クラスツーリング 1
美味しい物を食べよっか
クラスツーリング当日。
朝4時、道の駅 沼南に僕達は集合していた。
また空が薄暗く、夏でも少し冷える。
そんな中、僕含めスクーターが4台、400ccのバイクが2台、背もたれの付いている様子のおかしいバイク(族車)1台。
計7台のツーリングが始まった。
暫く走っていると、街中の風景が開け、海が広がる。
どこまでも続く広い青が僕の視界を覆い尽くす。
何回も海は見ているはずなのに、僕の目には特別綺麗に輝いてみえた。
海沿いの道を暫く走り、赤い橋を渡る。
また暫く走り、漁港の駐車場に止まった。
「夏宮!ついたぜ!ここが那珂湊!」
須賀 亮がヘルメットを脱ぎ、楽しくて仕方ないという笑顔で僕にそう言う。
今回のツーリングでメイン企画と先導をしてくれている。
他の皆もヘルメットを脱ぎ、ニヤつきながら僕に近寄ってきた。
「お前が海鮮好きだって言ってたから、皆でここ行きてぇなってなったんだよ!
しかも一昨日誕生日だったろ!」
「おいぃいいいっ!遠藤!それは言っちゃぁダ・メ・よぉん♡」
「須賀きっしょ!おぇっ」
須賀ちゃんの突然なオネエ言葉に、何人かがおぇーと反応する。
そんな感じにワイワイと店々を、見ながら買ったり食べたりしながら回って行く。
「なぁ...苓。バイク、楽しめそうか?」
「そうだね。僕は...、このクラスの奴は、バイクを楽しめる環境が整い過ぎてやばいと思うよ。」
「そっか。なら良かった。」
「須賀ちゃんがしんみりとか似合わないよ。
でも、ありがとう。」
お調子者でかなりうざい時もある須賀ちゃんだけど、他人に優しいせいか誰も嫌わない。
たまにウザいけど。
「苓っ!生牡蠣くえっぞ!
早く来いよ!やーば!でっけぇー!!」
須賀ちゃんと話していると、先を歩いていた遠藤に呼ばれる。
遠藤も魚介類が好きなのでいつも以上にテンションが上がってる様に見えた。
僕と須賀ちゃんが遠藤達に追いつくと、既に何人かは牡蠣を食べていて、僕も食べたくなり買う。
僕も他の皆も牡蠣を2~3個食べ、また散策を再開する。
投稿遅くなりました(:3_ヽ)_
仕事、転職したい...。
拙い文ですが、楽しんでいただければ幸いです。
短く、読みにくいですが、読んで頂きありがとうございます!
細々とですが、頑張りたいと思いますす。