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第三章 六話 突然の相席

 まだ夕方と呼ぶには早い時間帯。

 陽は大きく沈んではいないし、目に見える世界も橙色にも染まっていない。


 それだというのに俺とクロードは、すでにくたくたのへろへろであった。

 夏場の水やりをサボった花のように、生気が多分に揮発してしおしおになった、そんな哀れな姿を見せていた。


 いつぞやポスターの写生をした、あの喫茶店のあのテラス席で二人仲良く揃ってぐったりと座り込んでいた。


「……なあ、ウィリアム」


「……なんだ」


「……どうして世の女性ってのは、あんなにきゃっきゃっ喜びながら、恐ろしく長い時間買い物するんだろうな……」


 どうして俺とクロードがこんな疲労困憊の体を見せてしまっているのか。

 その原因は、アンジェリカの一張羅を作ろうとしたことに求めることができた。


 そう、さっきまで俺たちはアンジェリカのドレス造りに帯同していたのだ。


 目的が目的なだけに今日の主役は女性陣。

 だから、朝の時点で今日の外出の行き先は全て女性陣に一任したのである。


 しかし、あの時の俺は思いもしなかった。

 それが俺ら野郎共にとっては苦痛な時間の始まりであったことを――


 まず、彼女らはアンジェリカに似合う服を作ってくれそうな、仕立屋を探しから始めた。

 しっかりもののアリスにしては珍しいことに、計画段階で店のあたりを付けなかったのである。


 そのことにまず面を食らったのだが、だがしかし、結果として見ればこれはまだ序の口であった。


 あそこは違う、ここも違う。


 そんな感じでゾクリュの仕立屋を延々を回り始めたのだ。

 しかもその仕立屋巡りは、ウィンドウショッピングではないのだ。


 直接仕立屋に話をするどころか、生地を手に取り、依頼料の話すらしたところすらあった。

 だが、そこまでしたというのに、店を後にすることが、それはもう何度も何度もあったのだ。


 この時点で我ら男性陣は無為な時間をひたすら過ごしている感覚に陥り、強烈な徒労感に襲われた。


 そして晴れて仕立屋が決まり、めでたしめでたし――


 ――と終わることがなかった。


 採寸と受取日が決まるや否や、次に彼女らは仕立た服に合う小道具屋巡りを開始したのだ。


 それもまたしてもどの店で何を買うか、といった見立てを立てず、ぶらぶら歩き回ってアンジェリカが気に入ったのがあれば買うといったノープランぶり。


 費やした時間に対してあまりに買った物が少なすぎる。

 あまりに効率が悪すぎる。


 その間に陽は正中に昇り、そして僅かに傾き始め。


 それと時を同じくして、俺とクロードは限界を迎えた。

 彼女たちに断りを入れて離脱し、このカフェに逃げ込んだ次第なのである。


「多分ね、俺らとは買い物の目的が違うんだよ。俺が見る限りではね」


「と、言うと?」


「俺ら男は欲しいものを手に入れるために買い物をする。だけど、彼女らは迷って迷って……そんな迷いの果てに、欲しいものを見つけたときの快感を味わうために。それが目的なんだと思うよ」


