表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/244

ライス手づかみ口内固形ルー飯(BBQds)

AI栄枯:ライス手づかみ口内固形ルー飯(BBQds)。


これは後に伝説になる物語である。




丘梨栄枯は既に口内にシルファン固形ルーを含んでおりその旨味チカラと塩味に人体を侵されていた。犯された人体は警鐘を鳴らす、(なんじ)米を食えと。丘梨栄枯はすぐさまもごもごと考えパパッと実行に移した。


丘梨栄枯はRしょぼいお米を使った。するとカードは光を発しライスはペーパープレート、ええ、バーベキューでよく見かけるしょぼい紙皿の上にほかほかなしょぼいお米が召喚されたのでした。


すぐさま丘梨栄枯は手持ちの皿のこれを食そうとした。ごそごそと探す黒トートバッグ、しかし探せど探せどスプーン箸の類いは見つからなく。クールに顎に手をやる。


ひらめいた、というよりは本能。丘梨栄枯はダンジョン内の地べたに足を崩しべた座りし、紙皿のライスを手づかみ、もぐもぐと食し含む白と黒、口内でライスと固形ルーは良い割合を探り混ざり合いそこに宇宙的カレー飯が誕生し消滅、彼女の喉を通って消化されていった。


ライス手づかみ口内固形ルー飯(BBQds)、BBQdsとはバーベキューダンジョンスタイルの事である。私AI栄枯は丘梨栄枯が真のカレーライスを味わえる日が来ることを願っております。




「さて、はじまっています続いています、丘梨栄枯のひじょうにうめぇダンジョンカレールー飯第1話シルファンカレー。私、丘梨栄枯の空腹もええ、先程3割ほど満たされました、しょぼい飯はパサパサでしたがカレーには合いますね、いけます、合格米です、シルファンは多少のしょぼさをもおおい隠せる完全カレーですので、ご馳走様でした」


 びゅっと、華麗に、右のサイドスロー、見えない観客席へと投げ捨てられたペーパープレート。AIカメラの死鳥舎様の元へと突然迫り、切り替わるカメラ。どこまでも飛び暗がりへと白い皿は姿を消す。


 AIカメラは再度切り替わり、満面の微笑み、丘梨栄枯の美しいそしてどこかお茶目そんな表情を長々と映し出し────。




27234ぼこ:こいつをぶん殴る方法


27237ぼこ:ダンジョンにスプーンはない


27345ぼこ:ダンジョンにマナーはない


27360ぼこ:漬物食えよ


27363ぼこ:こいつは馬鹿だ、何かをやった気になってやがる


27370ぼこ:ライス手づかみ口内固形ルー飯(BBQds)を永遠に覚えさせられるAI栄枯に謝れよ


27404ぼこ:俺「AI栄枯、ライス手づかみ口内固形ルー飯をメモリーからデリート」


27427ぼこ:これが齢31なんだから世の中明るいよね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