表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/30

春眠

Web拍手(2009/03/13)


 柔らかな午後の日差しを浴びつつ、若芽の揃う芝生の上で両腕を頭の下において枕にし、惰眠を貪る。


 穏やかな春の午後、大学近くの公園の他の場所にはもっと人が多い。

 だけどここには不思議と誰も寄り付かない。

 まあ、公園内とは言い難いからなと、俺は小さく苦笑した。


 風が桜の香りと傍らで気持ちよさげに眠る女の寝息を届けてくる。


 ……女?


 何気なく見た姿を慌ててもう一度確認する。

 断っておくが、俺には彼女なんていない。


 白すぎず、黒すぎず、化粧もしていない肌はまだきめ細かで瑞々しく、春より夏祭りのほうが似合いそうな浴衣姿で、解かれた長く真っ直ぐな黒髪が青葉と重なる。


 っ!


 小さなクシャミされて慌てる。

 寒いのだろうか。


 着ていたジャケットを脱いで、女の肩口にかけてやる。

 最中ひらひらと落ちてきた薄紅の欠片が女の鼻先におちる。


 っ!


 合点のいった俺は安堵して桜の枝を見上げた。

 女が誰なのかわからないが、こんな花見も悪くないかもなと小さな苦笑を零した。

一週間一更新落としそうなので(そんな理由か

最近女性視点とか第三者視点が多いので、たまには男視点ではーさん(結局はーさん

おもてなしを書こうとしたんですが、桜を見ていたら花見になり、はーさんが寝てしまいました

(2009/03/13)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