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【桃源郷】






「ナイさんは彼女を知ってるんですか!?」



知ってるもなにも





「貴方のお嫁サンでしょう」






...ん?





『通い妻』




「照眞真です」

「いつの間に中に!?」


少女は割烹着姿

左手にはしゃもじを

右手にはおたまを

頭には三角巾を




奥さまそのもの




「それじゃ後は真ちゃんに任せますね」



ナイは立ち上がりスカートを軽く払う




「ま、待ってください!彼女はいったい...」


恥の台詞を遮るようにナイは口を開く





「結婚なさったでしょう?1ヶ月前に」








え、え、え




$%&#"!)*._[@〆ー|[〜…!?






【我は行く】




「現実逃避、というやつですね」





彼女は樺音志摩(カバネシマ)



「どこから入って来たんです」

「窓です」



サンタですか


彼女はサンタではなくしがない女子高生




【サンタマリア女学校】



「真を迎えに来たんです」


志摩は真を指差す

いつの間にか真はセーラー服に




「では行って参ります」






【旦那様】



キーンコーン カーンコーン



「そういえば真ちゃん、結婚したんだって?」




1-Z  猪狩佐津(イカリサツ)

しがない女子高生2



「相手はどんな人?」




んー....?







「ニート?」




【さあ、いざ行かん】



ニートって!?

紹介の仕方ひどくない!?



...まあそうだけど




「というよりストーカーですね」

「志摩さんいつの間に」




【不法侵入ってやつですよ】



「旦那様、いかがしましたか?」

「わー!?」



照眞真→七瀬恥・樺音志摩

???




「なにかありました?」

「いやべつに;」



どうして僕には記憶がないんだ



彼女と結婚した記憶が




それよりも


「誰かに見られているような」


恥は後ろを振り返った

誰もいない

静まり返った廊下


誰もいない


誰も.....?




「.....」

《.....》


1-Z  篝雛子(カガリヒナコ)

しがない女子高生3


《.....》

「貴方は....?」



...タッ!




「逃げた!?」





【廻る、廻るよ何処までも】






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