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05



「おはよう あつし」


「おはよう 伊織」


「で 何にした」


「何って 何が」


「神から貰った3つのスキルよ」


「まだ 決めてないよ」


「えっ まだなの そういえば まだレベル1ね 何してたの」


「中々決められなくてね キャンセル出来ないんだろ」


「そうだけど みんな 昨日でレベル5以上になったわよ」


「へぇ~ そうなんだ あっ それで 人が少ないのか」


「そうよ 私はレベル5だから まだ城に入れるけど 今日でレベル6以上になると思う 明日からは私も王都の宿に泊まることになるわよ」


「それは もったいないね この城は居心地がいいのに 入れなくなるんだろ」


「そうだけど まったく のんびりし過ぎよ」


「伊織は神から何のスキルを貰ったの」


「私はアイテムボックスSと賢者の知恵 そして英雄の力にしたよ」


なるほどね それが妥当かもね


う~ん


「今日はこれから 選んで 魔物退治に行くんでしょ」


「いや 今日は王都を見学しようと思っているよ せっかく異世界に来たんだからね」


「はぁ~ 魔王から世界が滅ぼされるかもしれないのよ」


えっ そんなに厳しい状況なのかな


「ねぇ ソフィア 魔王って そんなに恐ろしいの」


「はい この1年で人の国の3つの街が魔王軍によって滅ぼされました この国にも攻め込まれましたが 今のところ 何とか防ぐことが出来ています」


う~ん そうなんだ そんな話は聞いてなかったよ あっ 初日に言っていたのかも


「英雄様 今日はどうしますか」


「まあ 予定通り ソフィアと王都見学に行くよ」


「まったく 王女様を連れまわすの」


「伊織が案内してくれるの」


「私は仲間とレベル上げに行くのよ あつしこそ 私達と一緒にレベル上げにくればいいのに」


「じゃあ また今度ね」


「まったく もう」


「ふっふっ では 行きましょうか」


「そうだね 伊織 頑張ってね」


「あつしは 少しは頑張りなさい」








城を出ると街に 王都の中央に城があるようだ


とても大きな街なのだが高い壁に囲われている


魔物の進入を防ぐためなのだろうか




俺とソフィア そしてソフィアの護衛の女性の兵士が2名 4人で王都見学に


服なども買ったほうがいいのかも知れないけど 荷物に


やっぱり アイテムボックスは欠かせないのかも


あっ その前に お金を持っていないや


それに ソフィアが気づいたのか クスクスと笑いながら


「安い物でしたら私が払いますよ」


う~ん 女性に払わせるのか 安いってどれくらいなんだろう


今のところ 服等は毎日洗濯してくれて 着替えも用意してもらってるからなぁ~


そういえば 毎日 着替えをくれるので 服が増えていってるよね


しばらく 城に泊まれば ただで 服が揃えられるかも




おっ 道場か ここは 剣技か


俺が立ち止まっていると ソフィアが


「入ってみましょうか」


「いいのかな その」


「お金ですね 見学だけなら どこの道場も無料ですよ」


それなら


俺達が中に入ると


あっ 可愛い


長い金髪に真っ赤な瞳 舞うような剣技 何より 可愛い


鑑定すると レア 18歳 剣士


【仲間にしますか】


あっ そうか はい


「英雄様 レアといいます 英雄様がレベル2になるまでの短い間ですが よろしくお願いします」


「レア よろしくね ここの生徒なの」


「父が師範をしています よかったら英雄様もどうですか」


「あっ そのお金がね」


「それでしたら 心配ありませんよ ここは私の家でもありますから お金はかかりませんよ」


えっ いいの それなら お願いしてみようかな


俺は道着に着替えて 木刀を受け取った


そういえば スキルがあったよね


え~と 【神の祝福】 んっ あつし ソフィア レア 選べるのか もちろん 俺を選んでっと


これで経験値が10倍になるんだよね


今日の訓練は1日3時間だそうだ だいたいの人が これを受ければ 剣技のレベルが1になると


しかし 20分もしない内に


剣技のレベルがレベル1に


おっ もう上がったのか


「さすが 英雄様 凄いですね」


レアが驚いた顔をしながら言ってきた


さすが俺 まあ 英雄なら誰でもスキルを使えるからね




俺達は3時間 剣の訓練をして 城に戻ることに


ソフィアが風呂に入りたいそうなので仕方ないだろう


「レアも一緒にどうかな」


「よろしいのでしょうか」


「ソフィア いいよね」


「ええ もちろんですよ 仲間でしょ」


俺とソフィアが先に風呂に


城の風呂は広くていいよ まあ この風呂は王族専用みたいだけどね


俺とソフィアが風呂の中でキスをしていると


いつの間にか レアが風呂の横に


レアの引き締まった体 女性らしいプロポーション そして真っ赤なに染まった顔


可愛い タオルで前を隠しているけど 風呂に入るなら・・・


「レアも入りなよ」


「えっ あのよろしいのでしょうか」


「ふっふっ 一緒に入りましょ」


レアが俺の横に入ってきたので


抱き寄せて キスをすると


驚いた顔をしていたが


いい っと聞くと


コクリと


おおっ いいのか まさか レベル2になるまでは断られないってことなのかな


それなら レベルを上げたくないよ 上げたとたんに ソフィアも レアも相手してくれなくなるのかな


う~ん


俺とレアがキスをしていると


ソフィアが私にも っと言って


俺にキスを


俺達は3人で風呂を楽しんだ



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