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笑わない令嬢 呪いの人形姫ソフィア  作者: くるくり
呪いの人形姫と戦場の殺人鬼
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戦場の殺人鬼 6

まず最初にレント王子は

問題の日

深夜担当の護衛兵士たちに

事情を聞くことにした。


イーダの部屋付と

エンニ王子の部屋付の

2人を

レント王子の

執務室へ呼び出した。


彼らは、

ことの重大さに

恐れを抱き、

正直にレント王子の

尋問に答えた。


イーダから

金品を受け取り、

その日の夜

護衛をしなかったことを

白状した。


そして、

エンニ王子の護衛兵士から、

朝、戻ると

寝室の前の廊下に

ベッドシーツが

捨て置かれていたことを

知らされた。


『ベッドシーツを何故廊下に…』


その後レント王子は

すぐに

王城の洗濯部屋へ行き

第一王子の印が付いた

朝、回収された

ベッドシーツを

持ち帰った。


ベッドシーツの

血痕を調べてみた。

なかった。


ただ、

妙な香りが

気になった。


『これは、香水?』


レント王子は

その後

イーダに

会いに行った。



イーダの侍女に

「国王から

 調査を命じられている。

 あの夜の出来事について

 イーダの部屋で

 話を聞かせて欲しい。」

と、伝えるように言った。


部屋に在室していた

イーダが

顔を見せ

挨拶してきた。


イーダは、

第二王子レントとは

初対面であった。


好感度を上げる為か、

同情を引き、

味方にする為か、

愛想良く

レント王子を

部屋に迎え入れた。


レント王子は

端正な顔立ちの

若者だった。






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