「じゃあ、なんだ。ただただ迷うのが楽しいってのか。迷った挙げ句に選んだときのカタルシスのために買い物してるってことか?」


 信じられぬといった様子のクロードの言に、俺は肯んじた。


 今日の彼女たちの様子を見ると、そうとしか思えなかった。

 何せ、あのアリスでさえ今日のノープランなショッピングを楽しんでいるように見えた。


 さらに、めでたくアンジェリカの一張羅を仕立てる店を見つけた際の彼女らの喜びようを鑑みるに、この推測は誤っていないと思う。


「俺には理解出来んなあ。むしろ下調べして、目的のブツをスムースに手に入れたときの方が嬉しく思えるんだがなあ」


「俺だってそのカタルシスには共感出来ないさ。だからこうして、カフェに逃げ込んだわけで」


 男も女も大して変わらない存在と常日頃から思っているが、時折こうして大きな断絶を見せつけられるときがある。


 それを面白いと見るか、残念と見るかは人それぞれであろう。

 俺はどちらかというと興味深いと思う方かもしれない。


 だが、こと今日に到っては、興味深いとか残念とかの感想を抱く余裕はない。

 ただただそれ以上に。


「疲れたな……」


「ああ……」


 漏れ出た心からの一言にクロードが項垂れるように首肯する。


 そして疲れを少しでも誤魔化すために、二人まったく同じタイミングで、注文したドリンクに手を付ける。


 俺は王室御用茶(ロイヤルブレンド)、クロードはブラックコーヒーを口にして、二人揃ってほうと息を吐く。

 疲労の色で彩られたため息であった。


 そのため息は、今この場に似つかわしくないのかもしれない。


 何せ今は昼下がり。

 ティータイムをするのに丁度いい頃合いだ。


 現にこのカフェは店内もテラスも満員御礼。

 各々が友人との会話を楽しんでいるように見えた。


 周りを見渡しても、俺らみたいに、疲れ切って椅子に身を委ねている客なんて一人も居ない。

 傍から見れば俺とクロードは、このカフェでとても浮いているはずだ。


 だからだろうか。


「ごめんなさい。相席、してもよろしいでしょうか」


 その浮きっぷり故に、目立ってしまったからだろう。

 相席のお願いを持ちかけられた。


 声は俺の背中の方から聞こえた。

 多分俺らよりも年が上の女性の声だ。


 一度クロードと目を合わす。

 受け入れてもいいかを相談するために。


 彼は、ゆったりと頷く。


 別に他人に知られてマズいことは話していないのだから、断る理由はないだろう――


 彼の疲れた目はそう語っていた。


 俺はまったく同意見と首肯。


 それを受け、クロードは相席を申し出た人物を見て――


 そしてそこで彼は硬直した。


 餌を求める魚のようにパクパクと口を開け閉めする。

 如何にも驚き入った様子を見せていた。

 ぷるぷると震える指を、俺の後ろに居る人物に向ける。


 驚き方が尋常ではない。

 ここまでクロードを仰天させるなんて、一体誰なのか。


 気になって、振り向いてみると――


 そこには目深に帽子を被った女性がそこに居た。

 それはそれは深く被っており、女性の顔が確認できないほど。


 しかし、彼女がただならぬ人物であることは容易に想像が付いた。


 どういうわけか顔がよく見えないのにだ。


 この人が相当な美人であることが、容易に察せられるのだ。

 何というか、妖艶な魅力を体中から放っているのである。

 これは女性が纏うオーラってやつが成せる業であるのだろうか。


 顔が見えないから、この人が誰であるかは分からなかった。

 少なくとも初対面であることは間違いあるまい。


 クロードの反応を見る限り彼女が誰であるか、それが分かっているようだから、もしかしたら彼の知古であるのかもしれない。


 だからクロードに尋ねることにした。


「なあ、クロード。知り合いなのか?」


「バッ……! お前、知り合いな訳ねえだろ! 当たり前だろうが!」


「当たり前って……それにしては、どなたか知っているような感じがしたけど」


「お前! なんて失礼なことを! この人はなあ! ルネ・フ――」


「しっ。声が大きい」


 女性が口元に指差し指を当てる。

 声を抑えてのジェスチャー。


 その際、ちらりと彼女の目元が見えた。


 ……なるほど。

 クロードが吃驚仰天するわけだ。


 彼女は俺の、そしてクロードの知古ではない。

 しかし、それでも見覚えのある顔であった。


 絵画で、リトグラフで、ブロマイド写真で。

 何度も何度も見た顔であった。


 その彼女正体とは。


 ルネ・ファリエール。


 どういうわけかは知らないが。

 世界的大女優が相席を願い出ていた。


「あっあっあっ……すすす、すいません。どうぞどうぞ。ここの椅子が空いておりますから」


「ありがとう」


 ルネ女史に窘められて、クロードは声量を抑える。

 彼女の要望通りに声を絞ってくれたクロードに、女史はにこりとスマイル。

 絵画さながらの完璧に調和の取れた綺麗な笑顔だ。


 そんな笑顔を向けられたもんだから、クロードは即座に骨抜き。

 思春期の少年のように顔を赤らめて、うねうねと身を捩って悶え始めた。 


