1話 はじまり
初めての投稿。すごく緊張しますが見てくれると嬉しいです!
「イタタタ、、」
そう言って、俺はゴミの山から顔を出し辺りを見回す。
(……どうやら、ここは路地裏っぽいな。)
ゴミの山にハマった足を引っこ抜き、地面に立つ。
狭い道が長く続いている。ちょこっとだけ、小さな店もあるようだが、店はやってなさそうだ。
「うぅ、、頭が痛い。」
頭がズキズキとして少しふらついてしまう。
俺は何をしていたんだ?と頭の中に一つの疑問が浮かんでくる。というかここはどこだ?なぜ路地裏にいるんだ?と次々と疑問が増えていく。
すると大通りの方から賑やかな声がたくさん聞こえてくる。
(何だ?何があるんだ?)
俺は様子が気になり、考えもなしに走り出してしまう。
そこには、デカい剣や盾などの武器を背負って歩く男、杖を持ち、面白い服装をする魔法使い、現実の世界とは違う建物の作りや奥に見えるとても大きな屋敷。ついに俺は来てしまったのだ。
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異世界に。
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突然のことでとても興奮して笑みが止まらない、俺は自分の顔にビンタする。
とりあえず情報整理を俺は行うことにした。
(俺は路地裏でゴミに埋もれていて、起きてみると大通りの方が騒がしかったから、行ってみたら異世界の町にいました。)
「…………いや、どうゆうことーーー!?」
俺は、大きい声をだしツッコんだ。
すると、奥から俺の声を聞いて女性が近づいてきて俺に喋りかけてきた。
「あのー……大丈夫…ですか?」
まるで、頭のおかしい人を相手にするような言葉で俺に話しかけてきた。俺は、大きい声を出してしまったことについて謝った。
「すみません。大きな声を出してしまって、あのここの住人さんですか?もしよかったら町を案内してくれませんか。」
そう言い、俺は一旦落ち着く。俺に話しかけてくれた女性はとても顔が整っており、可愛らしい見た目をしている。(俺と同じ年齢か?)そう頭の中で考えていると、彼女が俺の質問に答え出した。
「はい。私はここの住民です。あなたはここにくるのは初めてですか?」
「そうなんです!突然この町にいて、ここはどこですか?」
俺は大きな声で彼女に問いかける。
彼女は少しポカンと驚いており、数秒ぐらい経つと
クスクスと笑い出した。
「初めまして、私の名前はミラ・ローザー。職業は弓使いだよ!」
「この町のことを知らないなんて、君初心者だなー?」
ミラは明るい自己紹介をする。
俺は心の中でミラの質問にイエス!と答える。
「大丈夫!このミラ様が、この始まりの町『サランディスコ』を案内してあげよう!ついて来たまえ!」
彼女は笑顔で、自己紹介をし、町案内をしようとする。俺はすぐに頷き、ミラの後ろをついて行く。
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町を歩きだし、ミラはこの町のことを説明すると、次に俺のことについて質問し出した。
「君変わった服装をしているね!」
「どこから来たの?」
「俺は、、、日本って所から来たんだ。」
ミラの質問に俺は、少し不安そうに答える。
この世界に日本という国はないからだ。
(日本?どこの国だろう?遠い所かな、)
ミラは少し戸惑ってしまい、すぐに別の話題へと切り替えた。
「ねぇ、あなた名前なんて言うの?」
「・・・俺の名前は島坂玲。玲って呼んでくれ。」
「レイって言うんだ!よろしくね、玲!」
ミラは俺の名前を知れて、少し嬉しそうだ、
ミラは、とてもお人好しで可愛い女の子だと俺は思い、感じる。金髪で艶が良い髪、肌が白く、スタイルが良い。俺はまじまじとミラを観察する。ミラは少し恥ずかしそうにしていた。
俺は自分のやっていたことに気づきミラに、この世界のことについて質問をした。
「職業ってどのくらい種類があるの?魔物とかいる?ギルドとかってあるの?スキルも、」
テンションが上がってしまい、ミラにたくさんの質問をしてしまう。ミラは俺の質問を聞いて、少し驚くがすぐに質問の答えを言う。
「まず、職業は剣士、魔法使い、獣使い、サポーター、盗賊などたくさんの種類があるよ!」
「次に魔族のことだね。魔物は沢山いて、年々問題になってるの。」
「魔物の繁殖が年々増えていって、私たち冒険家も頑張って狩りをしているけど。全然減らないし、増えていくばっか。」
ミラはとても困っている顔で答えた。やはりそれだけ、魔物の数が多いのか。
「ごめんね!変に文句ばっか言っちゃって」
「質問の続きをしよっか。ギルドはね、、あるよ!」
「パーティー人数はあまり決まってはいないけど、大体4人組のパーティーかな?」
俺は心の中で飛び跳ねる。
パーティを作れて一緒に冒険できる!
(早く仲間を見つけたい、冒険したい!)
俺は少しニヤついてしまう。
それを見て、ミラは微笑んだ。
「早く仲間を見つけれるといいね!」
「ミラは仲間とかいるの?もしかして1人で狩りをしている感じ?」
沢山の質問をする俺を見て、ミラは嬉しそうに答える。
「私は、今は1人だよ。前のパーティーは抜けたんだ。」
「……そうなんだ」
意外だった、ミラみたいな優しく明るい人は仲間がいるんじゃないかって思っていた。
すると、ミラが最後の話を始める。
「最後にスキルの話だけど……」
ミラはこの話を言おうか迷っている。
俺はすかさず、ミラに問いかける。
「どうした、、、まさかスキルとか、ない!?」
玲はすごく、がっかりしたように言う、するとミラが慌てて、それを否定する。まるで、先生が生徒の間違いを訂正するかのように。
「この世界はね…スキルが一つだけなの」
「え?、、、えぇぇーー!?」
俺は、ミラの言った言葉に驚きを隠せなかった。
見てくれてありがとうございます!




