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第43死 連携! 丘梨栄枯パーティー

 丘梨栄枯パーティーは一斉にカードを切った。


【SR金平糖手榴弾】【SR金平糖手榴弾】【SR壁走り】


 息を合わせて、エメラルドとダークガーネットの瞳は合わさった。


 少し屈んだ青年の上、ホットプレートの上に収まった金ポデ。


 ホットプレートを背負い投げるように振り払いプレートから射出されたドイツ生まれのショートデニム。


 天へと達した金ポデは【SR壁走り】の効果でグリッドな天井ステージを難なく走っていく。


 モンスターたちは彼女を見上げるが攻撃する手段は持たない。独走を許し後陣への侵入を許した。ターゲットまで難なく到達した金ポデの握られた両手は開きこぼれ落ちていく。天から地へと合体攻撃を成そうとした人型GMの集へと鮮やかにカラフル空爆破。譲り受けた金平糖の量は倍増、肉壁を飛び越ししっかりと厄介なターゲットを定点爆破、光の粒へと還す事に成功した。


 鮮やか過ぎる丘梨栄枯パーティーの連携、そして絶対的信頼を置かれているドイツ製の金髪ポニーテールショートデニム美少女忍者の高い運動性能。


 3枚のカードを効果的に使えるまで彼女たちは戦い慣れていた。もちろん死鳥舎様のありがたいぼこ、アドバイスも融合させたまさに皆んなで成した完璧なバトルプランのひとつであった。


「★↓↓↓♪♪」


 AIカメラがお届けしたど迫力の金ポデ活躍シーン。


 垂れ下がる金のポニーテールがかわいらしい、上下サカサの作戦成功ダブルピースは死鳥舎のハートを撃ち抜く事間違いなし!


 お茶目にかっこつけるぐらいには余裕だ、高まり過ぎたテンションをダブルピースで消化し、8秒間の壁走り効果は切れた。


 着地し、メインウェポンの黒警棒を手にした金ポデ。既にクールタイムの間に栄枯とホトプレは2人で足の速いGMウルフを各個撃破していた。


 プラン通りに挟み撃ちのカタチを取れた丘梨栄枯パーティーは一気呵成に攻め立てていく。


「チンキス」


 チンキスを纏ったブラック包丁はモンスターにも効く。栄枯は硬直させた間にGMオークのタフな身体を連続で斬り裂き光へと散らし、クールタイムが終わったカードを発動。


 【R電子固定レーザー砲台】


 一定間隔で近場の敵を自動ロックオンし攻撃するレーザー砲台を地に設置した。


「チカラ押しってことですね、俺も!」


 【R電子固定レーザー砲台】


 栄枯の真似をしRカードを切ったホトプレ。栄枯と被らないような効果的な位置を考えて配置。


「うおっ!?」


 突如するりと栄枯とホトプレの間を抜いていったGMウルフは棒立ちしていた紫な電子な鍛冶屋を襲った。


 棒立ちする右脚へと鋭い牙を食い込ませ噛みついている。微動だにしない紫な電子な鍛冶屋であるが。


 チンキスの効果を含んだ黒い果物ナイフは投げ刺さりGMウルフはダメージで閉じていた口を開け硬直痙攣。


「何をやっているんですかちゃんと守ってください、ホットプレートですよ!」


「ご、ごめんなさい俺のミスです! うおおお」


 額に汗を滲ませながら護衛対象の元へと駆けつけた青年はホットプレートを勢いよく叩きつけてGMウルフをペシャンコに粉砕。


 一気呵成とはいかなかった丘梨栄枯パーティーはシンプルに攻撃カードを切りながら紫な電子な鍛冶屋の防衛はホトプレに任せ、アタッカーの金ポデと栄枯の挟み撃ちで敵のヘイトを分散させながら激しい攻防を繰り広げていく。




ぼこ:こいつらなんで普通に戦ってるんや?


ぼこ:↑死のダンジョンですよ


ぼこ:突然熱いカードコンボを見せられると反応に困る


ぼこ:クソみたいな料理番組よりはええわ


ぼこ:てかこいつら普通に強いよな


ぼこ:おまえらよりは強い


ぼこ:まぁこれおまえらなんだけどな


ぼこ:おまえらガチャの当たりが丘梨栄枯パーティーな


ぼこ:おまえらがこんなに金髪美少女でチートホトプレで長身ふたなりクールチンキスお姉さんで活躍するわけない!


ぼこ:↑ちょっとナニ言ってるかわからないすね


ぼこ:金ポデとかいうエース


ぼこ:ドイツ人は日本人とは運動性能が違うからな


ぼこ:いてよかった金ポデ(17)


ぼこ:栄枯ちゃん(31)も頑張ってるよ


ぼこ:栄枯ちゃん(31)はちんぽと料理以外は割とまともだからな


ぼこ:ホットプレートですよ!


ぼこ:そりゃホットプレートなら盾役しっかりしないとな、栄枯正しい


ぼこ:当たり前のようにホットプレートで戦うホトプレ


ぼこ:バトルに料理にホットプレートは神様かなんかか


ぼこ:ホットプレートの依存度が高すぎる


ぼこ:なんだかんだ生き残ってんだわ

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