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第5章 最後の夜-5


 次の日。

 僕は朝起きると顔を洗って歯をみがいて朝食を食べて、学校に向かった。もちろん、紫と千里眼さんもいっしょだ。

 通学途中にコハルさんとあいさつを交わす。

 板垣のおじさんが鼻歌交じりでワンボックスカーを走らせながら、僕らを冷やかす。

 期末テスト二日目は昨日と同じく集中できなかった。

 家に戻ると、診療所の方は茅結さんの職場復帰のおかげで患者さんがたくさんいた。コハルさんが作ってくれた巻き寿司をみんなで食べていた。もちろん、僕も。

 午後からは図書室で借りた本を読んだ。本のタイトルは、竹取物語現代語訳版。正直、今の僕の頭の中に物語は入ってこなかった。ただ書き綴られた文字を見ているといった方が正しいかもしれない。

 変化のない日常。

 でも、僕はそれがどんなに幸せなことか知っている。

 だから、明日もきっとこんな平凡な日常を過ごせると信じたかった。



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