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ベガはいろいろと馬鹿!

~一言でわかる前回のあらすじ~


神界で和服ロリ神と会いました


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回で10話に到達しました!

これからも頑張りますので宜しくお願いします!

「お主、神に向かって馬鹿とは何じゃ!?」


いや、だって馬鹿だろ!? 俺をなんの理由もなしに異世界に呼んだのか!? 馬鹿としかいいようないだろ!


「む、説明が足りんかったの…… ワシはお主以外の3人を呼ぶつもりじゃったのだ。しかし、何かの手違いでお主までこの世界に迷い込んでしまったのじゃ。」


えっ?なにそれ、ベガでも分かんないの?


「あぁ、分からんな。少し心当たりとがあるとすれば、この世界に呼ぶ手続きをしている時にちょっとウトウトしたくらいかの……?」


それだろ原因! ベガが寝ぼけながら操作したせいで俺が間違って呼ばれたんだろ! ベガやっぱり馬鹿だろ!


「ぬっ! 違うぞ違う、誤解じゃ! もう手続きの終盤じゃったからワシは何も操作してなかったんじゃ!ノータッチじゃ、ノータッチ! 信じてくれい!」


いや、信じられるわけないだろ……

犯人こいつか…… おまわりさんこいつです!


「むむむむむ…… まぁウトウトしていたワシも悪いな…… あんまり腑に落ちんが認めよう。お詫びに新しいスキルを与えてしんぜよう。それで手をうってくれんか?」


買収してきたか…… まぁ過ぎたことはしょうがないからな! 許してあげよう! 別にスキルに釣られたわけじゃないんだからねっ!


「現金な奴じゃ……それに女の振りしてツンデレとか気持ちが悪いぞ……」


やべぇ 聞かれてるんだった。てへぺろ!


「てへぺろにしてもダメじゃぞ、キモいのじゃ。……まぁいい、スキルを与えるからこっちに寄るのじゃ」


ベガの方に寄ると、ベガは椅子から下り俺の頭に右手を置いた。ベガの右手に緑の光が集まり、緑の光が俺の中に入る。


《スキル:創造Lv1 を手に入れました》


え、創造!? これチートスキルなんじゃない!?


俺はすぐステータスを開き、創造の情報を見る


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


スキル 創造Lv1


魔力を使い 物質の形を創り変えることが出来る


対象物質 木 石


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


おお! 今までのなかで1番使い勝手がいいぞ!

流石 ベガに直接貰ったスキルだ!

ありがとう! ベガ!


「ふふん、お気に召したようじゃな。それではな蓮。また会おうぞ!」


俺の意識はそこで途切れた。




~~~~~


「朝だよぉ…… レーくん…… 起きて……ふぁ」


スピカの声が横から聞こえる。俺はベッドで寝ていた。どうやら本当に戻ってこれたらしい。 神界に行ったことは夢じゃないだろうな……?


起き上がり声のする方をみると、スピカが目を擦りながら立っており、彼女の赤髪には寝癖が付いている。 スピカも今、起きたとこかな?


「おはよう、レーくん」


「おはよう、スピカ」


軽く挨拶をした後、スピカは朝ごはんを作るために1階に降りていった。


朝からスピカを見れるなんて、幸せだな。

ただ、恥ずかしいのには慣れないな……一緒に暮らしてくんだから少しずつ慣れてかないとな……


……まぁいいや、それよりもベガに会ったことは現実だったのかな……?夢じゃねぇよな?


ベガに会ったことは半信半疑だったので、自分のステータスを開いた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 雨宮 蓮


年齢 17


レベル 1


ジョブ 魔物使い(テイマー)


スキル 使役Lv1 調査Lv1 教育Lv1 創造Lv1


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


創造スキルがある! やっぱり夢じゃ無かったんだな、良かったぜ! これで創造スキルがなかったら相当凹んだよ…… 俺の中で唯一使い物になるスキルだもんな!


ん? そーいや創造スキル手に入れる前に、ベガが使役スキルの問題点を改善してくれたんだったな。結局スーはどう変わったんだろ? 念話スキルでもスーにあげたのかな?


俺が考えてると、下からスピカの叫び声が聞こえる。


「レーくん! レーくん! ちょっと来てぇ!」


俺はすぐに下へ行った。スピカは腰を抜かし、リビングにへたりこんでいる。


スピカの視線の先を見ると、机の上には童顔で、白いワンピース姿のロリっ子がいた。髪の色はライトグリーンで、床につきそうなくらい長い。


え? これ誰? スピカの妹かなんか? いや、それならこんなに驚かないよね。んじゃ誰これ?


俺はそのロリっ子の周りにプラスチックの破片のようなものが散らばっているのを見つけた。


あれってスーが入ってたカゴじゃね……?

え、まてまてこのロリっ子の正体分かったかもしれん。いや、まて、諦めるのはまだ早い! そんなことあるわけ…


「あ! マスター! 私だよ! スーだよ!いきなり人型に変身できるようになったんだ!これでマスターの役に立てるよ!」


「えっちょっ! なんでこっちに寄ってく……ぐはっ」


ロリっ子改めスーは、俺を見つけると喜びながら、俺の腹めがけダイビングしてきた。どうやら抱きつこうとしたらしい。腹めっちゃ痛い……

イモムシの力じゃないね……


俺はそのまま調査スキルを使い、スーのステータスを開いた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 スー


種族 ゴッドラオペ


レベル1


スキル 粘糸Lv1 擬人化


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


スーの種族変わっちゃってんだけどぉぉぉぉぉぉ!!?? やりすぎだろ、ベガァァァ!!

やっぱりあいつバカだろ!!


固まった俺をお構い無しに、スーは俺を抱きしめていた……

スー 「人型になれるようになった!

これでマスターと話せるね! 」


ベガ 「やりすぎてしまったかの……?」


作 「予想外デース!」

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