REALGameー初戦闘と出会い
少しグロっぽいので注意
ーログイン初日
ぼ…俺の刺激溢れるREALGameプレイの
記念すべき、第一日目。
ーになるはずだったんだ。
ビーーー。ガサッガサッ。
「えー,昨日お伝えしましたとーり今日から
REALGameは,ログアウト出来ない,
”デスゲーム”となります。
例によって,残りプレイ日数も13日とさせて
頂きます。時間は今迄通りゆったりとしてるので,クリアする迄時間はあります。
地下100階に辿り着き,ラスボスを倒し,
皆様がREALに帰れるようお祈りいたしましょう」
………‥……………は?は!?what?!
Do you speak Japanese?!
今,何つった!?
…お見苦しいところを見せました。
まじ土下座。
許してぴょん☆〜(ゝ。∂)
…ふざけてる場合じゃあねぇだろ。
REALGameがデスゲーム化!?!
ふざけるのも大概にしろよ。
デスゲームは法律違反だぞ!?
「ーねぇ,REALGameがデスゲーム化ってどういうことなの?」
「えっー。」
‼︎めっちゃ可愛いっっ!
何この小柄で超絶美少女!?
「…ごめんなさい。その様子だと,
貴方は今このゲームに参加したみたい…、ごちゃごちゃ話してる暇はない見たいね。」
俺の身なりを見て判断した彼女は
「この敵はブルーハウンド。
防御力はそこまで高くないわ。
その手で持ってる剣でも貫通できるから,
倒すのを手伝って頂戴。」
ー辺りを見回せば敵が
俺と彼女を囲んでいた。
「そう…見たいっすね!」
俺は一番近くにいたブルーハウンドを手に持っていた剣で刺し殺す。
ブルーハウンドの体を剣が貫通した。
本当に貫通するんだな…。
ブシャアアア
ブルーハウンドから溢れ出た血が俺につく。
「…あ、貴方本当に初経験者!?」
彼女は驚いている。
当たり前だろう。初参加だと思われる青年が剣を使いこなし,ブルーハウンドを倒して行っているのだから。
納得しろという方が無理だろうな。
まぁ,俺がこんなに剣を使いこなせるのも剣道を習っていたからである。
ーむしろ驚きたいのは俺の方だ。
彼女は俺よりもか細い腕で剣を
無駄ない裁きで,ブルーハウンドをなぎ倒しているのだから。
ードサッ
最後のブルーハウンドを倒し終わった。
気づけば俺についていた血が消えている。
どうやら返り血は10秒後には消えるらしい。
「…じゃ、俺はこれで…。」
「あっ、待って!これあげる!REALGameのマニュアル!無いよりはマシだからっ。」
そう言われ彼女からは,
まるで魔法使いが使うような本を渡された。
「ありがとう。それじゃ。」
そして,俺は彼女の前から消えた。
「…月影薫くん。又,会いたいな」
俺は木陰に隠れ一息つく。そして…、
すっっっごい美人さんっっつ!!
あんな可愛い子見たことねぇよ。
まぁ、それはさておき((黙れ
彼女に渡されたマニュアルを読むことに。
あっそういえばLevel上がりました。
月影薫Level1→Level5
P.S…彼女にデスゲームに何故なったか聞いておくべきだったなぁ。
…今思えば彼女に会ったのは運命だったのかもしれない。
REALgemeSTART時に始めて会って話して、戦闘して…。
「薫くんっ!しっかりしてっ!」
俺を呼ぶ彼女の声が聞こえる。
嗚呼、俺は…僕は彼女の事が…。。