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〇〇したい女の子たち  作者: 車男
34/45

夏っぽくしたい夏美ちゃん

 「うわー、びしょびしょだ…」

夏休み、ナツはテストの成績があんまりよくなかったせいで、夏課外っていうものに出なくてはならなくなってしまいました。こんなことなら、テスト勉強、もっと頑張っておけばよかったなあ…。って言ってももう遅いですけどね。1日目は家の用事で出席することができなかったので、2日目からの参加です。なのに今日はあいにくのお天気。雨のせいか数分遅れて電車が駅につき、駅から学校へ行く間に急に雨が強くなりました。おかげで、傘を差してはいたものの、全身雨に打たれてしまいました。制服も、髪も、しっとり濡れています。特にひどいのは足元で、校門の近くの道が大きな水たまりになっていて、無理矢理突っ込んでしまったものですから、ローファーも靴下もぐっしょりです。とっても、気持ち悪い…。

 なんとか課外の始まる前には昇降口につきました。濡れてびしょびしょのローファーを脱いで,中にたまった水をばしゃーっと流します。そして靴箱にしまい、上履きを取り出します。終業式の日に持って帰ることになってはいましたが、ナツは部活があるので置いたままです。お盆休みのときに持って帰ろうかなって思っています。覚えていたら、の話ですが…。ローファーが浸水していたので、紺色のハイソックスもびしょびしょです。指をぐーぱー、とすると、ぐじゅ、ぐじゅ、と雨水がしみだしてくるのがわかります。とても気持ち悪いのですが、あいにく替えの靴下を持っていなかったので、諦めてそのまま上履きに足を入れます。わー、もっと気持ち悪くなったような…。授業中は脱いでおこうかなと、廊下を進みながら考えていました。

 ぐじゅ,ぐじゅ,と一歩進むごとに水がしみだして上履きの中敷きに吸い取られていくような感覚を味わいながら教室に入ります。席は前から詰めて座るみたいで、ナツはまだ空いていた、いちばん前の列へ向かいます。横の席には見覚えのある後ろ姿の女子生徒。同じクラスのカナちゃんでした。

「あ、なっつんだ!おはよ!」

「おはよー。雨、すごかったね!」

カナちゃんも課外参加者というのは知りませんでした。一人じゃなくてよかった!

「あれ、カナちゃん、どうしてハダシなの?濡れたから?」

「うん、濡れたのもあるけど、暑くって靴下履いてきてないんだー」

カバンを置いてカナちゃんの方を見ると,なぜか上履きも靴下も履いていませんでした。制服はしっかり着ているのに、足元は裸足です。ナツと同じように、雨に濡れちゃったのかなって思いましたが、話を聞くとどうやら違うみたいです。暑いから、履いてない…?

「えー、マジ?上履きも?」

「そうそう」

「え、きちゃなくない?」

「まあ、汚れちゃうけど、洗えばいいし!」

そう言って、なにも履いていない素足を机の前にグイっと伸ばします。ちょうど歩いてきた男子生徒が、驚いた様子でその足元を見ていました。カナちゃんはそれに気づいていない様子です。男子には、刺激が強すぎるような…!

「そ、それはそうだけど…」

確かに、裸足で過ごすのは涼しくて気持ちよさそうです。ナツも、いつもなら靴下も上履きもしっかり履いて過ごしますが、今日はどちらも雨でびしょびしょです。カナちゃんが裸足なら、ナツが裸足になっても、そんなに目立たない、かな…?ナツは少しだけ考えて、今日一日だけの決断をしました。

「…よし、決めた!ナツも裸足になる!」

「え!」

ナツがそう宣言すると、カナちゃんは嬉しそうな声を上げました。そしてその決断が揺らがないうちに、と、ナツは上履きをその場で脱いで、椅子に座って靴下も脱いでしまいました。途端に感じる開放感。冷たくてじとじとでしたが、素足になるとすっごく気持ちいいのです。素足はまだ雨で濡れていましたが、冷房の風が吹いてすぅーっとする感じです。

「ふー、ほんとだ、脱いだらすっごく涼しいね!」

「でしょ、でしょ!」

思わず、足の指をグネグネと動かして、その間も乾かしてしまいます。本当に、気持ちいい…。クセになりそうです!


