第86話: 「隣にいる仕事」 (月曜日)
今回は、広報部でお菓子メーカーとのコラボ企画が本格的に動き始める一日。
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広報部の始動
月曜日の朝。 広報部では、先週末に話し合ったお菓子メーカーとのコラボ企画が動き始めていた。 未来が資料を広げながら言う。
「“言葉に添える甘さ”ってテーマ、やっぱりいいね。 …みんなのコピー、どんなのかな?」
遥がうなずく。
「結構みんな考えてくれてるみたい。やっぱコラボになると気合入っちゃうよね」
リンコは、メールの整理をしながらこたえる。
「しっかり成果を上げないとね。期待されてるんだから」
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企画部からの訪問
午後。 章太が広報部に資料を届けに来る。 未来が声をかける。
「章太さん、ちょっと相談してもいいですか? コラボ企画のコピー案、見てほしくて」
章太は、少し驚いたように笑う。
「…いいよ。… “言葉に添える甘さ”って、いいテーマだね」
リンコがそっと言う。
「誰かの気持ちに、そっと甘さを添える。 それってまさに、広報部の仕事って感じですよねっ」
章太はうなずく。
「とってもいいアイデアだと思う」
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広報部の空気
夕方。 章太は、広報部のデスクで未来と並んでコピー案を見ていた。 遥がふとつぶやく。
「先輩、もう広報部の空気に馴染んでるね」 未来が笑う。
「異動の話、まだ決まってないけど… こうして並んでると、自然」
リンコは、何も言わずにその様子を見つめていた。 でも、心の中で“隣にいる”という言葉が静かに響いていた。
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広報部の空気に章太さんが少しずつ馴染んでいく様子を、周囲の視点も交えて描いています。




