ねっとり寺氏
寺川「では本日も規定通り0:00になったので会合を始めるでござるよ。」
「「「「御意!」」」」
寺川「百田氏からの発言を許可するでござる」
百田「了解いたしました、寺氏!今年2025年は語呂合わせが酷いと思うのであります。」
万谷「ほほぅ。その心は?」
百田「2025で“臭うんこ”の年であります。」
千石「それは、、、ちょっと無理やりが過ぎるかと…」
百田「しかもヘビ年であります。トグロのイメージにぴったりであります。」
女ケ沢「う~ん。言われてみると何か嫌な年だなぁ。」
寺川「拙者は2025は45の2乗だから“シコシコ”だと思ってたでござるよ。」
千石「そちらの下ネタの方が臭そうですね…」
寺川「45は5x9だから45の2乗は5・9・5・9で“ゴクゴク”でござる。」
女ケ沢「開始数秒でRネタをぶっこんできたなぁ。女性もいるんだから、寺氏、、な!」
寺川「これは失礼いたした。ただ因数に入っている流れで言えば三々五々に三々九度。結婚式で大勢の夫婦が契りを結ぶ時に三つの盃に三回注いで三回に分けて飲み干すというしきたりがあるでござるよ。」
万谷「それをあえて“シコシコ”“ゴクゴク”の後に言うのが寺氏の良くないところじゃないかのぉ。」
寺川「これは失敬いたした。では次のお題に移りましょうぞ。では千石氏。よろしくでござる。」
千石「分かったわ…寺氏。私は先月の都議選の話よ…」
百田「これは千石氏、社会派の話題でありますな。」
千石「そう…。再生の道42人全員が落選しちゃったんだけど、この42という数字良くないわよね…」
万谷「ほほぉ。千石氏も思っておったかのぉ。」
千石「42なんて“死に”じゃない…。そこから再生に巡るのかもしれないけれど、そこに置かれた首の行方を私達の会だと考えちゃうわよね…?」
女ケ沢「確かにな。男性の厄年の42歳もそうだし、そもそも十の位が4における語呂合わせは酷いからな。
40“死霊”
41“死人”
42“死に”
43“黄泉”
44“死屍”
45“死後”
46“死蝋”
47“四肢血”
48“死場”
49“死苦”
、、、とかかな。」
寺川「ふむ。拙者は“四十肩”のように老いに着目した語呂合わせを提言するでござる。
40“皺”
41“酔い”
42“腰痛”
43“シミ”
044“およよ”
45“しっこ”
46“白”
4747“しなしな”
48“刺歯”
49“四駆”」
百田「寺氏。“およよ”はアラレちゃんであります。」
千石「49歳で4つん這いは老いが速すぎないかしら…?あれ、、、むしろ進化なのかしら…。」
女ケ沢「寺氏は下ネタをどこにでも放り込むきらいがあるな。まぁ寺氏らしいっちゃらしいが。」
寺川「アラレも無い姿になるのが老いでござるからな。お後がよろしいようなので次は万谷氏。議題を発するでござる。」
万谷「ほっほっほっ。語呂合わせの全てが下ネタじゃないだけマシじゃ。むしろ儂らの脳が寺氏の発言に下ネタのバイアスをかけておるのかものぉ。さて、次のお題じゃな。了解したぞ寺氏。ふむ。儂は数の大きさに関してまとめてきたぞよ。
幼少の頃に一、十、百という数を知り大きい単位である千、万、億と知っていくだけで自慢気になったものよのぉ。その単位は江戸時代に入ってすぐの1627年に出版され大ベストセラーになった塵劫記という算術書に記載があってな。国際規格SIと英語における大きい数もおまけにじゃ。
日本 SI 英語
1 一
10 十 da ten
10^2 百 h hundred
10^3 千 k thousand
10^4 万
10^6 M million
10^8 億
10^9 G villion
10^12 兆 T trillion
10^15 P quadrillion
10^16 京
10^18 E quintillion
10^20 垓
10^21 Z sextillion
10^24 杼 Y septillion
10^27 R octillion
10^28 穣
10^30 Q nonillion
10^32 溝
10^33 decillion
10^36 澗 undecillion
10^39 duodecillion
10^40 正
10^42 tredecillion