 どうやら彼女はお忍びでこのカフェに来ているらしい。

 正体がバレることを恐れているようだ。


 で、なければ帽子を目深に被って顔を見せないようにしないだろうし、クロードの大声を控えるように求めなかっただろう。


 こうして正体を隠して街を出歩くのはきっと慣れているのだろう。

 事実俺もクロードに指摘されるまで、彼女の正体に気付くことがなかった。


「それにしても良く気がついたわね。こうしていると私の正体、案外気付かれないものなのだけれど」


 そして正体を見抜いたクロードの眼力は、女史も舌を巻くほどのものらしい。

 クロードが一発で正体を見破ったルネ・ファリエールを、俺は改めて見返した。


 店員を呼んで王室御用茶を頼む彼女は、たしか俺よりも二十いくつも上なはずだ。


 しかし彼女の顔には老いの影を見つけることができない。

 それどころか加齢すらも自らの魅力に変換しているようにすら思えた。


 洗練された美が人の形をとった、という表現がとてもしっくりくる。


「はいっ。貴女の大ファンですからっ。当然ですっ」


 きりりと努めて精悍な顔つきを作ったクロードが答える。


 ああ、そう言えば。


 クロードは戦場でルネ女史のブロマイドを常に胸元に忍ばせるほどのファンであった。

 それが発覚したとき、見合いはともかく、だから恋愛結婚出来ないのだと、分隊員に散々茶化されていたっけ。


「あら。応援して下さって本当に嬉しいわ。女優冥利に尽きます」


「ぐ、ぐぅ。ぐふふ……ぐふふ」


 そしてファリエールスマイル、再来。


 なんとか取り繕ったクロードの顔付きは、再びへにゃりと緩みきる。

 またしても顔を真っ赤にしてテーブルに突っ伏して、うねうねと身を捩り始める。

 喉の奥から湧き上がったと思わせる、とても奇っ怪なうなり声を上げながら。


 クロードが動く度にテーブルもがたがた動く。

 俺の頼んだ御用茶も琥珀色の液面がゆらゆら揺れる。

 零れちゃ敵わんと、俺はソーサーごと持ち上げて紅茶を避難させた。


 ひとしきりうねうねして気が済んだのか。

 クロードは未だ弛緩した顔を、テーブルからようやく上げた。


 もしかしたら少し前からタイミングを見計らっていたのかもしれない。

 店員がルネ女史が注文した紅茶を持って来たのは、その直後のことであった。


「あら、本当に御用茶だわ。店先の看板見たときは半信半疑だったけれど、この街にはきちんと本物を出すお店があるのね」


 彼女の下にやって来た紅茶に、静かに、そして優雅な所作で口を付けて一言。

 メニューには王室御用茶と書かれていたそれの真偽を、実際に口にまで疑っていたようだ。


「王族と茶会をしたことがあるのですか?」


 未だ夢見心地で呆けているクロードを横目に、女史に問う。


 俺も殿下とお茶したことはあったが、あの人はなにぶんコーヒー党であったため、俺は王族が出す御用茶を飲んだことがなかった。


 だから、この店で出される御用茶が本物か否か。

 その判別が実はつかなかったのだ。


「ええ。王国公演の度にお誘いを受けるの」


「良く味を覚えていますね。自分だったら緊張で味が分からなって、どれもこれも同じ味に感じてしまいそうです」


「私も貴方くらいの歳のころはそうだったわ。でも、ある時気付いたの。王族のお茶会とはいえ、出席者は少人数。いつも観衆の前で役を演じきることが出来るのに、どうして少ない人たちの前で緊張することがあるのかしらってね」


「それはなんとも。いや、素晴らしい胆力です」


 この肝の強さもきっと、彼女を大女優にのし上げた一つの要因であるのだろう。

 その気の強さはまったくうらやましい限りであった。


「あっ、あのっ。すいませんがっ」


 言葉をしゃべれるくらいには落ち着きを取り戻したクロードが、おもむろに女史に話しかける。


 ただ、緊張しているのだろうか。

 目は常に泳いでいて、女史と目を合わせることが出来ていなかった。


「ぶしつけに申し訳ありませんがっ。こちらにサインをお願いしますっ」


 どうやら胸元にファリエール女史の写真を潜ませていたのは、戦後でも同じであったようだ。


 今、目の前で彼はぬるりと内ポケットから万年筆と写真を取りだし、彼女にサインをねだり始めた。

 深々と頭を下げながら。

 その姿は彼の趣味の一つである謝罪行脚でよくみた気がした。


「ええ。よろこんで」


 サインを求められるのは、もう慣れっこなのだろう。

 女史は快くクロードの申し出を受諾。

 楽団を指揮するような迷いなき手つきで、自らの写真に名を記した。


「どうぞ」


「あっあっあっ。ど、ど、どうもありがとうございますっ。早速故郷に送って額縁に飾って家宝にしますっ」


「それはまあ。私なんかのサインが家宝でいいの? 身に余る光栄だわ」


「いえっ。貴女じゃなきゃダメなんですっ」


 憧れの人のサインを貰うことが出来て、クロードはまさに有頂天。

 話し方も滑舌も大分怪しくなるくらいにハイテンション。

 サインを額縁に入れて家宝にすると、聞く人が聞いたら引かれそうな発言ではある。


 しかし、その言葉に俺は――


(故郷……ねえ)


