第5死 第1話シルファンカレー
丘梨栄枯は身体を冷やす汗という汗をブラックハンカチで拭いダンジョンを探索していた。
「ダークネス一丁あがり。はいつづいていますよ丘梨栄枯のひじょうにうめぇダンジョンカレー飯第1話シルファンカレー編」
「私死鳥舎様からこんな情報をいただき飯をいただかずに、ええ、ダンジョン攻略。本来の目的に戻りました。こんな情報とは、やはりシルファンカレー、ええ、シルバーウルフファングカレーということで忘れガチなウルフさんの方をカレーにぶっ込みたいと思い、ウルフ狩りにやって参りました、ええ、ひじょうに、今現在囲まれております私という女性はさぞウルフさんの群れにはご馳走様美味であるのでしょうね」
▼有料暴走▼
23899ぼこ:丘梨栄枯がんばれー!
23900ぼこ:バトルか料理かハッキリしろ
23921ぼこ:ウルフ「ご馳走? 美味……?」
23933ぼこ:ウルフ「この後カレーにされるとはね」
23945ぼこ:てかイチゲキってこいつ地味につよいな
運悪くまたもモンスターハウスに入ってしまった丘梨栄枯。構えたブラック包丁、冷静なイチゲキ一死のもとに既に3体のグレーウルフは葬られており。
「死鳥舎様の言う通りにええ、私背水の陣、ダンジョン角っこの陣を敷いて大ピンチとなっております」
次第にぞろぞろと集まり丘梨栄枯を囲んでいるグレーウルフその他色のついたウルフ達。
「はいでは、ウルフさんも程よく集まってくれました死鳥舎様の言う通りパパッと実行」
「URフィンガーバルカン」
両手を前に突き出し構えた丘梨栄枯、艶めくエメラルド色のネイルは大人女子力の高さを窺わせる。
10の指からばらっと、発射された黄色いエネルギー弾。グレーウルフたちに突き刺さっていき。
どういうカードで技であるのか瞬時に分かった丘梨栄枯は10の指を広げ、広範囲射撃を試みた。
激しい弾幕、淡いイエローのヒールを履いた自称身長175cmのデカ女丘梨栄枯は聳え立つ要塞であり。
眼前に広がる光景、きゃんきゃんと五月蝿い断末魔を上げるモンスターたちが葬られ光の粒が辺りいっぺんを彩り泡立つ。
殲滅後の彼女の細部をAIカメラは自動で判断し撮影していった。
惹かれるエメラルドのネイル、細く長い指先から出る威力の跡である白煙。
ふーふー、と一本ずつエロティックな吐息を吹きかけ。ひだりの薬指を舐めしゃぶっていった。
「ちゅぽっ……ダークネス一丁あがり、ええ、ひじょうに」
▼有料暴走▼
24555ぼこ:いいえ悪魔です
24567ぼこ:またドヤってるなこいつ
24568ぼこ:威力バグってね?
24578ぼこ:かいっッッッかん!!
24580ぼこ:実はこれ料理番組なんだよね
24587ぼこ:さっさとカレー作れ