 「ちょっとトイレ行ってくるねー。カナちゃんもいく?」

「うん、じゃあいっとく!」

課外授業が始まる10分前。おしゃべりをしていた私たちですが、カナちゃんがトイレに誘ってくれました。誘われれば、今までそんなことはなかったナツも、急に尿意が…。ついていくことにします。それまで机の棒にのせたり、ぶらぶらさせたりして乾かしていた素足ですが、さすがになにも履かないまま校内を歩くのはテイコウがあって、上履きに足を入れます。けれど、

「わ…、上履きも濡れちゃってるよ…。気持ち悪い…」

濡れた靴下のままで履いてしまったせいで、上履きも中はびっしょり、ひんやりでした。これを履くのは相当な気持ち悪さです…。

「それじゃあさ、私みたいに、裸足でいたら?」

「えー、それは,ちょっと…、うーん…」

カナちゃんが素足の先をまたナツに見せつけてきます。上履きも靴下も履かない、裸足のカナちゃん。とても気持ちよさそうですが、うーん、裸足のまま歩くのは…。しばらく考えて、結局ナツは、気持ちよさを取りました!

「うん、わかった!最後に洗えばいいもんね!」

足の裏が汚れてしまうのはゼッタイですが、まあ、最後に洗えば大丈夫でしょう!ということで、ナツもカナちゃんと同じように、裸足のままで今日一日を過ごすことにしました。学校の中を裸足のまま歩く…。たぶん、生まれて初めてです!


「あれ、スリッパ、一つしかないの…?」

裸足のままカナちゃんと一緒にトイレに来たのですが、問題発生です。トイレは専用のスリッパが一組しか置いてありませんでした。これでは一人ずつしか入れません。けれどナツはもうけっこうガマンの限界がきています…!

「なっつん、使っていいよ!私、このままでいいから!」

「え、カナちゃ…ってマジ!?」

もじもじするナツを横目に、カナちゃんは裸足のまま、トイレへと入っていってしまいました。勇気あるな…!止める間もなく個室に入ってしまったので、ナツはありがたく、そこにあったスリッパを履いて、個室へと入りました。ごつごつとしたスリッパの感触は、これも初めて味わいました。

 「ありがとね、カナちゃん」

「いいよいいよ!特に汚くなかったし!」

ナツの方が先に用をたして、手洗い場で手を洗っていると、裸足のカナちゃんが出てきました。手洗い場の床は、前に使っている人の水が飛んでところどころ濡れていました。足の裏にひんやりとした感じがあって、少しだけ気持ち悪い…、ですが、すぐに乾くと思います。

 教室に戻ると、濡れた上履きはそのまま床に置いて、ナツは裸足のままで席に着きました。なんとなくまだ床に裸足を付けるのはテイコウがあって、授業中はずっと机の棒に足を置いていました。その棒というのもひんやりとしていて、気持ちよく感じました。


 「次で終わりだね!」

2時間目のあとの休み時間、ナツは隣のカナちゃんとおしゃべりです。お互いに裸足の女子が二人。周りから見たらなんて思われているんでしょう…。

「ほんとだねー、また明日もあるなんてやだなー」

カナちゃんはそう呟きながら、足をぶらぶらさせています。ちらちら見える足の裏は、一日中裸足で過ごしているせいで灰色に汚れちゃっています。かわいいな。そんなカナちゃんを見て、ナツは自分でも思いかけない質問をしてしまいました。

「がんばろうよ!…カナちゃんって、もしかして明日も裸足で来るの?」

「うん、課外中は、ずっと裸足で来るって決めてるんだ!」

「そ、そうなんだー…」

自分から聞いていて何なのですが、とてもドキドキする質問です。カナちゃんは何とも思っていないみたいだけれど…。むしろ、喜んでいるような感じがします。カナちゃんは明日も裸足なんだ…。ナツは、どうしようかな…。

「なになに?なっつんも、裸足で来る?」

「ふえ?!えっと、うん、考えとく!」

急にそう言われてしまって、心の準備ができていませんでした。パタパタと席に戻って、次の準備をして心を落ち着かせました。明日は…、うーん、どうしようかな。


 「…はい、今日はここまで!宿題をしっかりやっておくように!」

英語の授業で今日の課外は終了です。3時間だけだけれど、夏休みだっていう意識もあって、長く感じてしまいます。結局、一日中裸足のまま過ごしちゃったな…。もう靴下、履きたくないな…。

「おわったねー。なっつん、この後、どうするの?」

「このあと?うーん、部活かなあ」

「そっかあ、残念」

ナツは高校に入った当初から、テニス部です。練習は基本的に外のテニスコートでやっています。夏はとても暑いけれど、日焼け止めを塗って、水分をとって、がんばっています。

「明日だったら部活もないし、おわった後どっか行く?」

「あ、いいね!」

せっかくの夏休みで、学校は早く終わります。明日なら、テニス部もお休みなので、ランチにでも行こうかな!外を見ると、朝降っていた雨もあがって、日がさしていました。雨は嫌だけれど、晴れもこの時期はきついです。曇りなら、サイコーだったんたけどなあ…。