10^44 載
10^45 quattuordecillion
10^48 極 quindecillion
10^51 sexdecillion
10^52 恒河沙
10^54 septendecillion
10^56 阿僧祇
10^57 octodecillion
10^60 那由多 novemdecillion
10^63 vigintillion
10^64 不可思議
10^68 無量大数
10^100 googol
10^303 centillion
10^(7×2^122) 不可説不可説転 (仏典の数詞の最大)
10^googol googolplex
千石「数字に弱い私の頭の中に地獄の表が流れ込んでくるわ…」
百田「万谷氏の情報は多いであります。」
女ケ沢「こういう雑学ともいえる無量大数まで全部言えるやつって、パブロ=ピカソの本名やら、タイのバンコクの正式名称言えるやつが多そうだよな。」
寺川「10^21と10^51だけ気になったでござる」
万谷「寺氏は一貫性があって良いのぉ。英語の方にも一貫性ともいえる規則性があって簡単に憶えられそうじゃ。日本の方はもう頑張って憶えるしか無いがなぁ。
uno uni(ウノ、ユニ)は1、vi biは2、triは3、quatroは4、quintetは5、そして寺氏お気に入りSexは6、後ろ4つSeptemberは7番の月(9月)、Octoberは8番の月(10月)、Novemberは9番の月(11月)、Decemberは10番の月(12月)とは親和性があるのぉ。なぜ2つずれておるかは、古代ローマは3月始めだったからじゃ。3月を1番目とすると、9月は7番目の月となるのじゃよ。実際12月のdecaは上の表でも10じゃ。その後もundec-(11)、duodec-(12)、tredec-(13)…と続き、vigin-(20)までとなっておる。10^(3n+1)じゃな。英語の数は3桁毎に1,000,000のようにコンマが付くが、その数だと考えても良いぞ。
さらに豆じゃ。7月は元々Quintilis(5番目の月)じゃったが、Julius Caesar(ユリウスカエサル)の共和国を破壊した功績を讃え、彼の誕生月をJulyとしたんじゃ。8月は元々Sextilis(6番目の月)じゃったが、Augustus(元オクタヴィアヌス)はカエサルの養子(血縁もあり)として初代ローマ帝国を築いた功績など(8月にクレオパトラ、アントニウスに勝利・エジプト併合・アウグストゥスの名を授与)を讃えられ、その月をAugustとしたんじゃ。7月8月が短い訳にはいかないと、連続で31日までと長くなったおかげで2月が短くなったのは、今もその煽りを受けておる形じゃな。」
寺川「くっそ、、、豆が長くて大きくてイヤらしいでござる。愛人関係のクレオパトラとアントニウスが勝利していたら8月はSextemberだったでござるのに!(血涙)」
千石「寺氏…、、だったら何なのよ…」
女ケ沢「クレオパトラで思い出したがOctopusという軟体動物も8本脚だな。」
寺川「20で美人、、軟体動物、、、エロいの掛け算でござる。」
万谷「ちなみにオクタヴィアヌスのOct-は8の…っていう意味ではなくただのまぎらわしい偶然じゃよ。」
百田「ウニは美味しいであります!」
千石「あら…百田氏は最初のuniの1で思考を放棄させられちゃったわね…」
万谷「おっほっほ。残念ながらまだ小さい数の方も調べてきておるぞ。10^-1は1/10、10^-2は1/100の事じゃ。」
日本 SI
10^-1 分 d
10^-2 厘 c
10^-3 毛 m
10^-4 糸
10^-5 忽
10^-6 微 μ
10^-7 繊
10^-8 沙
10^-9 塵 n
10^-10 埃 Å
10^-11 渺
10^-12 漠 p
10^-13 模糊
10^-14 逡巡
10^-15 須臾 f
10^-16 瞬息
10^-17 弾指
10^-18 刹那 a
10^-19 六徳
10^-20 虚空
10^-21 清浄 z
10^-22 阿頼耶
10^-23 阿摩羅
10^-24 涅槃寂静 y
10^-27 r
10^-30 q
百田「男子である自分は家での立場は極小であります。」
