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第62死 スタンダードカードパックMark-Ⅱ

 吐い信者丘梨栄枯は今やこのセカイで大注目の的、同業者、社会人あるいは背伸びした学生、ただの暇人、金の匂いを嗅ぎつけたヤツ、忍び寄る悪意、どこぞの社長であったり────。そんな見えない意志思惑をノセ、見えている、宙に展開し投影したぼこぼこチューブのぼこは天高くから打ちつける滝のように激しく流れ。外界にいる見知らぬ大人たちが子どものように大はしゃぎ。


 赤いパック、スタンダードカードパックMark-Ⅱ新弾を剥いていった丘梨栄枯パーティー。モンスターハウ巣で失ったカードの補充と、もちろん死鳥舎様にエンターテイんメントをお届けする使命がある吐い信者丘梨栄枯の判断によるものだ。




「なんか色々知らないのがありますね……【LR】クッキングマスター味威力2倍……ダブってました」


《【SR】ワナゲポールボム? なんかおもしろそう!》


「今まで使っていたカードも試してみる必要がありますね」


「ひゅー、たしかにな栄枯かしこい! 俺はやっぱりしんぷるにこいつが気になるぜ【UR】金平糖手榴弾Mark-Ⅱ!! ははははおまえら好きだろう?」


《コンペトそれはわたすも使いたいナイト!》


「あぁー金平糖は絶対つよいっすよねナイトさん!」


「はははは金平糖とホットプレートは神様だからな!」


「ええ、ふふ、色々と気になったものはドカドカべらぼぅに使っていきましょう。未知ほどこわいものはありません実戦で実験です。私はこれですね、ふふ、【LR】メガバズーカフィンガーバルカンボム」


「ハイ!」


《実験マークトゥー!》


「ひゅー、マークツーのカード性能でナイトの名誉返上させてもらうぜぇ!」



 適当に分け合った新弾Mark-Ⅱを宙に浮かべて死のダンジョンの4人は明るい雰囲気を成している。手に取り、表面のその絵と名前から未知の効果を推測したり。


 死のダンジョンは常に命懸けのたたかいが待っている、しかし丘梨栄枯パーティーは明るい。されど実戦にて実験、冷静なリーダー丘梨栄枯の熟考の果てに導き出した考えの下、マークツーのカードの威力を確かめるべく仲間とともに未知のマップを進んでいった。




ぼこ:勝手に返上してろ


ぼこ:即返上しろ


ぼこ:ナイト、ナイトの名誉返上


ぼこ:イラナイツだからな


ぼこ:返上というか追放を


ぼこ:おまえらがおまえらを殴る地獄


ぼこ:ひゅーをやめろ


ぼこ:ひゅー、がイラつく


ぼこ:《マークトゥーもいらつく》


ぼこ:《↑シュトーレン!》


ぼこ:さすがナイト大人気だなぁ


ぼこ:あかんこいついると話の内容頭に入ってこん


ぼこ:ま、そのうち死ぬやろ


ぼこ:こいつ何馴染んどんねん


ぼこ:おまえらでしかないんだからそりゃ馴染むとしか


ぼこ:めっちゃ受け入れられとる


ぼこ:調子乗ってメンバー増やして失敗した漫画


ぼこ:↑やめなさい


ぼこ:初回ガチャのホトプレ仙人→金ポデが奇跡すぎただけ


ぼこ:今考えると仙人の引き際の良さが際立っとるな


ぼこ:ナイトもそろそろ考えとけよ


ぼこ:現地のおまえら


ぼこ:ほんとこの4人仲良いな


ぼこ:ほんと 余計だな!


ぼこ:来るもの拒まずエンターテイんメント、栄枯です!

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