22話 水の都市
書き終わったー!
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「それじゃ…短い間でしたけどお世話になりました」
「気をつけていけよ!」
俺は東の都市リースト・ランブレッジを離れ、北の都市に行く…
北の都市の王様と国際協力をする為だ。
「あの…レガニスさん…」
レガニスは「何だ?」と言い、腰に手を当てる。
「なんで…俺を国際交流人に推薦したんですか?」
「…特に理由なんてねーよ。ただそこに玲がいたから…お前にした。」
レガニスはため息を吐き、説明をした。
…理由はなしか。
俺はレガニスさんに別れの言葉を言って、歩き出す。
北の都市か…どんな所なんだろう。
あっ…!そうだ!
「レガニスさーん!ミラとクリファが東の都市に戻ってきたら…この件のこと、説明しといてくれよ〜!」
「ああー!任せろ〜!」
俺はまっすぐな道を走り出す。
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俺はただまっすぐの道をひたすら歩く。
周りは草、木、とても平坦な場所。
自然豊かで良い所だな〜
俺はクリファに貸してもらっている黒龍斬剣を取り出し、杖代わりにした。
…ミラ、クリファ…あいつらがいないと、寂しいな…
---魔王城
「おい!聞いたか?東の都市に攻め込む為のワープゾーンが冒険者に壊されたらしいぞ!」
「マジかよ。俺その為に新しい剣に変えたばっかなんだけど。」
二匹のオークが魔王城で東の都市の件を話していた。
それもそのはず、、あの魔王城門番ケルベロス、中級魔族でも上の方だったファーララ、エリート二人がワープゾーンを護衛していたのに冒険者の手によって倒されたからだ。
「しかも…魔王様いわく、東の都市は絶対に潰したいそうで…ワープゾーンの護衛に失敗したファーララ様は魔王軍から追放されたんだとよ。」
「ケルベロスは過去の偉業のおかげで何とか追放を逃れたか。」
「そこまでして、東の都市を潰したいなんて…何か理由とかあるのかな?」
二匹のオークは魔王城の周りを監視しながら、世間話をしていた。
「しかも…流石魔王様だよな〜。まさか、都市の全てを支配しようとするなんて!」
「流石だぜ!魔王様〜!」
「うんうん!!そうだよね〜!流石は魔王様!」
…背後から謎の声
オーク達はすぐに後ろを向き、剣を構え、誰の声なのか確認をした。
そこには二つの剣を持ち、堂々と立つ者がいた。
オーク達はすぐに剣を下ろし、地に頭を付け、土下座をした。
「申し訳ございません!無礼な行動をしてしまい、すぐにお詫び申し上げます!」
その男は、ヘラヘラと笑いながらオーク達を許した。
「いいよ気にすんな!驚かして悪かったな!」
オーク達は顔を上げ、その男の目を見て跪いた。
「何故…あなた様がここにいるのですか…?」
「……魔王幹部の一人、死兆のアイン様」
「ハハハ!別にまだ俺は都市に攻め込む命令を下されてないからね〜。…ていうか!さっきの東の都市の件、ほんと!?」
アインはそこら辺の椅子に座り、さっきの話の説明をしろとオーク達に言った。
---「なるほどね〜」
「はい、ですからファーララ様は追放されました。」
アインは笑いながら、剣を取り出しその剣を見上げながら言った。
「あいつらを倒した冒険者とやりたいな〜。東の都市に行きたいな〜。」
アインから流れ出る殺気にオーク達は身震いをした。
そしてその剣をオーク達に振るった。
オーク達は「ヒィー!!」と言い、頭を抱えながら地面に倒れ込んだ。
オーク達の後ろの岩が切り刻まれた。
アインは剣をしまい、オーク達に「バイバイ!」と手を振って、姿を消した。
「…お前ちびった?」
「うん…」
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そして、この件から5日後。
魔王幹部 死兆のアインに北の都市の殲滅命令が下された。
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そして、この男島坂玲も東の都市リースト・ランブレッジを出発して5日後…北の都市メリティ・レイバースに到着した。
「やっと着いた…北の都市…沢山歩かせやがって。」
俺は北の都市を探索しようとゆっくりと歩いた。
レガニスさんが言っていた通りだ…。
水…水…当たりを見回すと視界の中に必ず水が写る!
流石は水の都市とも言われている場所だ!
至る所に水が流れている。
俺は喉が渇いたので水を飲もうと噴水に行く。
「噴水の水って飲んでも良いよな!?綺麗だし!」
俺は手で噴水の水をすくい、口に運ぼうとする。
「飲んじゃダメ〜!!」
「うわ!?」
飲もうとした瞬間。横から思いっきりぶつかられた。
俺は地面を転がり、倒れた。
たく、誰だよ…ちゃんと前見て歩けよ。
俺はぶつかってきた相手を怒ろうとする。
「おい!お前!ちゃんと前を見て歩けよ!」
ぶつかってきた相手は綺麗な赤髪で、気弱そうな男だった。
「すみません。でも…あの…噴水の水飲もうとしてましたよね?」
「ああ、そうだよ!」
そいつは俺が少し、声を荒げたくらいですごくビビって声を出せなくなってしまった。
俺はその様子をジッと見る。
そして、また噴水の水を飲もうとする。
俺がまた水を飲もうとしているのを見て、急いで俺にしがみつき、止めようとしてきた。
「何だよ…もしかして、…飲んじゃだめ?」
男はコクリと頷き、手を離した。
水の都市なのに、噴水の水は飲んじゃいけないのかよ…
「あの〜どうぞ!」
赤髪の男は、水の入った水筒を俺に渡してきた。
俺はそれを手に取り、沢山水を飲んだ。
ぷはぁー!うめ〜。
「ありがとう!おかげで喉が潤ったよ!」
赤髪の男はニコッと笑い、その場を去ろうとする。
おい…待てよ!
男はすぐに見失ってしまった。
「何だったんだ…あの人。水筒も返せなかったし…」
まあいいか…。俺は目的である、王様に会う為に北の都市の城へと歩く。
読んでくれてありがとう〜!




