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【人見知りなんです】



かくして無情にも

僕こと七瀬恥は得体の知れない女子高生と結婚することになったのでした




「勝手に物語を完結させないでください」




だって.....





「意味わからないじゃないですか!?ストーカーだと思ってた人と結婚だなんて!」

「それより雛ちゃんを追いますよ」




....雛ちゃん?





「今逃げてった子ですよ」





【図書準備室】



ガラッ



「雛ちゃんいるー?」



「篝ならいないぞ」



1-Z  都妻良玲奈(トメラレナ)


「玲奈っち、おっす」

「どなたなんです」



しがない女子高生4ですよ



「ここにもいないのかー」

「用がないならさっさと出てけよ」




....失礼しましたー




【どちらにいたんです】



「見つけましたわ旦那様。いきなり居なくならないでください」



突如現れたストーカー、もとい我が嫁

結婚した記憶はないのだが



「僕はいつ君と結婚したんですか?」

「1ヶ月前ですわ」

「何故?」

「....愛してるから」



不敵に笑う少女







アイシテル?





【結婚】




「....はっ」

「どうしたんです?」


見慣れた居間

見慣れたテレビ

見慣れた時計




「ナイさん、僕ずっとここにいました?」

「はい」


ボリボリとせんべいを食べながらこちらを見る




やっぱりユメ?






「そういえばストーカーさんいなくなりましたね」

「真さんが?」

「名前知ってたんですか」



ストーカーに名前聞くなんて変な人

ナイはそう呟く





「....名前知らないんですか?」

「はい。白無垢着てたことしか知りませんけど」






【現実は】



「しっつれいしまーす」

「あっ志摩ちゃんですよ」



どうなってるんだ?






「照眞真?」

「はい!あなたのクラスにいるでしょ!?」

「さっきからこれなの」



恥は机をバンッと叩く






「....恥さん」

「はい」










【そんな生徒はいませんよ】


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