表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/11

■ 知らぬが仏

政府は少しずつだが、人類総VR計画を進めていった。増えすぎた人口を制御する為である。本人に気づかれぬよう、就寝中等を狙いVRの世界へ送り込むのだ。


「いや、実際うまくいっていて良かった。偽の世界で生きている庶民どもは、知らぬが仏という所だな」


政府の担当者は胸をなでおろし、満足げに呟いた。なぜなら、当初は「絶対にバレるに決まっている」という意見が大半を占めていたからだった。


だが実際の所、殆どの人々は自分が仮想現実の世界へ”誘拐”された事に気がついていた。でも皆それを口にしない。


何故かって? 無能な政府の元で暮らす辛い現実より、偽りであっても幸福な非現実の方がいいに決まっているからだ。


政治家や官僚というものは、いつも現実を知らぬ生き物である。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