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第52死 朝はアレ

 ドイツ人監修のシュトーレンアレンジパーティーも終わり、第3死のスタート部屋の安全が確認されたあとは。


 オフ、ということになった。パーティーリーダーの栄枯の決定である。


 死のダンジョンの探索者の電子保護シールドをいくら回復カードで回復してもゲームのようでゲームではない。精神と肉体の疲労は各々少なからず溜まっている。栄枯は無理に先に進むことをやめ敵の警戒見張りをAIカメラに任せこの砂の部屋で1日休息を取ることにした。


 死の間際を体験した……激闘のちステージ変わり穏やかな雰囲気で──、一夜は明けてオフを満喫した3人は新しい朝を迎える。




▼▼▼

▽▽▽




 死のダンジョン3日目。


 午前9時9分。


「さぁはじまっておりますべらぼぅにつづいております丘梨栄枯のひじょうに優雅な朝、第4話シュトーレンアレンジパーティーⅡ、ええ、ひじょうにつづきますねこれは」


 手慣れたドイツ人金ポデの手により切り分けられていくシュトーレン。粗悪なベッドのまな板の上に薄く、薄く。


 ダンジョンの朝はアレ、砂のステージ部屋にてしっかりとオアシスで洗顔した新しい栄枯もまたアレと向き合わなければならない。




ぼこ:またはじまっとるよ


ぼこ:このセリフしかないんか?


ぼこ:うるせぇ! はじまりの栄枯!


ぼこ:アレ


ぼこ:またシュトーレン


ぼこ:アレの量限界突破


ぼこ:ドイツ菓子だからな


ぼこ:↑意味不明だけど!?


ぼこ:てかクソデカ白繭のままなんだけどどうなってんの!?


ぼこ:そら白繭は復活するやろ


ぼこ:スキル白繭生成


AI栄枯:白繭、アレ、は復活していません。シュトーレンは中央真ん中から切り、3ミリ程の薄く切ったものを食するのが一般的です、ええ、真ん中から切り、また合体!! させることでパンの断面の乾燥カビなどの発生を抑え端から切り分けるより長持ちする効果があります、ええ、ひじょうに。


ですので金ポデの持参した白繭の量は少なからず丘梨栄枯パーティーに食されていき減っています合体しているだけです不正はありません安心してくださいね。


ぼこ:へぇー


ぼこ:くっそどうでもいい知識


ぼこ:↑シュトーレン!


ぼこ:まぁ生きててこの先使うことはないな


ぼこ:↑ダンケシェーン!


ぼこ:よかった白繭は減ってるんだね


ぼこ:白繭って言うな


ぼこ:栄枯をえんえんと苦しめる白繭


ぼこ:さぁアレンジだ

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