第28話燃える狐
お久しぶりです!約2ヶ月ぶりですね。色々と忙しくてなかなか書けなかっんですけどストレス発散に書きましたぜ。楽しかった
完全復活するにはあと1ヶ月ほどかかりますが気長に待ってくれたら幸いです。
コンコンと言うドアをノックする音で目が覚めた。外を見ても完全に暗く、直ぐに夜と言うのが分かる。
「はい」
短い返事をしながらも立ち上がって扉に近づく。鍵はないのでそのまま扉を開ければ外にはクリスと昼間の女性がいた。
「クリス!もう大丈夫なのですか?」
「はい!テレス様。全然平気です」
クリスの頭の包帯は取れていて見た感じは大丈夫そうだった。しかし隣の女性がそれを否定した。
「もう。まだ大丈夫じゃないわ。頭の傷は術で直せたけど体の中の方はまだダメよ。まだ体の中の方がダメージあるんだから。見えなんて張っちゃダメよ」
「まさかクリス!毒でも…」
「テレス様、そんなことはありませんので心配は大丈夫です」
「ふふ、毒は大丈夫よ。でも内蔵の方にダメージが来てるから少し安静にね。外傷はしっかり直せても中はわかりにくいからね。それに頭の怪我は油断出来ないからね。痛み止めとポーション渡しとくから何かあったら飲むようにと一応あなたにも話しておこうと思ってね。何かあってからじゃ遅いから。ごめんね?心配させちゃって」
そう言って女性は頭を下げる。しかし勝手に心配して慌てたのはテレスなので女性は悪くなかった。
「頭をお上げください!勝手に心配したのはわたしですので」
「ふふ、ありがとう。そうそう私の名前はラティス。皆、ラティーって呼ぶから貴方も呼んでね。じゃあ」
「はい。ありがとうございます、ラティー」
「ありがとうラティー殿!」
ラティーは手を振りながら帰って行った。それに手を振って返す。ラティーが見えなくなれば直ぐにクリスを家に入れた。
クリスに家の案内をしていると八重香が倒れているのに気づいた。彼すぐに駆け寄るとところどころ毛が焼かれ、皮膚がただれていた。
「クリス!」
「はい!ラティーを呼んで来ます!」
クリスはテレスの言葉をすぐに理解して飛び出した。今まで自分たちを助けてくれていたのは彼女だ。そのようなひと?いや獣を見捨てる訳には行かなかった。
テレスは火傷の後を見るとすぐにリビングに会った水と布を持ってきて、濡らし患部に当てる。最初は何事もなく冷やせていたのだがすぐにそれは温度をあげて熱くなった。
「あっ!?」
あまりの熱さにテレスは布を手放してしまう。落ちた布は水を飛ばすことも無くかわいていた。
「テレス様!大丈夫ですか?」
ちょうどよく帰ってきたクリスはすぐにテレスに駆け寄った。
「ええ、大丈夫です。それよりもヤエカ様が」
一瞬目線をクリスに向けたあとすぐに八重香の方をむく。
「あなた達!すぐにそれから離れて!」
ラティーの焦ったような様子と大声に困惑するもどうにかクリスが動いてテレスを下がらせる。その後ラティスは触れないようにしながら八重香を観察する。
そんな時にラティスが不意に手を出して綺麗な光を出すが何かが弾かれたように消えてしまった。それのせいかラティスの表情が険しくなる。
「ねぇ、2人とも。この子誰かと契約していたりする?」
「ええ、私達と途中まで同行していた方がしていましたが」
「そうなのね…」
それを聞いてラティスは黙って考え出す。もしかしたら心当たりがあると思った2人は少し待つが彼女は黙ったままで痺れを切らしたテレスが思わず口に出す。
「ラティー、ヤエカ様は一体…どうなさったのですか?」
「……もしかしたらだけどこの子の主人に何かがあってそのせいでこの子の体にそのダメージが来たのかもしれないのだけど…」
「ということはシオン様になにかあったということですか!ならルーナは…」
「その人たちは大丈夫だよ。この子がその人のダメージを肩代わりしたみたいだしね。けどその肩代わりしたものが悪すぎる。見た感じこれは神様の呪いに近いものだからね。並大抵の力じゃないと解けないよ。」
「ならどうすれば」
紫苑達が大丈夫という気持ちとヤエカが大変だと言うことにテレス自身2つの気持ちがあって混乱する。
「もしかしたら長老なら知ってるかもしれないから行ってくる?」
「行きましょう!テレス様」
「ええ、今すぐにでも」
クリスの言葉に頷きテレスは動こうとするが何処にあるか分からず止まってしまう。
「長老の元にはこれが導いてくれるわ。私はこの子の状態をできるだけ改善してみるわ」
するとそれを察してかラティスが後ろから光を出した。その光はテレス達を通り過ぎそのまま入口へと行く。
「ありがとうございます!どうかヤエカ様をよろしくお願いします。ラティー様!」
そういうと2人はすぐに宛てがわれた家から飛び出した。
紫苑さんに何があったのか…




