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夜に咲く花

クロスはヘクターが先程行った動作と全く同じ動作、たった1歩でヘクターまでの距離を0距離の所まで詰めそして左手に持っていた愛銃、

否いまは漆黒のダガーを一閃横に振り捌いた。


しかし、その動きの速さがヘクターのそれとは段違いであった。


まるで某漫画の瞬間移動を思い浮かばせる程のスピードであった。


「くっ・・・」


瞬時の奇襲、それも自分が行った攻撃と全く同じ手段での奇襲。


普通ならば自分が最も得意としている攻撃方法ならばその弱点も一番自分がわかる筈であり、対処の仕方も普通であれば容易である、そう普通ならば。


死神。


その尋常では無いスピードの一閃にヘクターは身動き一つ取れなかった。


脳では危険警報がけたたましくなっている。

しかし脳から身体に伝える伝令が全く追いついていない。脳から身体に伝令が伝わる速度は約0.1秒。しかし、その速度を持っても死神の動きには間に合っていなかった。


ヘクターはこの奇襲をかわすのは不可能だと判断を瞬時に下す。そして、ヘクターは意外な行動に出る。

漆黒のダガーが目指すその先を予測し、そこに右手を差し出した。


「ほう。」


死神からぽつりと一言だけ漏れる。


右手の手首から先が宙を舞う。


しかし、その代償は決して高くはなかった。

手首に邪魔をされたダガーのスピードは落ち、ヘクターはその一瞬を見逃さずまたもや後ろに跳び引いた。


そして無意識に自分の首を触っていた。

あの一瞬の判断ができなければ宙を舞ったのは首であっただろう。


「右手を犠牲にして凌ぐとはなかなか。ただの変態ではなさそうだな。まぁ及第点ぐらいはくれてやる。」


ヘクターは脂汗を額に滲ませながらも答える。

「いやはやさすがですな。手も足も出ないとはこのことを言うのでしょうね。しかし、驚きました。あなたがナノウェポンの所持者とは。」


ナノウェポン


ナノ鉱物と言われるものから形成されており、あらゆる能力を持っていると言われる唯一無二の武器である。

所持者はほとんどが不明であるがその中の1人が、クロスである。

クロスのナノウェポンの能力は形状変化。


クロスが思った形状に一瞬で変化しその頑丈さもオリハルコンを優に越えるとまで言われている。

また特出しているところは、このナノ鉱物には意思があると言われている。


ナノ鉱物が認めた者にしか反応を見せずその者以外にはただの石ころとなんら変わらないと言われている。


「ふっ。欲しいのならくれてやるぞ?別におれはこの武器じゃ・・・」


そうクロスが発しようとした瞬間クロスの左手に持っていたナノウエポンが光り輝いた。

まるでクロスの言葉に異議を唱える様に。

そして突如として一人の幼女がそこに現れた。


「うぬ?クロスはいまなんて言おうとしたのじゃ?怒らないから言ってみるのじゃ。ほら、早く。」


その幼女は口元は笑っているが眼だけは全く笑ってはいなかった。虫けらでも見るような、まるでその視線だけで心臓を意図も容易く止めてしまいそうな視線を死神に向ける。


その視線にさすがのクロスも身震いを覚える。


「すいません。冗談です。」



クロスまさかの謝罪。

そのことにヘクターは驚愕を密かに覚える。

あの傲慢で絶対の自信を持つクロスがこんなにも容易く頭を下げるとは。


「わかればいいのじゃ。クロスが他の武器を使うなど考えただけでも鳥肌ものじゃ。クロスは我輩だけをいつ何時も手放さず身につけておればいいのじゃ。ん?そうじゃっ!!いっそのこと永久の伴侶になってもよいぞクロスよ?そうだそれがいいのじゃ!!!そうすればわしのクロスにちょっかいばかりだしよるあの忌々しいミレイとかいう頭でっかちの小童に我との格の差を思い知らしてやるのじゃ。うむうむ、そうと決まれば婚礼の儀式をいますぐはじめなくて・・・・」


ドガっ!!!!!!!!!!!


暴走気味になっていた幼女にクロスのチョップが炸裂する。


「う~~~~~。クロスよ何をするのじゃ~~~><」


涙目になりながら頭を抑えてクロスに抗議をする。


「調子に乗りすぎだ咲夜。一応戦闘中だ。まぁ相手は変態だが。」


「そういえばそうじゃったな。まぁ相手は変態じゃがのう。」


そして昨夜は視線をヘクターに向け再び口をひらいた。


「おぬしが隠し持っているそれは使わぬほうがよいぞ。それは劇的な力を得るかもしれぬがおぬし自身の肉体をほろぶやもしれぬぞ。」


咲夜はまるで・・・・・・・・・・


To be continued


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