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第20死 仙人

「さぁ、はじまっていますべらぼぅにつづいているんじゃのぅ。丘梨栄枯のダンジョンうまい飯第1話しるふぁんかれー……こんな感じかの、合っているか異国の者よ」


 うんうんと頷き、ぼこぼこチューブの使い方を白髪のお爺さんにレクチャーする金髪美少女。


 白く細い女性の指が宙に展開したビジョンを指でタッチし有料吐い信を解いた。


 AIカメラが映したのはアップになる仙人、白とグレーの混じった髭面、ながくウェーブした剛毛、野生味を感じるその姿。長い人生、何かを悟ったやさしい目をしている。




ぼこ:待って! え、ちょっとまって


ぼこ:丘梨栄枯きたわね


ぼこ:きったねぇ丘梨栄枯!


ぼこ:丘梨栄枯(71)


ぼこ:丘梨栄枯ちゃんがんばれー


ぼこ:これ丘梨栄枯らしいな


ぼこ:ふざけんな!


ぼこ:さすがに乗っ取りは笑った


ぼこ:丘梨栄枯死んだんだってな


ぼこ:ちゃんと使えてえらい


ぼこ:仙人と金髪美少女の吐い信(無料)


ぼこ:↑一向に作れないカレーが有料なのがバグだからね、ええ、ひじょうに


ぼこ:かわいい外人は正義


ぼこ:栄枯ヒロイン交代だってよ


ぼこ:介護


ぼこ:さすが丘梨栄枯呪いでじじいになっても吐い信する吐い信者の鑑


ぼこ:異国金髪美少女が仙人を介護する、これ日本の未来


ぼこ:↑素晴らしいな


ぼこ:栄枯は戦闘不能よーん


ぼこ:てかしゃべれや女!




「うむ、では丘梨栄枯が起きるまではダンジョン探索レクチャー動画といこうかの」


「まずは、武器じゃな。ダンジョンの武器といえばなんじゃ?」




ぼこ:カタナ


ぼこ:AK-47


ぼこ:ドーナツ


ぼこ:素手


ぼこ:相撲


ぼこ:金属バット


ぼこ:メリケンサック


ぼこ:バーベキュー皿


ぼこ:ロボット!


ぼこ:肉塊ハンマー




「ふむふむ、色々でとるが。正解はダンジョンに武器はない」


「正確にはワシの知る限り死のダンジョンに滅多に武器はないじゃな、基本的には現世から電子境界へと武器を持参する必要があるのぅ、仏様が持っている場合もあるがの」


「そしてこのブラック武器、ワシも初めて見たわい。それもこんなにたくさん栄枯はモッテいるのー。序盤にしていやずっと使える非常に強力な武器じゃろう、成長ポテンシャルも他よりぐっと高くなっているじゃろうな。売ればこの小さな果物ナイフでも……一本で億はくだらん? かのぅ」


「成長とは、カードおっと詰め込みすぎダンジョンで脳の栄養を使いすぎるのはよくなかったの。ともかく切り札のカードと戦いの基本となる武器戦闘これを駆使してたたかうのが死のダンジョンじゃ、おっと、個性的なスキルもあるのーそれはまた次回じゃな」


 ブラック果物ナイフを手にした仙人はそれをじろじろと眺めて、やがてカメラ目線ひだりの指を立てて死鳥者にグッジョブとナイスのスマイルをお送りした。




 ▼94000ぼこ突破▼


ぼこ:クソみたいな問題!


ぼこ:へぇー


ぼこ:さすが仙人


ぼこ:チュートリアル仙人


ぼこ:しってた


ぼこ:1番チュートリアルが必要なヤツが眠ってる件


ぼこ:↑眠りにつくんだよ。


ぼこ:長文仙人のせいで俺も眠りにつきそう


ぼこ:↑さすがにもっと脳つかえ


ぼこ:脳の栄養はあんま使ってないけどちんぽの栄養垂れ流してたヤツならいたな


ぼこ:仙人のダンジョン攻略日記


ぼこ:てか億ってまじ


ぼこ:ブラック武器はごくごく稀にダンジョンに落ちてる死の遺産だからな


ぼこ:↑おまえだれだよ


ぼこ:↑死のダンジョンの運営


ぼこ:↑だまらっしゃいチンキス!


ぼこ:億万長者栄枯


ぼこ:そりゃ低収入低温低カロリーって言うわ


ぼこ:栄枯様に飼ってもらう方法


ぼこ:けっきょく死を恐れないものがダンジョン成功者なんだよね


ぼこ:栄枯は馬鹿やってるけどこいつそういや死にに来たもんな


ぼこ:死のダンジョンの死者数(自殺者)が多いのも事実だけどな


ぼこ:まぁ栄枯は死のダンジョンで肉塊ゆがいて緑液捨ててんだけどな


ぼこ:え、仙人講座つづくかんじ?


ぼこ:丘梨栄枯はやわらかな眠りにつくんだよ。


ぼこ:まぁ生きて帰れればだけどね

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