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プロローグ

初投稿です。未熟者ですがよろしくお願いします。

戦争は終わった。史実より五年も長く続いた戦争は、漸く決した。多くの人間が死に絶え、多くの人間が傷ついた。街は少しずつ、少しずつ活気を取り戻し、平和は戻った。...かに見えた。


戦争は、人の内外に、計り知れない傷を遺してしまった。


人間というものは、その場に自らと異なる個性が存在した時、争いを始めてしまう。それは、人類が生まれてこの方、どんな手を尽くしても克服出来なかった悪癖であり、人類の始祖の遺伝子に深く深く刻み込まれた、悲しく哀しい、業であった。


各所で戦争継続派によるテロリズムが発生、警察の対応も後手に回り、街は混乱の様相を極め、市民は恐れおののきながら、苦痛の日々を送っていた。


戦争と、愛国者たちの反抗。争いの傷は癒えぬまま、終戦から五年の月日が経っていた。

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