 椅子の棒に干していた靴下を触ってみますが、少し乾いたかなって感じはするものの、まだまだ履けそうにはありません。上履きの中敷きも、手で触ってみると相変わらず濡れたまま。こっちも履きたくないなあ…。ということでナツは、靴下を上履きの中にぎゅぎゅっと入れて、裸足のまま席を立ちました。今日はもうこのまま、裸足で部活に行くことにします。ちなみに、部活着などは部室のロッカーに入れてあります。そこに行けば、替えの靴下とかあったかな…。でも遠いので取って戻ってくるのも面倒ですね。

「あとで、なっつんにランチでいきたいとこ送るね!」

「あ、うん、ありがと!」

 荷物をまとめて、ナツは裸足のままで席を立ちます。カナちゃんも、もちろん裸足です。上履きに、靴下まで履いている(それが当たり前なのですが…)ほかの補習メンバーの人たちが帰っていく中、裸足のままで廊下へ出るナツとカナちゃん。

「…なんか、私たちだけ裸足って、改めて恥ずかしいね…」

「そう?私はもう慣れたけど!というか気にならないなあ」

「すごいなあ、カナちゃん」

ペタペタと階段を下りて廊下を歩いて、昇降口近くで別れます。カナちゃんはそのまま帰るようですが、ナツはこの後部活があります。補習のないメンバーはすでに練習を始めているので、急がないと、です!


 「じゃね!部活、がんばって!」

「うん、また明日!」

カナちゃんと別れて、ナツは裸足のまま、ペタペタとコンクリートの渡り廊下を歩きます。廊下や教室の床はつるつるのタイルでしたが、コンクリートはごつごつ、ざらざらです。外にあるので、グラウンドの砂が飛んでくるのでしょう。そして今朝の雨のせいか、渡り廊下は一面まだ濡れていました。裸足のままなのでひんやりした感触を足の裏に感じます。そして体育館1階の部室までたどり着いたとき、ふと思い出しました。

「…あれ、上履きと靴下…、あ!」

補習の教材が入ったかばんは持ってきていたのですが、机の下に脱ぎ置いていた上履きと靴下を、あの教室にうっかり忘れてきてしまったみたいです。

「どうしよう…」

ただでさえ、ほかのメンバーよりも遅く練習に参加するのに、取りに戻っていたらもっと遅くなってしまいます。ほんの数分かもですが、部長から何か言われるかもしれません…。

「あれ?夏美、補習おわったの?」

「ひゃい!」

突然声をかけられて振り向くと、そこにいたのは副部長でした。3年生の先輩です。部長と並んで、後輩には厳しい人です。

「みんな待ってたよー。さ、着替えてコートに集合ね!ミーティングするよ!」

「わ、わかりました!」

副部長に見つかってしまい、今日はこのまま部活に参加することになりました。裸足のままで更衣室に入って、自分のロッカーを開けます。洗濯してたたんだ部活着に、部活用シューズ。

「あれ、靴下、ない…?」

いつもは靴下を履き替えて、部活中はスニーカーソックスを履いているのですが、あいにく今日に限って持ってきていませんでした。あの教室に戻れば靴下はありますが、まだまだ乾いていないでしょう。

「夏美ー、着替え終わったー?」

「あ、は、はい、あとすこしです!」

外からはいらいらした感じの副部長の声が。これは一秒たりとも時間を無駄にはできません。ナツは素早く制服から部活着に着替えると、靴下を履かないまま、素足でシューズをぐいぐいと履きました。砂が入り込んでいるのか、足の裏にざらざらした感触。思えば、今日一日裸足のままで過ごしていて、足の裏はきっと汚れていたはずですが、そのまま履いてしまいました。靴の中も汚れちゃいそう。ごわごわ、ムレムレを感じながら、ナツはラケットとボールを持って、外に出ます。テニスコートではメンバーがそれぞれ練習をしていました。今日の練習時間は昼の12時まで。あと1時間ほどです。ひょっとしたらナツ1人だけ居残り、という可能性もあるかもです…。

「はい、集合ー。全員集まったら、ミーティング始めます!」

部長が声をかけて、みんな機敏な動きで集まります。ナツもその中に集まって、体操座り。今日の残りの練習メニューが告げられて、またそれぞれ練習に戻ります。ナツは1、2年の部活メンバーと一緒に試合形式で練習を始めました。

「よろしくお願いします!」

ペアを組むのは後輩の女の子。中学からテニスをしてたみたいで、かなりうまいです。ナツも負けてはいられません!

