表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47都道府県大戦北海道編  作者: 照屋 啓二郎
クーデター
3/17

クーデター

我々は、北海道庁に到着すると、四方の道を封鎖し、デモ隊を待ち構えた。遠くから警官隊の怒号警官隊の発砲、それに応じたデモ隊の発砲に攻撃が微かに散発的にだが聞こえてくる。

しばらくすると、デモ隊が四方から迫ってきた。我々は、空に向けて数発発砲した。デモ隊も同じように応じた。

そしてついに、バリケードが突破された。その時、伝令から函館第二師団が札幌に到着したとの情報が入った。それを受けて我々は、警備員を打ち破り、道庁内部へ突入した。デモ隊もそれに続いて、侵入した。

北海道指導部は、脱出の準備を進めていたが裏切りによる想定外の突破に、脱出の準備が間に合わず、知事をはじめ指導部は、全員

逮捕された。

道庁から北海道旗が落ち、新政府の旗が掲げられた。すると、千歳師団及び、函館第二師団は、札幌の通信施設、ラジオ局、駅と言った主要施設が制圧された。

私は、ラジオ局に移動すると、道民に声明を発表した。

「私は、北海道防衛大隊長の岡本拓也少佐です。本日我々は、汚職にまみれた旧支配者を逮捕した。ここからは、道民による道民のための政治を行うことになる。」そう演説した。

反対するものもいたが多くの道民が支持をした。

私はすぐに全軍に帰投命令を出した。全軍がそれに従ったが、一部の将兵が暴走し、軍艦を盗み出し、攻撃しようとする事例もあったがすぐに鎮圧された。

そうして政権の奪取に成功した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