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叫喚
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全て私の日常への不満や愚痴を連ねてるだけの物です。
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──── 夜
寝る前はいつも自分の好きな「君の名は」の「かたわれ時」を流す。何とも言えないメロディに感化され、日々口に出せずにいた不満が一気に込み上げてきて、吐き気すら覚える。目を閉じても、頭の中では終わりのない自問自答の反省会が続く。
「このままでいいのだろうか」――そんなことを考える間もなく日々は過ぎていき、憂鬱な気持ちだけが積み重なっていく。その憂鬱は、ただ蓄積するばかりで、吐き出そうにも現実はそれを許してくれない。
人なんて、簡単に信用できるものじゃない。いつ自分が毒を吐いて、誰かに嫌われるかわからない。そんなことを気にしているうちに、自分自身のことがどんどん嫌いになっていく。そしてそれをまた反省して、さらに憂鬱になる――そんなことの繰り返し。
だけど、そんな日々を繰り返しているうちに、なぜか少しだけ人に優しくなれた気がする。