星に宛てた手紙
長かった雨も止んで、最近は星空が綺麗に見えるようになりました。
どの星が貴方なのかな、なんて。
毎晩空を見上げては、数えきれない光に目が眩みそうになって、胸が少し苦しくなります。
三年前、たった三ヶ月。
それだけの時間なのに、今でも私にとっては宝物で、何にも代えがたい大切な記憶です。
細かな出来事はもう薄れてしまって、
ただ、貴方が温かくて、優しくて、愛に満ちた人だったことだけが、はっきりと残っています。
それでも、私の人生を変えてしまうほど、貴方の存在は大きかった。
今、どこで何をしていますか。
金木犀の花に埋もれながら、馬鹿みたいに私を笑って呼んでくれますか。
これが最後です。本当に、本当に最後。
来年はもう、こうして貴方に向けて言葉を書くこともなくなるから。
でも、心の中にはずっといます。
これからも、ずっと一緒です。
いつか、私がそちらへ行けたら、たくさん話しましょう。
私はまだ生きます。
貴方が叶えられなかったこと、全部、私が叶えます。
約束です。
困っている人に迷わず手を差し伸べて、
励まして、寄り添って。
そんな、貴方のような優しい人になります。
だから、よく聞いてください。
大好きです。
これから先、私はたくさんの人と出会って、恋もするでしょう。
それでも貴方は尊敬と恋慕の意味で、ずっと、ずっと、特別なままです。
どうか寂しくならず、安らかでいてください。
今でも、ふとした瞬間に、
あなたがどこからか抜け出して話しかけてくる気がします。
「僕と遊ぼう」って。
そんな淡い想いを胸に、私は新しい日々を生きていきます。
また会う日まで。
さようなら。




