表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

大陸へ

 戦闘終了後、倒した魔物を精霊魔法を使い土に埋める。

食料を確保と同時に実践を経験しようと考えた訳だが、空腹とはいえ昆虫を食べるのは躊躇われた。


 代わりとなる食材を探しに森の中を進もうと歩き出すが、MPの消費による疲労でその足取りは重い。

それでも食欲が勝ったのか鑑定を使い次々と食材を採取し続ける。


 日が完全に沈んだ時刻に採取は終わり、丘の上に戻る。果物を見つけた時はその場で食べたので、手に持っているのは主に野草である。それらを精霊魔法で水洗いし、就寝する。


 翌日、目が覚めると昨日と変わらない景色に夢でないことを実感しながら野草を食べる。

野草を食べ終えると、この島から出るため、砂浜へ向かい、海へと出る。


 海は穏やかで、水平線まで変わらない景色が続いている。しばらく景色を楽しみながら進んでいたが、変わり映えしないため直ぐに飽き、暇なので色々なことを考えながら移動速度をあげていく。


 始めはこの世界やスキル等について考えていたが、次第にどのように暮らしていくかに内容が変わっていった。もっとも、何の身分も無い者が就ける職など限られている為、考える必要もないが。


町に着いてからの生活を楽しみにしながら、海の上を水上歩行を使い走り続ける。




 海に出てから2日が経過した。食料については、時々襲ってきた魚の魔物を食べており、問題はなかったが、島を出てから他の島が見つからないため休憩が出来ず、体力が限界に近かった。


 日が沈み始めた頃、なんとか意識を保ちながら進み続けていると、ようやく大陸と思しき広大な陸地が見えてくる。


 陸地に辿り着くと、溜まっていた疲労や、緊張が途切れたのか、倒れるように眠りについた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