プロローグ・昔話をしよう。
初投稿です♪
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では、どうぞ。
.......昔話をしよう。
ずっと昔、神様なんてのが実在していて人と共存していたらしい時代。
どんな神様かって言うと。
火や水、森羅万象色々な万物に『神』が宿っていたらしい.....
人がその存在自体あやふやな感覚でしか認識していなかったみたいだけどな。
けれど、その時代のその『常識』がある神によってぶっ壊された。
『オオアギトノカミ』
後に『アギト』なんて呼ばれる『荒ぶる神』。あらゆる物を飲み込み災害など全てを我が物にしてしまう『無』の意味をもつ神。
そいつは本来存在さえしないもので神々の中でも恐れられ封じられていた。
けれど名も無い神がその封印を解いてしまった。
世界を壊すために.........
何故?
『人は壊す、物を。命を。世界を。そこまで破壊を望むのなら無に還そう』
.......だと。
まぁそこに複雑な事情があるんだろうけど.......
それから色々あってアギトが解放され何でもかんでも殺すわ壊すわ、暴れん坊っぷりを見事に見してくれた訳だ。
こんな軽々しく言ってるのは俺が『現在』を生きて、これが『遠い確実性の無い過去』だからだ。
こんなのが今現在に起きるなんて想像もできないしな。
さて、それからどうなったか?もちろん他の神が黙っちゃいなかった。
神は形姿を変え人に己自身の力を与えた。
武器になり防具になりさまざまなパターンで力となった。
今はそれを『GIA』として生活に馴染んでいる。
『God Infinity Alive』神の無限なる生命という意味。
まぁ頭を取っただけなんだけどな......
その力でアギトと戦い再び封印した。
........まだ続きがある。
アギトを封印しギアとの生活が長く続いた、けれど封印したとこからアギトの残留思念がもれそれがいろんな形になって再び災いとなった。
ギアがある人にはどうって事のないレベルの強さだったらしいからな、すぐに数を減らしていった。
昔は名前も無かったんだけど今は『BAG』バグと言われてる。
ごくたまに現れる凶暴な野獣とかでしか世間には意識されてないが。
それすらも今ではほとんど起きなくなった。
この話も仮設の一つに過ぎないし所詮は昔話。
とまぁこんな感じでズルズルと時が流れ、俺らが生きている現在。
ギアが遺伝と同じ感じで人々に宿り、宿した人を『能力者』として呼んでいる。
能力者が世界の人口の約40%。
ギアが変化し動物のパーツ、その能力を宿した『Animal』アニマルが約20%
一般人が約40%
測りきれなくて大雑把な数字だけどな。
能力が目覚めて無い、気付いてない人とかもいるし.......
まぁ、細かいことは追々話すとして。
そしてギアを教育の中で使い道やその責任など色々な指導を受け、大人になっていく。
それがこの時代の流れ。
俺、音無零が生きる世界。
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