 ――少しだけ嫉妬を覚えた。


 俺の故郷……というか実家は既にこの世に存在していない。

 

 邪神に襲われ一族もろとも儚くなってしまった。


 だから、クロードのように大切な物を実家に送るという真似が、俺には出来ない。

 そのことになんとも言えない寂しさを覚えてしまった。


 にわかに覚えてしまった寂寥感を誤魔化すために紅茶を口にする。

 心なしか先ほどよりも味が落ちているように感じた。


「……貴方は?」


「えっ?」


「貴方はサイン、いらないの?」


「あ……あー」


 もしかしたら、そんな複雑な胸中が顔に出てしまったのかもしれない。


 気を遣われたか、と思うほどに優しげな声で、女史が語りかけてきた。


 が、物思いしていたことも相まってか。

 クロードのことを言えないくらいにしどろもどろとなった言葉が、俺の口から出てしまっていた。


「あー。いえ、残念ですが。ペンもなければ、書いてもらう物もないので」


「そう。残念ね。じゃあ」


 そう言うや、おもむろにファリエール女史は真っ白な手袋を外し外し始めた。

 次いで優雅な手つきでテーブルにおいたかと思うと、ぽつり一言。


「これをあげましょう。手ぶらじゃ悪いでしょうから」


「……は?」


 硬直する。

 俺もクロードも。

 ルネ・ファリエールの予想外もいいところの行動によって。


 自分、つまりは世界的な女優の私物をこうもあっさりくれてやると言うのだ。

 呆気に取られない方がどうにかしていると思う。


 そんな目をまん丸にしている俺達の姿がよほど可笑しい物なのか。

 女史は少女を思わせるあどけない笑い声をあげた。


「それじゃあ、私はお暇するわ。ちゃんとしたお茶を出してくれるお店と、熱烈なファン。その二つを見つけられて、いい散策だったよ」


 ひとしきり笑ったあと、女史はゆったりとした動作で起立。


「お代は私が払うわ。楽しい時間をありがとう。それじゃあ」


 いつの間にやら伝票を手にした彼女は、そう言い残して、俺らの前から姿を消した。


 俺とクロードが受けた衝撃は大きい。

 彼女が去ってからもしばらくは、身じろぎ一つすることも出来なかった。


「なあ、ウィリアム。頼みがあるんだが……」


「なんだ?」


 俺の頼んだ御用茶が大分ぬるくなった頃合いか。

 ようやく落ち着きを取り戻したクロードが、おもむろに話を切り出した。


 そして――


「こいつを……この手袋を譲ってくれ! 金ならいくらでも出すから! 頼む!」


 ――先のファリエール女史に見せたときよりも、さらに深い角度で頭を下げてきた。

 その頭の下げっぷりや凄まじく、あと少しで叩頭するのではないかと思うほど。


 しかも勢いよく頭を下げたからか。

 目立つ動きに周りの客らの視線が、俺ら二人に集中する。


「お、おい。クロード! 頭上げてくれ。な? なにもそこまですることじゃあ――」


「いや! 俺にはそこまですることなんだ!」


 悪目立ちするのは避けたい。

 そう思って頭を上げてくれと頼んでいるのに、クロードと来たら、まったく聞き入れようとしない。


 それどころかますます頭を深く下げる始末。

 このまま行けば、比喩表現抜きで地面に額を押しつけかねない勢いだ。


「出来れば即答してくれ! 言い値で払う! 早くしないと体温が! 手袋に残った体温がなくなってしまうから!」


「ええ……」


 どうやったら彼の頭を上げることが出来るのか。


 それを考えている間を、売り渋りと判断したのだろう。

 業を煮やしたクロードが、言い値で買うと宣った後に、とんでもない発言をしてしまった。


 あまりの衝撃発言故に俺はドン引き。

 言葉が続かず、無言の間を作ってしまった。


 テラス中の視線が俺らに遠慮なく集まる。

 

 しかも都合の悪いことにこの時間帯、テラス席を利用している大多数は、暇を持て余したご婦人方。


 頭を下げることを要求している若い男と、頭を下げている若い男。


 そんな風に見える今の俺らの姿は、どうやらご婦人方の妄想を駆り立てているようであった。

 口々にひそひそ話をする始末。

 

 そうであるならば、だ。


 例えクロードの頭を上げることに成功しても。

 この好奇の視線がなくすのはそれなりに時間がかかりそうであった。


 疲れ気味のため息を俺はこっそりとついた。

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