女ケ沢「そいえば百田氏の家は女系だったな。学校とかでも男子が少ないとハーレムとか思ってるやついるけど実際は弱い立場で虐げられるんだよ…」
寺川「そんな青春がよかったでござる。」
千石「それはそれで…。寺氏ったら…。そういえば、1/10は分なの?割じゃないの?」
万谷「ふむ。混同しがちじゃが基本は割=分じゃよ。割は単体で習うからのぉ。野球の打率などでは3割3分3厘とやや怪しい表現を使うが、こちらも誤りではない。用語としては5分5分(50%50%)や9分9厘(99%)として分は1/10として使われているんじゃ。」
寺川「ふむ。面白いでござるな。るろうに剣心の二重の極みで刹那は1/75秒と記載されていた方も拙者は信じているでござるよ。おろ。あとgoogolは検索サイトgoogleの由来でぎょろっとした眼という意味もあるのはここでは周知の事実としておくでござる。では最後は女ケ沢氏。頼むでござる。」
女ケ沢「ああ。俺は苗字に関しての話だ。2000年頃にあったIT革命に関するその後と令和での話をするぜ。現在の苗字のTOP2は
1位 佐藤
2位 鈴木
戦前も1位2位はこの順だが、1964年の東京オリンピックの頃には
1位 鈴木
2位 佐藤
と順位が逆転してたんだよ。俺も実は長い間1位は鈴木だと思ってたしな。もちろん戦前とか東京オリンピックの頃は調査の母数が少なかったとかで正確な値が出なかったとかはあるんだろうけど拮抗してるのは間違い無ぇんだ。
そこでIT革命が起こったんだよ。伊藤110革命は仁藤210、佐藤310、志藤410、後藤510、武藤610、名藤710、野党810、工藤910、千堂1010を全て最も数が多い佐藤310にまとめて、鈴木に圧倒的に差をつける革命だよ。2位じゃダメなんですか?って某議員に言われないためにな。」
千石「ちょ、ちょっと…野党810が入ってるのは皮肉かしら?」
寺川「拙者は罵倒810が欲しいでござるな」
万谷「確かに21世紀に入ってからは苗字の1位は佐藤で安定してきている気がするのぉ。ということはIT革命は成功したということかの??」
百田「しかしそのせいで500年後には全ての苗字は取り込まれて全て佐藤になると言われているであります。」
千石「何よそのドラゴンボールZのセルみたいな話…」
女ケ沢「ところがどっこい、鈴木もアンチ佐藤の活動していて更に令和になって追い風が吹いているんだよ。」
万谷「ほほぉ。佐藤のネガキャンかの?」
女ケ沢「そうそう。鈴木の“鈴”の漢字に“金”と令和の“令”の漢字が入ってるんだよ。サブリミナル的に刷り込みが起こって、この漢字を見るだけで『まぁ今時で魅力的ね』と考えちゃうんだ。」
千石「そんなこと絶対ないと思うわ…」
女ケ沢「しかもSDGsを進めてるだろ?あれは
S(鈴木)D(decreases)G(grossed)s(佐藤)
“鈴木は佐藤連合を衰退させる”
ってキャンペーンだからな。もう20年くらいしたら1位2位が入れ替わってるかも知れんぞ。」
百田「主語(Suzuki)も目的語(Sato)もSだから鈴木と佐藤が入れ替わっても同じであります!」
万谷「ほっほっほっ。国の人口が大きく減少しているのに何とも平和な争いとも言えようぞぃ。」
女ケ沢「まぁ1位の佐藤が調子に乗って全ての苗字を牛耳る話が出たから、鈴木をはじめ他の苗字も何とかしたいんだろうよ。」
寺川「なるほどでござる。佐藤は佐の漢字が左じゃなく右だったら佑で助ける、友、優しいという意味になったのか。独善的になりすぎて他のITs makes Revolutionからも嫌われたんでござるな。」
千石「海上に黒い布キレを巻いた半裸の男性歌手が浮かんだわ…」
女ケ沢「まぁ左は嫌われることもあるっていうオチかな、、、」
寺川「金言でござるな。政治的な話で〆るとお固い会になってしまうでござるからな。では拙者の最後のお題は液体の潮はおし・・・」
「「「「お疲れ様でした!」」」」
備忘録にストーリーを+しました
ネットリテラシーは大切ですね
2025/07/05は湿っぽい話題が多いと思いましたのでバカバカしい話を投下しました
ホラーを求めて読んだ方には評価めちゃくちゃ悪いでしょうけど
全てを寺氏のせいにします