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自己紹介

「ちょいまて、あんた俺の能力わかるんじゃねえのかよ?さっきドヤ顔で喋ってたじゃねえか」


「いや、わかるはずなんだが・・・参ったな、こんなの初めてだぞ」


白服は頭をかきながら言った。


「悪かったな。あんたの初めてが俺で」


「ちょっと誤解されるような言い方はやめろ下さい」


白服はため息をひとつつくと、立ち上がった。


「とりあえず明日もう一回調べるな。とりあえず今はお前にここに慣れてもらわないとな。なんせ、今日からここに住んでもらうんだがら」


「・・・・・・は?」



和也と白服は唯子の部屋を出て、一階にある部屋の真ん中の部屋に向かった。

白服がいうには食事の時等に使う多目的室兼会議室らしい。

今日は会議のために使うようだ。


部屋の前についた白服はドアノブを手に取ると、回さずに横に引いた。


「紛らわしいもん作るなぁ・・・」


「遊び心だよ遊び心。人生楽しくねえとな」


白服に続いて部屋に入ると、中には何人かの人が丸テーブルを囲うようにして座っていた。

和也が知っている面々もいるが、3人ほど知らない人もいた。


「お、やっと来たか。少し遅れ気味だぞ」


「へっ、ヒーローは遅れてくるもんだろ」


唯子の小言を普通にスルーした白服は、唯子の隣に座ると、和也も座るように言った。


「・・・さて、お前らも知っているように、我ら「ガヴリイル」に新メンバーが加わったわけだが」


「・・・またやるの」


「ここで!毎回恒例!自己紹介をする!」


妙にテンションの高い白服と、対照的にテンションの低い他のメンバー。


自己紹介だけでここまでテンションが下がるとは、一体どんな自己紹介なのか・・・


「まずは俺だな。「ガヴリイル」のリーダーをやってる、セイヤ・アフリフォードだ。アメリカ人と日本人のハーフだからそこんとこよろしくな!」


なにがよろしくなのか全くわからなかったが、とりあえず頷いておいた。


「じゃあ次は唯子だな。今回は何をやってくれるんだろうな!!」


「ん?」


白服の言葉をあまり理解できずテンションについていけなかったが、和也以上にテンションの低い唯子を見て変な寒気を感じた和也だった。


続く


白服ハイテンションだなぁ

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