 テニスは運動量の多いスポーツの一つ。ボールを追ってあちこち動くにつれて、靴の中はだんだんムレムレになってきます。初めて履いた時のざらざらはもう気にならなくなって、いまはそれよりも、汗をかいて蒸れがすごいことになっています。今朝、水たまりで浸水したときのように、びしょびしょです。

「はい、一旦休憩―。しっかり水分とって!」

休憩は15分ごとにあります。そのたびに水分をとるのですが、ナツはそれとあわせて、ベンチに座ってシューズを脱いでしまいました。汗でぬるぬるなので、足だけですぐにぬるん、とシューズは脱げてしまいます。けれど教室のように冷房が効いているわけではないので、足にかいた汗はなかなか飛んでいきません。足の指をくねくね、足をぶらぶらさせて、少しでも蒸れをなくします。ほかのメンバーの目も気になるところですが、女子しかいないので、そんなに気にする必要はない、かな…!

「あれ、ナツ、靴下どうしたの?」

水をごくごく飲みながら、足をぶらぶらさせていると、同学年の子が気づいて話しかけてくれました。

「あ、うん、今日忘れちゃったみたいで!」

「えー、災難だね、制服の靴下は?」

ナツは足をシューズの上に置いて、答えます。足裏に、シューズの紐の感触。

「朝の雨でびしょびしょになっちゃったんだー。それに教室に忘れてきちゃったみたいで」

「あー、雨すごかったもんね!明日は気を付けなよー」

「はあい」

そして5分ほどしたら休憩終了、練習再開です。流石にテニスを裸足のままやるわけにはいかないので、ナツはいやいやながら素足をまたシューズに入れると、コートに走って向かいました。乾かしていたおかげで少しだけムレムレ感はなくなりましたが、動いているとまた汗をかいてきます。早く終わってくれないかな…!


 「ありがとうございました!」

12時きっかりに、この日の練習は終了しました。恐れていた追加練習もありませんでした。あまりに長くやりすぎると、熱中症の危険もあるので、夏場は短く抑えられています。みんながそのまま更衣室に戻る中、ナツは一人、手洗い場へ向かっていました。そこには足洗い場もあるので、ナツは日陰に入ってシューズを脱ぐと、汗でムレムレの足を、冷たい水で冷やします。

「ふうわあああああ……」

冷たい水を足にかけると、これ以上ない気持ちよさ。思わず声が出てしまいました。

「あれー、夏美、なにしてるのー?」

「あ、気持ちよさそう!」

後から来た先輩たちがナツを見つけて、同じように靴と靴下を脱いでしまいました。水を足に当てて、ほてった体を冷やしていきます。

「くはー、冷たい!」

「でも気持ちいいね!」

「ですよね!」

しばらくの間、足に水を当てていると、ようやく体も冷めてきて、ナツは脱いでいたシューズを持って更衣室に入ります。後輩たちはすでに着替えていて、一人また一人と帰っていきました。ナツも制服に着替えると、足元は裸足のままで更衣室を出ます。少し考えて、部活用のシューズは持って帰ることにしました。素足で履いていたので、洗って乾かしておこうと思います。そうしないと、ニオイがすごいことになりそうです…。

「あ、上履き…」

裸足のまま昇降口に着いて、ナツは上履きを教室に置いたままなのを思い出しました。

「…明日でいっか!」

けれどその日は練習で疲れていたのと、あと取りに戻るのも面倒に思って、どうせ明日も使う教室なので、明日にしようと考えました。おそらくまだ靴下も乾いていないでしょう。ナツは靴箱からローファーを取り出して、そこに素足を突っ込みます。シューズとはまた違う感覚です。中敷きがないので、つるつる滑る感じ。少しぶかぶかなので、歩くたびにかかとが少し浮かんでしまいますが、慣れると大丈夫そうです。そのまま駅を目指します。確か去年も、こうして素足で靴を履いて帰ったことが何回かあります。靴下が濡れたときもあったし、履くのが面倒な時もあったかな。なので、そんなにテイコウはありません。平日の昼間なので、お客さんも少ないです。

 駅に着くと、次の電車は5分後でした。スマホを開くと、カナちゃんからラインが来ていました。明日行きたいランチのお店をピックアップしてくれています。どこもおいしそう…!

「どこに行こうかな♪」

立ったまま、片足ずつ素足をローファーから出し入れして、お店の情報をサーチしていると、家方向の電車が入ってきました。乗ってみると、どこにでも座り放題です。ナツは扉近くの席に座ると、スマホを閉じて目も閉じます。同時に、ローファーから素足を出して、その上に置きました。朝も早かったので、眠気を感じていました。家の最寄り駅までは15分ほど。少しだけうとうとしてもいいでしょうか。素足にひんやりとした空気を感じながら、ナツは電車に揺られて少しだけの眠りに落ちていきました。


つづく




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