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■施設について





●〈イーハトーブ幻想館〉


 オーナーが〈吟遊詩人〉(バード)の〈ナーサリー〉、店長は〈召喚術師〉(サモナー)の〈キティ〉が務める喫茶店。

 音楽喫茶ならぬ物語喫茶とでも言うべき店で、店内では定期的に古今東西の物語を読み聞かせている。(BGM付き)


 店の目玉は店長謹製のケーキセット。甘い菓子類としては手頃な値段と素朴な味わいが人気の秘訣。果物の甘味を引き出しているからこそ、値段を押さえられるのだとか。

 店員は〈大地人〉で賄われているが人間族はわずかで、飴色に光るインテリアと相まって店内を幻想的に見せている。





〈花金鳳花の貴婦人〉(マダム・ラナンキュラス)


 〈武道家〉の〈カトレヤ〉、通称『ママ』が経営するバー。

 一応普通のバーではあるのだが、経営しているのが“あの”カトレヤであるが故にオカマバー扱いされている。


 頭の固い一部の〈大地人〉から悪霊の巣のような扱いを受けているが、アキバの人々は並の男や女より頼もしいママを慕っている為、直接的な被害はほぼ無い。

 キティはここの常連で、夜中はよく飲んだくれている模様。

 ラナンキュラスの花言葉は、「あなたは魅力に満ちている」。


【※〈カトレヤ〉について】


 豊かな黒髪にアメジストの瞳、妖艶な脚線美を併せ持つ麗人……に見える男性。

アバターもまごうことなき男性であり、キャラクリエイトの限界に挑戦したかのような麗しさを放っている。


 〈大災害〉後はマイノリティに属する〈大地人〉や〈冒険者〉の悩みに耳を傾けている。自分を偽り続ける苦しみを知るカトレヤにとって、ヤマトの差別意識は憂慮せざるを得ないレベルにあるようだ。





●〈Glass・ホッパー〉


 アキバ発の新たなトレンドを自称する眼鏡専門店(正確にはサングラスやゴーグルも取り扱う)。

 店長である〈眼鏡こそ真理〉のヒドイ名前が証明するように、メガネっコ(まさかの娘、漢問わず)に対する情熱から生まれた店。


 その酷い誕生経緯に反して、需要の高い店。〈円卓会議〉に代表されるようにアキバの街には非常に眼鏡キャラが多いため、曇り止め剤や眼鏡ふきクロスの売れ行きは好調。

 店長自身は『伊達ではない眼鏡も大変に素晴らしい!』と〈大地人〉需要を伸ばしていきたいようだ。


【※〈眼鏡こそ真理〉について】


 〈細工師〉のサブ職業を最大限に活用して、眼(鏡っこ)に優しいレンズとフレーム製作に精を出す変態。〈円卓会議〉から拡大鏡に使用するレンズの研磨を依頼されるなど腕はいいはずなのだが、それを覆すほどのメガネスキーという致命的な特性を持っている。


 こんなんでも〈海洋機構〉所属なのだからどうしようもない。名前が酷すぎるので通称は「真理さん」、最近の推しメガネは〈ココアブラウン〉のみねねらしい。






〈イーハトーブ幻想館〉の名物がフルーツ系列のケーキなのはただの趣味です。もちろんお茶も美味しいですが。

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