な角を誇示しているあたりから、何となく予想はできたが。


「ファイアウォール」


剣を構えて魔力を流し、タイミングを計って防御魔法を展開。

火にしたのは、怖がるかなという思い付きで使っただけ。


「キュイッ!?」


鹿は少し驚いた素振りで、しかし空中でステップして火の壁を回避した。


「……」


空中で回避できんのかよ。一瞬呆けたが、すぐに気を取り直して、今度はこちらから走り寄りながら近付く。

鹿もいったん後ろに下がりながら、すぐに反転して近寄ってくる。


「ファイアウォール」


もう一度防御魔法を展開し、鹿が空中で軌道修正をするタイミングで、身体強化で踏み込む。なんとか射程内に入ったので、無心で剣を振る。


「ギュイェ!!」


鮮血が飛び散り、身体が硬直する。


「ファイアボール・ラッシュ!」


その隙を逃さず、剣先から火球を連射。


「……キイー!」


金切声のような声を発して、鹿が転ぶ。

足の付け根を狙って、体重を乗せた突きを見舞う。

うまく立ち上がれずにもがいているところに、「強撃」を発動しておもいっきり腹を切る。


「そんなとこでいいだろう」


ラムザから声が掛かる。


「……ふぅ」


剣に付いた血糊を布切れで拭き、背中に吊るした鞘に納める。


「だいたいこんな感じだ。防御魔法が得意だから、それを利用して接近戦をすることが多い。攻撃魔法も使えるが、見ての通り威力は低い」

「そうか。ますます異色の魔法使いって感じだな……。だが勿体ねぇな。魔法と言えば攻撃魔法、火力、って感じだろう?」

「そうなのかもな。練習、精進あるのみだ」

「接近戦も、まぁイケる。魔法使いにしてはな。それで防御魔法が得意で、いろいろ小技も使えそうだな。そうなると、攻撃魔法に威力が出るようになれば、引く手数多だろう。一流の傭兵団に居てもおかしくねぇ」

「それはどうも」


褒められたようだが、いろいろできるのは『干渉者』のチートのおかげが大きいので、あまり喜べん。


「……おい、こいつはいつもこうか?」

「ええ、まあ、はい」


ラムザが何やら呆れた表情でサーシャに問い掛けている。


「いつも、って?」

「一流の傭兵団とか、どうでもいいって顔してただろが。まぁワケアリっぽいからなぁ……」

「おい、それは」

「分かってる、詮索する気はさらさらねぇよ。前も言ったけどな」

「ならいい」

「だが、俺との契約が切れたらどうするつもりなんだ? さすがに2人でサザ山は辛ぇだろ」

「む。そうだな……」


そろそろ魔物狩りギルドのパーティ斡旋業務を頼ろうかという話も出ていたところだ。どうすっかね、マジで。


「その気があるのなら、俺の顔見知りを紹介してやろうか。何もないところから探すよりは、信用できるぜ。腕も性格面もな」

「ほう?」

「この狩りが終わるころまでに考えておけ。あっちの都合もあるから、渡りが付くかは正直わかんねぇがな」

「了解した」


今までのところ、ラムザは面倒見が良い感じがするし、魔物狩りギルド職員の紹介だ。それなりに信用できそうだ。そこから紹介してもらうのも、アリだな。

というか、自分で探すのは面倒だなと思っていたので、渡りに船ではある。



サーシャのスキルは「遠目」なので、戦って見せるというわけにもいかない。

言葉だけでの説明も味気ないので、先頭に立って索敵を任せてみることになった。


「……少し遠いですが、カイケラドスの群れがいますねぇ」

「カイケラか? 俺には見えんが……」

「ずっと行って右手のほうに、旋回している群れが……」

「あれか? 確かになかなか便利なようだな」

「狩りますか?」

「いや、俺は対空スキルがほとんどねぇし、カイケラごときを落としてもつまらねぇ。避けられるならそうしよう」

「はい」


「遠目」の有用さは示せたが、発見した魔物はスルーということに。

カイケラドスは、小さめの鳥型魔物だったはず。


「サーシャ、シールドを発動してやってくれ」

「あ、はい」


サーシャが腕輪に左手を添えると、ちょうど顔の前あたりに、魔力の膜が出現した。


「おお? これもスキルか?」

「いや、これは魔道具だ。サーシャはこれで身を護り、後ろから弓で援護するのが役目になる」

「なるほどのぉ」


ラムザはマジックシールドの膜をちょいちょいと指先で突いたりしながら、感心げな声を上げる。


「しかし、従者……サーシャ、だったか。攻撃用のスキルは使わんのか?」

「はい、残念ながら……」


サーシャが背を丸めて謝罪する。


「ふむ、使わんのではなく持ってねぇか。それは仕方ねぇ」

「その分、サーシャの命中精度はなかなかの物だぞ」


と、思わずサーシャの援護に入る。


「いや、悪いわけじゃねぇが。しかし、たしかに2人にしては、バランスが取れてると言えるのかもしんねぇな」


剣と魔法を使い、接近戦から狙撃までこなす俺。

弓を使って援護し、遠目で索敵に貢献するサーシャ。

たしかに少人数ながらお互いに色々できると言えるのかもしれない。


「だがお前さん……ヨーヨーも攻撃魔法が苦手だと言うし、やや火力不足か」

「そうだな」


そういえばラムザも防御特化。

攻撃不足がより鮮明になったのでは?


「今回の狩りじゃ下層の、しかもキャンプ周辺をウロチョロするだけだろう? 問題ねぇはずだ。だが次回は、俺の紹介を受けるにしろそうでないにしろ、パーティは増やした方が賢明だな」

「そうだな……」


やはりラムザの紹介する人員は、一度顔を合わせておくべきだろうか。


「ちなみに紹介する人ってのは、どういう奴なのか訊いても良いか?」

「ん? そうさなぁ。何組かいるが、可能性が高いのは……あの凸凹コンビかのぉ」

「デコボコ?」

「うーん、なんというかな……。凄腕の剣士と、攻撃魔法が得意な魔法使い、だな。一見そうは見えねえが」

「見えない?」

「剣士はなんつうか、ヒョロヒョロしててなぁ。難儀な性格……ありゃ種族特性かな? 魔法使いの方は……うん、会って見た方が早ぇな!」

「そ、そうか」


そのメンツで大丈夫だろうか? 乗り気だったが、一気に不安な感じが。



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