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東方百目物語  作者: ユコピン
3/15

第二話

今回はちょっと長いです

そしてあの方も登場です

私がこの世界に来て一ヶ月が過ぎた


私は一時間かけてようやく人工物を見つけたが、そこは前の世界よりも科学が発達していて、近未来都市になっていた


東方Projectの二次創作で見たことがあるが、実際を目の当たりにすると言葉が出なかった

そのあと私は少し都市から離れた場所にあった妖怪の山みたいなとこに身を寄せている

最初は警戒していたが日がたつに連れて私に対する警戒心が薄くなっていった


そして私の能力だが・・・中々のチートだった


まず能力で私の姿を消せる

「盗む程度の能力」で皆の目を盗んだら、誰一人私の存在に気づく者は居なかった

(※実際に目を盗むのでは無く、意識の方の目を盗む)


あとは、他の妖怪の側を通っただけで物を盗んだりも当然と言えば当然と盗めた

(※そのあと持ち主には自分の持ち物を落とした、と言って返却した。一切疑われなかった)


結果として盗む事が可能ならば何でも盗める


チートw


そんな私は今・・・


石燕「開かないなぁ・・・」


鉄製の檻に捕われていた

事の発端は一時間前に遡る


今日の私は川で水浴びをしてきて、サッパリして家に帰ろうとしたとき、何処からともなく


妖精「ヒイラギーヒイラギー」


沢山の妖精が石燕の回りを飛び回る


妖精「アソボーアソボー」


この妖精達は湖で私が昼寝をしていたらいつの間にか群がっていた、それ以来食べ物をあげたり遊んだりして親しくなった


石燕「それじゃあ、何して遊ぶ?」


すると妖精達は嬉しそうに


妖精「カクレンボー!」


そのあとは圧倒的に私の不利だった


妖精の大きさが手の平サイズなので探すのがやっとだった


最終的には食べ物で釣ったけど・・・


そして妖精達と遊んだ後、家に帰ろうとしたら地面から檻が出てきて・・・


今に至る


鉄製の檻はどうやら自立式らしく人間達の都市に向かって走行中


頑丈そうな扉が開いて中から銃を持った人間達が出てきた


人間を見たの久し振りだ


人間「女の子・・・?」


人間「何で捕まってるんだ?」


人間「ウホッいい女・・・」


人間「取り合えず、出してやろうぜ?」


人間「いや待て、妖怪が化けたのかもしれないぞ?」


人間達が私の事で話し合いをしている

・・・一人空気読め


?「一体何を騒いでいるのかしら?」


すると突然、少女の声が聞こえてきた

赤と青のツートンの服を着ていて、白銀の髪を結わえていた


石燕(あ、えーりんだ)


幻想郷の永琳よりまだ幼い永琳が立っていた


人間「実は今朝放った妖怪捕獲機が戻ってきたらこの子が入って居たんですよ」


永琳「・・・メーターはどうなっているの?」


すると男は懐から機械を取り出し、私に向けた


人間「・・・妖力は無いですね。」


だろうね、妖力を隠しているから

怯えたフリをしよう、面白そうだし


人間「じゃあお嬢ちゃん、お父さんとお母さんに会わせてあげるからこっちにおいで~」


石燕「ひっ・・・!」


小さく縮こまる私


人間「おいおいwこんな小さな子を泣かすなよ~w」


人間「(´・ω・`)」


人間「じゃあ!此処は俺が!」


人間「黙れ、ロリコンw」


人間「ロリコンでは無い!ペドフェリアだ!」ドヤァ


人間「お前もう死ねよww」


石燕(・・・今の人類大丈夫かなぁ・・・)


この先、人類が生きて行けるか心配になってきた


いつまでも茶番を続ける男達に永琳が痺れをきらし


永琳「では、保護者が見つかるまで私が保護します

・・・異論は在りませんね?」


と睨みを効かせると


男達「異論在りません!」


息ピッタリに男達が答えた


男達と別れた後、永琳に手を引かれて永琳の自室に連れて来られた


永琳「取り合えず適当に座って」


石燕「ど、どうも・・・」


私は緊張したフリをして椅子に座る


永琳「何か飲む?」


石燕「じゃあ・・・ココアで・・・」


しばらくして、私の前にココアが置かれた


石燕「あ、あの・・・砂糖ってありますか・・・?」


永琳「あるわよ、今取って来るわ」


私は永琳の持ってきた砂糖をスプーンですくってココアに入れる


すくう、入れる、すくう、入れる、すくう、入れる、すくう、入れる、すくう、入れる


永琳「随分と甘党なのね・・・妖怪なのに?」


石燕「あ、気付かれていましたか。」


砂糖を6回入れてようやく飲む


・・・うん、甘い


永琳「あれで騙せたと思っていたの?」


デスヨネー

石燕「まぁ、私は本当に捕まっただけなんですけどね・・・」


永琳「ふぅん、まぁ自己紹介ね。

私は八意永琳、貴女は?」


石燕「私は柊石燕、宜しくね。えーりん」


そうして永琳と知り合いになった私はこれからちょくちょく遊びに行く様になった


因みに 隠技「目を盗む」を発動したら誰ひとり気付きませんでした


私の能力万能☆

はい、出ましたえーりん

なるべく早いうちに出そうと思っていたんですが早くだせてよかったです

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