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スキルが一つしかない世界で、魔王は倒せますか?  作者: けいけき
北の都市メリティ・レイバース
22/24

22話 水の都市

書き終わったー!

---

「それじゃ…短い間でしたけどお世話になりました」


「気をつけていけよ!」


俺は東の都市リースト・ランブレッジを離れ、北の都市に行く…

北の都市の王様と国際協力をする為だ。


「あの…レガニスさん…」


レガニスは「何だ?」と言い、腰に手を当てる。


「なんで…俺を国際交流人に推薦したんですか?」


「…特に理由なんてねーよ。ただそこに玲がいたから…お前にした。」


レガニスはため息を吐き、説明をした。

…理由はなしか。

俺はレガニスさんに別れの言葉を言って、歩き出す。

北の都市か…どんな所なんだろう。

あっ…!そうだ!

「レガニスさーん!ミラとクリファが東の都市に戻ってきたら…この件のこと、説明しといてくれよ〜!」


「ああー!任せろ〜!」


俺はまっすぐな道を走り出す。


---

俺はただまっすぐの道をひたすら歩く。

周りは草、木、とても平坦な場所。

自然豊かで良い所だな〜

俺はクリファに貸してもらっている黒龍斬剣を取り出し、杖代わりにした。


…ミラ、クリファ…あいつらがいないと、寂しいな…


---魔王城

「おい!聞いたか?東の都市に攻め込む為のワープゾーンが冒険者に壊されたらしいぞ!」


「マジかよ。俺その為に新しい剣に変えたばっかなんだけど。」


二匹のオークが魔王城で東の都市の件を話していた。

それもそのはず、、あの魔王城門番ケルベロス、中級魔族でも上の方だったファーララ、エリート二人がワープゾーンを護衛していたのに冒険者の手によって倒されたからだ。


「しかも…魔王様いわく、東の都市は絶対に潰したいそうで…ワープゾーンの護衛に失敗したファーララ様は魔王軍から追放されたんだとよ。」


「ケルベロスは過去の偉業のおかげで何とか追放を逃れたか。」


「そこまでして、東の都市を潰したいなんて…何か理由とかあるのかな?」


二匹のオークは魔王城の周りを監視しながら、世間話をしていた。


「しかも…流石魔王様だよな〜。まさか、都市の全てを支配しようとするなんて!」


「流石だぜ!魔王様〜!」


「うんうん!!そうだよね〜!流石は魔王様!」


…背後から謎の声

オーク達はすぐに後ろを向き、剣を構え、誰の声なのか確認をした。

そこには二つの剣を持ち、堂々と立つ者がいた。

オーク達はすぐに剣を下ろし、地に頭を付け、土下座をした。


「申し訳ございません!無礼な行動をしてしまい、すぐにお詫び申し上げます!」


その男は、ヘラヘラと笑いながらオーク達を許した。


「いいよ気にすんな!驚かして悪かったな!」


オーク達は顔を上げ、その男の目を見て跪いた。


「何故…あなた様がここにいるのですか…?」

「……魔王幹部の一人、死兆のアイン様」


「ハハハ!別にまだ俺は都市に攻め込む命令を下されてないからね〜。…ていうか!さっきの東の都市の件、ほんと!?」


アインはそこら辺の椅子に座り、さっきの話の説明をしろとオーク達に言った。


---「なるほどね〜」


「はい、ですからファーララ様は追放されました。」


アインは笑いながら、剣を取り出しその剣を見上げながら言った。


「あいつらを倒した冒険者とやりたいな〜。東の都市に行きたいな〜。」

アインから流れ出る殺気にオーク達は身震いをした。

そしてその剣をオーク達に振るった。

オーク達は「ヒィー!!」と言い、頭を抱えながら地面に倒れ込んだ。

オーク達の後ろの岩が切り刻まれた。

アインは剣をしまい、オーク達に「バイバイ!」と手を振って、姿を消した。


「…お前ちびった?」


「うん…」


---

そして、この件から5日後。

魔王幹部 死兆のアインに北の都市の殲滅命令が下された。


---

そして、この男島坂玲も東の都市リースト・ランブレッジを出発して5日後…北の都市メリティ・レイバースに到着した。


「やっと着いた…北の都市…沢山歩かせやがって。」


俺は北の都市を探索しようとゆっくりと歩いた。

レガニスさんが言っていた通りだ…。

水…水…当たりを見回すと視界の中に必ず水が写る!

流石は水の都市とも言われている場所だ!

至る所に水が流れている。

俺は喉が渇いたので水を飲もうと噴水に行く。


「噴水の水って飲んでも良いよな!?綺麗だし!」


俺は手で噴水の水をすくい、口に運ぼうとする。


「飲んじゃダメ〜!!」


「うわ!?」


飲もうとした瞬間。横から思いっきりぶつかられた。

俺は地面を転がり、倒れた。

たく、誰だよ…ちゃんと前見て歩けよ。

俺はぶつかってきた相手を怒ろうとする。


「おい!お前!ちゃんと前を見て歩けよ!」


ぶつかってきた相手は綺麗な赤髪で、気弱そうな男だった。


「すみません。でも…あの…噴水の水飲もうとしてましたよね?」


「ああ、そうだよ!」


そいつは俺が少し、声を荒げたくらいですごくビビって声を出せなくなってしまった。

俺はその様子をジッと見る。

そして、また噴水の水を飲もうとする。


俺がまた水を飲もうとしているのを見て、急いで俺にしがみつき、止めようとしてきた。


「何だよ…もしかして、…飲んじゃだめ?」


男はコクリと頷き、手を離した。

水の都市なのに、噴水の水は飲んじゃいけないのかよ…


「あの〜どうぞ!」


赤髪の男は、水の入った水筒を俺に渡してきた。

俺はそれを手に取り、沢山水を飲んだ。

ぷはぁー!うめ〜。


「ありがとう!おかげで喉が潤ったよ!」


赤髪の男はニコッと笑い、その場を去ろうとする。

おい…待てよ!

男はすぐに見失ってしまった。


「何だったんだ…あの人。水筒も返せなかったし…」


まあいいか…。俺は目的である、王様に会う為に北の都市の城へと歩く。
















読んでくれてありがとう〜!


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