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白服

「さて、そろそろ施設内を案内しようか」


おばさんは手を下ろし、右にある扉を指さした


「先に言っとくが、あそこには絶対に入らないようにな」


「唯子さんの部屋…汚い」


「ん?チエリな に か い っ た か い ?」


「な、何でもないです」


チエリは怯えながら和也の後ろに隠れた。


「まあいい、続けよう」


和也達は玄関ホールにある3つの扉の内の、左側にある扉へと向かった。


唯子が扉を開けようとすると、再び玄関の扉が開き、一人の男が入ってきた。


「ん?新入りか?聞いてなかったぞ」


白い服を着た男・・・いやおっさんは頭をかきながら言った。


「あんたどこいってんだい、今日は新入りが来ると言ったじゃないか。」


「わりいわりい。ついパチスロで勝ってたんでな」


男はポケットからお菓子を取り出すと、チエリとカナに渡した。


「おかえり白服ー」


「・・・おかえりなさい」


白服と呼ばれた男はまた頭をかきながら何かを思い出す仕草をした。

そして突然手をポンと叩くと、


「ああ、君が和也君か」


「忘れてたのかよ」


「面倒ごとは唯子に任せてるからな。まあ名前言うのめんどくさいから白服で覚えていてくれ」


「お、おう」


とりあえずよろしくな。といって白服は2階へ上がっていってしまった。


「まああんなやつだけど実力は確かだよ。なんせ私らの長をやってるからね。」


「・・・本気で自身なくなってきたぞ」


続く


白服の名前は書状にかいてます

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